2016-07-12

PNG Adventure Trip report #2 "Visiting Tarikapa village"


Andrew The Chief of Tarikapa village in traditional costume



ジャングルの中でも同じだった!世界共通な「最近の若者は、、」



この村へ行く道は4WDかトラックなど車高の高い車でないといけないし、乾季でも雨が降ると道路がすぐに使えなくなるためなかなかいけない。何時間か歩けばいけるけど参加者達には辛いので今回ようやく条件が整って行けることになったのはラッキーだった。

将来的にはテュピラにMTBを何台か置いてチャリで川の上流の村々を訪れるようにしたい。Peddling とPaddling両方楽しめる!



ジャングルの中の道をトラックでみんなで行く。今回は全員女性だったのでどこに行くにも村人たちが贅沢にもトラックを出してくれた。

with Tupira Surf Mangis!

テュピラボーイズ達とトラックの荷台で。ジャングルの中結構なスピード出してるのでバンバン跳ねる。今日もブラザージェシーが一緒(一番右)


村に着くと村長のアンドリューがシンシンを踊ってくれ歓迎してくれる。ちょうど今回出発直前に、このタリカパ村の名前をつけたブランドTARIKAPA TROPICALの商品が3つ星を取ったのでその報告もアンドリューと村人たちにできたが、皆本当に喜んでくれた。

TARIKAPATROPICALのドライフルーツも持って行ってみんなに食べてもらうが、絶対に村で採れる新鮮なフルーツの方が美味しいよね。そのせいかドライフルーツが珍しいのか、みんな微妙な顔して食べてました笑。

タリカパの名前をブランドに冠したこと、その理由や今回の受賞のニュースを歓迎してくれた感謝の気持ちとともにスピーチで伝えたところ、それをアンドリューがさらに盛って訳してくれた。ピジン語は喋れないけどもうだいたい言ってることはわかるので彼が大げさに伝えてるのがわかってしまう。
「タリカパの名前はブランドや賞を通して日本とヨーロッパの一部の人に知れ始めている」が、「我が村の名前は日本やヨーロッパ各地で有名になり響き渡ってる」に変換されてたり、、そんな感じで話の節々が大きくなっちゃってました笑

まあいいかなとそのままにしておきましたが



アンドリューの心温まる話でジンと涙ぐんでいる参加者たちに無茶振り!自分の気持ちを皆の前で伝えてもらいました。たまにやるのですが皆ここで感極まって泣きます。それを見た僕もジーンときて目頭が熱くなります。


ともみちゃんは、結婚式での「新婦の友人代表スピーチ」並みに皆の前に立った瞬間から号泣。よほど感動&感激したのでしょう、ナビゲーター冥利に尽きます。村人達はこの人大丈夫かなって心配そうに見てます。



歓迎式の後はアンドリューが村を案内してくれました。
このゲストハウスは3年前にテープカットをやらせてもらった思い出の建物。前に可愛い庭ができてたりしてグレードアップしてます。


お約束の初PNGな人たちの「ビートルナッツ」体験。案の定な反応に皆喜びます
今までビートルナッツやってハマったのってしんのすけ君くらいだったかも。




だいたいこの2人の服装で彼女たちのアウトドア経験値がもろわかります笑。なので今回はアドベンチャー要素は全くなしにして楽しむ!方向性は大正解。おかげで新たな発見も多々ありましたし感謝ですね。村人たちもそれを察したのか近場に行くときでも車を出してくれましたがたまにはいいでしょう。


アンドリュー村長とIkuzo Urarow Koraの建設現場にて


タリカパ村を訪れなくても、必ず滞在中にテュピラを訪れてくれる村長アンドリュー。
会うたびにいろんなことを話し合い一緒にプロジェクトを進行させて行ってます。

3月にあった時に僕の名前をつけた建物Ikuzo Urarow Koraのことを聞いてすごく楽しみにしてましたがまだ建設中でした。

なんと2階建ての建物にするらしく、1階は"The Resource Center"と題して、伝統や村の文化を知らない若者にシンシンなどの伝統芸や先祖代々伝わる工芸を教えることにするらしい。2階はゲストハウス。自分の名前がついた建物がこんなにも意義のあるものになるのはものすごく光栄!

世界中どこも同じですね「最近の若者は何にも自国のルーツや伝統、文化を知らない!」とアンドリューも嘆いてました。
この地元の若者に伝統を教えるセンター、僕たちビジターにとってもものすごい興味深いところなのでオープン後はオプショナルツアーにも組み込みたいと思います。







実はアンドリューはブラザージェシーの叔父。ということで僕のPNGでの叔父でもあるのでこの村の人たちはファミリーみたいなもの。ランチの後こうやって皆でダラダラ日陰で涼みながら話に花が咲く。

10月のツアーではタリカパに1泊しようと思いますのでお楽しみに!

帰国後にPNGの最高裁判官判事であり、サーフトリップやアドベンチャートリップなど一連の持続可能な観光業の産みの親の一人、メイウォク村出身のニコラスキロワンさんにもタリカパ村のことなど今回の旅のレポートをメールで伝えました。
Resource centerのことを特に喜んでいたので次に行った時には何かしら具体的な動きがありあそうです。