2015-08-21

Tamagawa SUP Down River 80km Mitake-Haneda


また漕いできました多摩川全流80km
きのうで6回目。
「そんなにやって飽きないの?」ってたまに聞かれますがまだ飽きてません。

もちろんやってる途中で漕ぐ行為には飽きます。
毎回10時間くらい経ったころがパドル飽き状態のピーク。飽きるけどそれを乗り越えるとやってくる瞑想タイムっていうかパドラーズハイっていうかその時間がとても楽しいのでついやってしまいます。これを知ってしまったらちょっとヤミツキになります。ヤクちゃんが言ってる「パドルを通して水と会話」ができる時間。それに同じ川なのに毎回違う表情&流れでいつもsomething new!(超古いですね)


「川の一生をたどる(パドル!)」

今回の80kmチャレンジの発端は春にHalauのリバーSUPツアーで出会ったキムキムさん。

御岳の多摩川上流部で遊びながら彼女に「川が生まれてから海に流れる全行程を体験してみたくない?」ってきいたら「やりたい!」って即決。

が、やりたいからといって誰でもできることではないので、まずリバーSUPの基礎とセルフレスキュー等必要な知識&技術をHalauで何回かに渡って楽しみながら習得してもらって本番に望みました。
もともとウィンドサーファーで最近SUPを始めたキムキムはミルミル上達したけど初めてのチャレンジで不安要素もありながらドキドキで当日を迎えたようです。

最初は彼女プラス何人かの予定でしたが、蓋を空けるとガイド合わせ全員で10人の大所帯。

キムキムさんのウィンド仲間の二人、Team Breakerout Japanのきぬっきー、ちょうどタイミングよく日本に滞在していたトップパドラーのToby、ヨガやSUPでカリスマのたまおちゃん、葉山からヘルプしにきてくれた陽水氏、御岳ファミリーでいつもレースの時に写真をとってくれる浅古さんにヤクちゃん&私の総勢10人。超面白いメンバーで14時間半の濃い時間を共有できました。(今回の写真はすべてby 浅古さん&クミちゃん)



多摩川チャレンジにつきものの堰&ダム回避。ボードを担いで迂回します。カヌーとかだと大変だろうけどSUPだと軽いので楽。「大人の遠足」みたいでみんな楽しんでくれてました。川下りっていっても、こうやって迂回したり浅瀬を歩いたりするのでパドルするだけではないのです。



途中4〜5回伴走車とのミートポイントがあり、そこで装備チェックや水分&食料の補給してます。毎回伴走&サポートしてくれるクミちゃんありがとう。この多摩川チャレンジで一番重要なチームメイトは実はこの伴走クルー。




毎回ゴールするころは日がどっぷりくれて闇の中。川の中から見る遠くに浮かぶビルの夜景は別格、とくに今回はいままでで一番夜景がきれいでした。


ゴール地点付近。
闇の中に浮かび上がる私たちはおもいっきり不審者っぽい:)。
水量もあり常に川がながれてたので今回は比較的楽でした。ゴールは20時50分で約14時間半のパドルトリップ。
キムキムさん無事にゴールおめでとう!
そして驚きなのがたまおちゃん、初のリバーSUPでさくっとゴールしさらに全く疲れてない様子、さすがです。

今回も楽しい80km川下りでした。みんなありがとう。
パドルで人の輪が広がって行く、そんなことを最近実感してます。