2015-09-13

A final sketch for the Kesho-mawashi


A final sketch "The wooden Fighting fowl"
Keshomawashi design for Shodai the Sumo wrestler 


先日、正代の化粧回しが無事完成し部屋に納めてきました。

伝説の横綱、双葉山の連勝が69で止まった時の有名な言葉「未だ木鶏たりえず」。
この台詞にも表れている通り、木鶏は角界ではものすごく象徴的で重みのある存在。

今回の化粧回しはその木鶏をモチーフにすることにしたので、自然といつも以上に気合いが入り満足いくまで何枚もスケッチを重ねた。「強さを誇示しなくても凄みが滲みでる静かな落ち着いた表情」を表そうとひたすらスケッチブックに鉛筆を走らせる。


A final sketch "The wooden Fighting fowl" Close-up


姿勢や表情、フォルムなどいろいろと模索し、この一枚を元に制作することにした。
正代に似合い、そして化粧回しが遠目でも引き立つようなカラーリングはスケッチを重ねながら頭の中で出来ていたのでここからの作業は早かった。

つづく