2016-07-11

PNG Adventure Trip report #1 "Water World"


Tapira main point under water



「ウォーターワールド!」


ウェブにもパンフにも「一番体力のない人にアクティビティー内容や行動距離を合わせます」と明記してるにもかかわらず、ハードなイメージで体力がないとダメそうなイメージがあるPNGリアルアドベンチャートリップですが今回は今までで一番体力を使わないトリップでした。





いろんな人にPNGの魅力を味わってほしいため、体力制限やアウトドアの経験値を問わず参加者を募集します。ただ問うのは「自然や仲間をきちんとリスペクトする」「自分のことは自分でする」という旅人としての当たり前のマインドのみ。

なので毎回集まるグループは体力や身体能力の差がバラバラな人たちで形成され、スケジュールやアクティビティー内容も現地に着いてからみんなで相談しながら組み立てる。

どこに行けるか?何ができるか?を最初の1〜2日でグループの体力や特性を見て何パターンか僕から提案し、目的地とアクティビティー内容、スケジュールをみんなで話し会いながら決める。

目的地の村や学校、アクティビティーの案内人などを各村に連絡しコーディネートする。いろんな村とコミニケーションを密にして村長たちときちんと関係を築いてきたからこそ可能になった奇跡のようなツアー。

だからウェブやパンフレットの旅のスケジュールは笑っちゃうほど超アバウトなのです。至れりつくせりのツアーに慣れた日本人にはびっくりでしょう。っていうかそういう人はまず参加しませんが。旅行ではなくあくまで「旅」!




最近定番のジャンプショット。今年の年賀状はこれで決まりですね。
僕も来年のパンフレットに使うので何度もナナちゃんには飛んでもらいました。テイク9くらいまで飛んでいただいて本当に感謝です笑。


今回は参加者が全員女性/SUP初心者/アウトドア経験値なしと3拍子揃ったのでSUPで遠出はせずに、車でいろんな村を訪れたり、近場の海で漕いだり、波乗りしたり、シュノーケリングしたりとまったり楽しむことにしました。



SUPに初挑戦!の参加者が2人いたので初日は丁寧に優しく指導しました:)



看護師のナナちゃんはさくっと立てるようになって漕いでます。いろんな村で人気者になり別れのたびに感極まって涙ぐんでいました。


HALAUでSUP経験者のトモちゃんはなぜかいつも座って漕いでた。いいです、立っても座っても楽しんだ者勝ち!7月からエアニューギニが週2便になりアドベンチャートリップも5日間コースが新設されました。彼女はその第一号!正味丸2日間ながらものすごい楽しんでました。



午前は近場で漕いだり、潜ったりして午後から他の村に出かける感じで毎日過ごしてました。15分くらい漕いで行けるこのシークレットビーチはお気に入りの初心者用コース。


 Brother Jessieと参加者たち。

弟のジェシーは、どこ行くときも「一緒に行かない?」っていうと「YES!」ってついてきて一緒に遊びます。「ジェシー今日は学校は?」「Holiday!」、、らしい笑。いつ聞いてもHolidayだけど今回は本当に学校は冬休みで2週間休でした。いろんな浮遊物が反射して濁って見えますが実際は写真よりももっと綺麗。




今は波がなく、海面がフラットなサーフィン的にはオフシーズンですがそのおかげでSUPは漕ぎやすく、潜ればこんな世界が待ってます。





wear:  CABBO Rash-Guard , Adventure-Leggings
gear: 


呼吸を落ち着け静かな気持ちになったら潜って、水の中の静寂に耳をすませ無になる。魚たちと一緒に泳ぐ至福の時。海に抱かれて自然に包まれホッとくつろげる別世界です。たった水面下何メートルかにこんなにも気持ちのいい世界が待っています。あいちゃんが常に水の中に戻るのも理解できます。そう、underwaterに「行く」のではなく「戻る」感覚。
潜ってると不思議と帰ってきた感が満載です。おかえりって聞こえてくるようです。

今年2月にあいちゃんに教わった呼吸法のおかげですごい水中にいる時にリラックスできるようになり潜水時間が延びました。







上記でも紹介した、日本アクアラングさんからサポートいただいいている素潜りギア。やっぱりクオリティーがいいもの使うと全然違います。いつもありがとうございます!
特にこのマスクとスノーケルはCABBOとの相性も良く最高に気に入ってます。




Breaker Outに無理を言って今回のトリップに間に合わせてもらったトレンカもバッチリでした。ありがとうございます!
ジャングルの中でも水の中でも重宝して虫やかぶれから守ってくれた。ジャングルに入ると蚊、あぶ、サンドフライ、見たとことない虫、かぶれ、水中ではチンクイやその他チクチク刺してくるものがたくさんあるのでラッシュガードとトレンカは欠かせないです。この最高傑作のCABBOトレンカは生産コストが合わず市販は難しいようなので本当に残念。



1日の締めくくりは海の上でコーヒー!

PNG madeのコーヒーをSUPの上でゆらゆら揺れながらそよ風を感じて夕日を見ながら飲む至福の時。今日もいちにち良く遊びました

The sunset at Tupira