2013-01-17

A portrait of a Giant Tortoise


A portrait of a Giant Tortoise

今日はお世話になっている時津風部屋の力士達を応援しに国技館へ。中澤先生が亡くなってから初めての観戦。いつもいろいろなエピソードを交えながらおもしろおかしく隣で相撲の解説をしてくれてた先生がいないので、改めて不在を実感。おもしろおかしい話のなかにいつも教訓があったり感動があったりする偉大なストーリーテラーでもあった先生。
そんな先生は趣味も多彩で、そのすべてに深い知識と経験と愛があり、なかでもカメに関しては日本の3本指のなかに入ったのでは?と噂されるほど。
沢山の種類のカメを飼っていて、よく見せてくれました。飼育ケースに入っているカメや、野放しにされているカメ。自宅の屋上にもこんなゾウガメがうようよといて非現実的な光景が繰り広げられてました。最初はびっくりですが、慣れてきてよーく見ると一匹一匹顔がちがってかわいいです。なかでもこのゾウガメ君は結構凛々しい顔立ち。これを撮っている間も四方八方からおっきなゾウガメがにじり寄ってきてちょっと怖かったです。ゆっくりゆっくり近づいてくるけど、すごいトルクなので押されます。押し返してもびくともしません。ゆっくりだけど力強く確実に着実にもうひたすら前進。「焦るな、ゆっくりでもいいから着実に進め」そんなことをゾウガメに言われたような気がしました。ゾウガメ哲学、見習います。
一歩一歩力強く前に進んで、嫌なことがあったら甲羅にこもって出てこない!最強ですね。