2016-06-11

The day before the SUP sprint


今日も本番と同じ時間に合わせて午前中は2本ダウンリバー。1本目はレースペース、2本目は軽く。




いつもチームでやっているルーティーンワークがある。下る前に川を見ながらゴールからスタートまで歩き場所のヴァイブを取り入れること。毎日本番の日と同じリズムで過ごすので9時半スタートに合わせて、ボードとギアをスタート地点に置いて、車をゴール地点に戻し、歩いてスタートまで戻る。

この歩いて戻る時に川を見ながら、川のラインを観察。毎日、っていうか毎時間水量が変わるので川の表情も毎回違ってくる。今日は一人でこのルーティーンを行ってると川の表情がいつもよりフレンドリーに見え、場所のヴァイブとうまくコネクトできた感があった。

その場所に早く来て自分を馴染ませるってすごい大切。気合い入ってるプレゼンや会議とかも早めに会議室に入ってその部屋の空気に慣れておくとなんとなく場所をドミナントできてイニシアティブが取れるのと似てるかも。

そうして下った1本目が自分の最高記録、19分50秒台。ヤクちゃんとのタイム差が1分30秒以下なので10番台中盤がもしかしたら狙えるかもっていうタイム。なんだけどタイムよりもきちんと川と対話しながら下れたのが嬉しい。
明日もタイムよりも川のリズムに合わせて気持ち良く漕げるような感じで挑みたい。




SUPは個人競技だけどチームで協力しあって毎日やってます。やっぱり遠征中これだけ濃いメンバーが揃うとマジ切れした人もいましたが根本仲良くやってますね。

それぞれの目標も明確になり、最終日の今日も各自の目標に合わせてしっかり調整。
ヤクちゃんはもちろんベストを狙うレース。
ランギは独自のスタイルでお笑いを取るか、トップ10(笑
キヌッキーは、練習タイムを見ても女子優勝を狙えます。
タマちゃんは今回は経験として川に慣れる。膝立ちでもなんでも失格になってもいいのでとにかく安全に下って楽しむこと。
僕はきちんと川のリズムに合わせて漕ぐ、そして10番台を狙いたい。

各自の目標をチーム内でシェアしてお互いサポートしてるいい感じです。


って書いたけど

してるかな?してることにしましょう。






練習終わって上がると、スラックラインに出場しに来てる細江樹(いつき)君に会いました。爽やかなナイスガイ。GMGでは日本人に全く合わないので嬉しいですね。スラックラインとクライミングなど日本勢が優勝候補に入ってるので嬉しい。


練習終わった後は某有名雑誌のインタビュー。このインタビューはコロラドのパドラーと御岳のパドラーを結ぶすごくいい記事になりそうだし、お互いインスパイアーしあっていることがらを発見したりと内容が濃かった。この詳細はまたあらためて。


インタビューの次はいよいよラフトクロス。二人乗りの小さい不安定なラフト艇に乗って、4〜5艇が一気にスタート、決められたコースをガンガンぶつかりながら上位2艇が次のヒートに上がるっていうレース。


スロバキアのラフティングチャンピオン、Nataliaとヤクちゃんのコンビ。二人ともこの2人のりラフトに乗るのは2年ぶりだそう。


ランギ&僕チーム。ノリでエントリーしたから、リラックスして楽しくやろうねっていう
はずだったんだけど、スタートしたらやっぱり勝ちにいきました。が、結局2ヒート目で敗退。コーナーの度に4〜5艇がもみくちゃになって最高に楽しかった、これ日本ではやらせたい。やってる方も観客も盛り上がる。





ヤクチームの漕ぎは次元が違います。どのヒートもダントツで一位で上がり結局3位!おめでとう!



この1位のチームはこのあいだのローカルレースでも一緒でしたが、カヤック、ラフト、SUPと全種目ぶっ続けで出てた強者。ナイスガイたちです。


と、今日も最高に楽しみました。明日はいよいよ本番レース!




「今日の一枚」
毎晩、ほぼ大抵こんな感じでヤクちゃん眠りについてます。なにかやってるなって思ってたらいつの間にか眠りに落ちてるパターン。