2013-10-16

PNG Real Adventure Trip diary, 6th Oct Sunday


Day 1.----6th OCT Sunday

 Singsing (trival dance) drummer from Tavulte village

ここ4〜5年、毎年最高の波を堪能しに訪れていたパプアニューギニア。サーフィンシーズンは11月〜3月の4ヶ月間。だれもいないポイントで最高の波を貸し切りで楽しめる世にも珍しいサーファーズパラダイス。

が、波だけではなく、沢山の自然、美しい村、最高な村人、、とサーフィン以外でも楽しめることは沢山ありサーファーしかこの村にこないのはもったいないと常々思っていた。しかもサーフトリップにくるサーファーはほぼサーフィンしかしないので、少し歩けば出会える壮絶な大自然にもあまり関心がなかったりする人もいる。
もちろんサーフトリップの旅先としては最高な地であることは間違いないけど、PNG特有の大自然を楽しめるようにサーフシーズン以外の8ヶ月間を有効に使えないだろうか?僕は「サーファー」であるのとおなじくらい「旅人」でもあるのでそんなことを考えていた。

そんなときに出会ったのがSUP。やったことがない人でも30分もあれば乗れるようになり、とくに空気で膨らまして使うiSUPは小さくたためるので旅にはもってこい。自然が好きな旅人がテュピラ村の近辺を楽しむのに最高なツール。
「SUPを使ったサーフィンのオフシーズンでも楽しめる旅をつくれないだろうか?」それがこの企画のアイデアの出発点。そうして、政府観光局や旅行会社に企画をプレゼンし、いろんな人の協力で今回実現した。

今回は記念すべきSUPによるツアーの第一回目。現地で書いた日記を元にしばらくは旅行記を載せます。





成田ーポートモレスビー(6.5h)の後国内線に乗り換えてマダンへ(1h)。その後車で約3時間でテュピラ村に到着。到着し車を降りると村人が待ち構えていて歓迎の儀式で迎えてくれる、、、はずだったらしいが、普通に到着し、荷物を各自ベースロッジにおろし部屋割をして寛いでいるころに、「イクゾウ、歓迎の準備ができたからもう一回入場してくれないか」っていきなりPNG節。そんなアバウトなところもここの魅力。
みんな村の入り口にもどり再度入場。村人達が作るアーチの中をすすみ花束をもらい、顔にペイントをされ歓迎式を受ける。



こんなかんじで歓迎のシンシン(PNG伝統ダンス)をベースロッジの前で楽しむ。

右から、歓迎のシンシンに感動するタカヒロ君&コウジ君、おしっこを我慢してるシバサキ君。なんとコウジ君は今回が人生初の海外旅行。飛行機が2回目。
一番最初の海外旅行がこんなにディープなパプアニューギニアのアドベンチャートリップでいきなりカルチャーショックを受け歓迎のシンシンに泣きそうになってます。




Toto village

とびっきりの歓迎会を村人達に開いてもらったあとは、荷解きしてランチを食べて一息つく。長旅の疲れもあまりないようなのでそのまま海に飛び込む。SUPを初めてする女性も二人いるので穏やかな海でSUP教室。漕ぎ方やターンの仕方を一通り教えて1時間もすると皆なんとか乗れるようになる。思ったよりみんなの上達が早いので湾をわたってトト村を訪れることにした。



トト村の子供達。テュピラ村の子供達はシャイな子がおおいが湾を渡っただけのこの村の子供たちは僕たちを見ると恥ずかしがらずに近寄ってくる。(基本PNGの人たちはシャイな人が多い感じがする。)




上陸失敗!いい瞬間。今日初めてSUPにのったサキちゃんを突き飛ばすシバサキ氏。
知らない地に海から上陸する。太古からDNAに組み込まれている海洋民族の記憶が呼び起こされるのか、たったこれだけのことでも大きなワクワク感がある。向こう岸がテュピラ村。



トト村の村長に一人づつ挨拶。

村長に村を案内してもらう。

Toto村を後にし、シュノーケリングのスポットを案内しながらSorar村のシークレットビーチにみんなでパドル。そこで子供達としばらく遊んでテュピラに帰る。
初日なのに結構漕いじゃったので、初めてSUPした女性二人も今日一日でだいぶ乗れるようになりました。