ACA SUP Instructor course flat water session @ Shiromaru-lake
今日から5日間、御岳にてACA(アメリカン・カヌー協会)のSUPのインストラクター講習を受けます!
ACAはカヤック、カヌー、ラフト、SUPなどいろんなパドルスポーツの普及、ガイダンスや指導者育成を行っている団体で、ここのインストラクター養成プログラムは「ゴールデンスタンダード」と呼ばれるくらいアメリカ全土や他の国々で認められてるそうです。
今回は、リバーベースHalau主催でコロラドから講師としてチャーリーマッカーサーさんを招いて、水曜〜金曜はレベル1&2(フラットウォーター)、土曜&日曜でレベル3(リバー)をそれぞれ講習と検定を朝8時半から夕方5時まで行います。
(なので僕はこの期間中は朝6時出で、夜都内に帰って来てからの通常業務と結構ハードコア)実はこのACA検定、去年ヤクちゃんとコロラドに行った時に受けようとしたのですが、スケジュールが合わずに断念した経緯があるので、企画段取りしてチャーリーを呼んでくれたヤクちゃんにはほんと感謝ですね。日本でこうやってACAの検定を受けれることはまずないと思うので。
で、初日の午前中はフォワードストローク、スイープなど基本動作のインストラクション方法を実際に白丸子で実技ワークショップ。グループのまとめかたや、効果的な教え方、デモンストレーションの仕方などを実際に皆で体験。すでに感覚的にわかっていることでもいざ人に教えるとなると難しいものですが、体系的にわかりやすく教えるコツをいろいろと話てくれました。
パプアニューギニアのリアルアドベンチャートリップでSUPを教えたり、ナビゲーターとして参加者をいろんなところに連れて行く機会が増えたので、教え方やセイフティー確保などをきちんと習えるこの機会はほんと助かります。
講師のチャーリーはスキー、スノーボード、カヤック、SUPなどいろんなスポーツにたけているだけではなくそれらを指導者として教えてる35年ものキャリアがあるベテラン。
ちなみにGopro Mountain GamesなどのSUPのレースもバリバリ出場して常に上位です。
分かりやすい論理的な説明で参加者のどんな意見にも真摯に耳を傾け、必ずいいところを見つけてそれを皆でシェアしながらクラスを勧めて行く彼のスタイルはほんとに勉強になり見習いたいです。
が、結論から言うと楽しくてあっという間に終わりました。
チャーリーが出すお題に対しグループディスカッションして必ず参加者全員が考えて皆が発言していく完全参加型の進行なので結構頭使って楽しいです。「正解」ではなく自分の頭できちんと「考える」ことに重きをおくアメリカらしいすすめかたですね。
パドリングの技術だけではなく、インストラクターとしてのプレゼン能力やグループをまとめる力も重要視したコースなので、SUPだけではなく日々の仕事にも役立つヒントが沢山あります。
なによりも一緒に受講してる仲間たちの顔ぶれが最高!
四国からBad boyランギ&Qちゃん、九州からタケゾウさん、長野からプロスノーボーダーでもあるラマ&イタルさん、姫路から参加のRiver walkerやすさん、去年一緒にコロラドいった三宅さん、JSCAからのアキさん、SUPA理事でFANATICの川井さんの合計10人。
とくにラマ&いたるちゃんの話は皆からいろいろと聞いていたので今回やっと会えてナイス!
講義の内容もそうですが、この輪が出来たのが嬉しい。