package design for Okinawan snack
島菜がはいっているサーターアンダギー。美味しかったのでしょう。サンプルで頂いたお菓子を商品撮影前に全てたべてしまったようです。ありません。このシリーズは沖縄にある中小のお菓子メーカーの「味はいいが、パッケージがいまいち」なので、なかなか手に取ってもらえない。そんな商品群を集め、同一コンセプトのもと新たにシリーズ化して市場に新たに投入しようというプロジェクト。
きのうの夜はずっと、アンディーのインタビューにまゆきが作ってくれた日本語字幕を映像に落とし込む作業をしてました。意外とタイミングとか難しいですね。やっと完成したので、もう少しで反映されるかと思います。
みんなで飯食い終わったあと、おもむろに話始めたアンディーの話をほぼそのままにしてあるので、同じ話の反復や整理されていないところもあります。これからパプアニューギニアにサーフィンしに行く人は是非見てみてください。
作業しながらずっとアンディーの言ってることを改めて聞いてたわけですが、すごいですね。25年間もの間情熱と信念をもって、行動し続ける事。「ただごつい男が熱く語ってるだけの、派手なことはなにもないつまんない映像」にみえるかもしれませんが、地道な努力の集大成と先見の明を持ち続ける大切さを教えてくれる僕にとっては大切な映像です。
サーファーや観光業に携わる人はもちろん、いろんな人にインスピレーションを与えるヒントがたくさんちりばめられている。そう思うので、このアンディーのインタビューを元にドキュメンタリーを撮りたいと思い、いま色々な人に相談をしています。
「メッセージを伝える」そういう観点から見ると、ドキュメンタリーものは敷居がちょっと高くなってしまう可能性もあります。面白いことに、ドキュメンタリーを見に来る層は、すでにそのドキュメンタリーが伝えたいメッセージを理解してることが多いです。本当にメッセージを伝えたい層はドキュメンタリー映画なんて見に来ません。こんなことを先日「なみある」の田中さんと一緒に話してたのですが。一理あります。僕もヒルズに映画を見にいったりするときは、
「ちょっと重そうなドキュメンタリー」と「何も考えずに楽しめるドンパチ系アクション映画」だったらついついランボーを選んでしまいます。
では、どうするか。エンターテイメントという形のドキュメンタリーはどうか?オオカミの皮をかぶった羊。ん?ちょっと違うか。「フィクションです」っていう「ノンフィクションドキュメンタリー」。楽しいストーリ展開のなかで、メッセージを伝える。まさにマイケルクライトンがジュラシックパークでやっていたように。ガタカのように。そういうコンテンツを作ることに成功すれば、楽しみながらメッセージは伝わる。「ドキュメンタリーを見に来る層」には「ドキュメンタリー」を、そうでない層には「エンターテイメントの服を着たドキュメンタリー」という話でもりあがりました。逆に言うとヒットしているエンターテイメントには必ずメッセージ性があったりします。
問題はどう、エンターテイメントに落とし込むか。それが難しく、考えていて面白いですね。来週ジャングルのなかで考えてみます。