2015-11-06

PNG Real Adventure Trip journal Day1~3 "Introduction"





A path from Tupira to Meiwok village




第5回目のSUP Real Adventure Trip PNG(2015/10/24 ~ 10/31)

ただいま!

この村に来ると我が家に帰ってきたようにホッとしてくつろげる。
携帯/メールすべての通信機器から離れ、自然や自分と向き合って心身をリセットできる1週間の始まり!
(これから何日かのTrip Diaryは旅の途中のメモをもとに書いてます。現在は日本にいます : )







domestic airport @Madang 


マダン空港に降り立ちPNGの強烈な日差しに迎えられる参加者。

いろんな人に聞かれるので改めてベーシック情報。
PNGへは成田から6時間半でつく直行便があり、時差は1時間で、公用語は英語とピジン語です。どうも「地球最後の秘境」というイメージから遥か遠い国に思われがちですが近いです。「地球の裏側かと思ってた!」という強者もちらほらいます。


地理的にはハワイやバリより近く、英語が通じて、時差もほぼないのだが、なにかとハードルが高いので上級旅人むけのデスティネーション。
そのハードルを超えた者のみが得られるものも多々ある。




その一つがこれ。
半径100km以内に他の旅行客がいない貸し切り大自然の中でエメラルドブルーの海に飛び込み!ナミちゃんナイスジャンプ!
この写真来年のパンフレットとかに使えそう。職業柄ついつい撮る時に空を広くして無意識にキャッチコピーを入れるスペースを空けてました。


PNGは近いってアピールしたけど、ベースロッジのあるテュピラ村は遠いです(笑
6時間半の国際線の後、国内線に乗り換えマダン空港へ、マダン空港から車でバンピーな道を3時間。日本の家をでてからほぼ24時間後に到着します。





今回のメンバー達。今回の旅をテーマに卒論を書く予定の大学生あさみちゃん。看護師のナミちゃん、プロゴルファーのモっさん。100kmのウルトラマラソンを走るユキさん&サーファーのムっさんのアスリート村中夫妻、リピーターの純ちゃん&しばちん組。なんとしばちんは今回で4回目のヘビーリピーター!

毎回面白い人達が集まるが今回は特にチームワークもよく最高なクルーだった。



はじけるモっさん。プロアスリートは飛び込みも豪快!

 お湯のような海水の中でくつろぎ長旅の疲れをとるリピーター組。


童心に返るムっさん。最高な笑顔ですね。





SUP教室開始!--------

 嬉しそうにプローンパドルするモっさん。



最初の2〜3日はパプアニューギニアの気候や環境に慣れるためまったりと近場で遊んで過ごし、僕たちの足となるSUPに慣れてもらいます。

半数がSUP未経験だったので、まずはパドルを使わないで腹這いになって行う基本中の基本「プローンパドル」を練習。道具は万全を期してフィールドに出ますが、やっぱりボードは壊れるし、パドルはなくすor折れる可能性のあるものなのでまずこれです。

教習所じゃないけど「大丈夫だろう運転」ではなく「〜かもしれない運転」。
リーシュは切れるかもしれない、ボードが流されるかもしれない、パドルが折れるかもしれない、、こう頭の片隅にあるだけでいざというときにとっさの対応にものすごい差がでると思います。
今回のメンバーは皆習得が早く初日でさくっと基礎ができるようになり夕方には様になってました。先週ACAインストラクターコースで習得した事が早速役に立ってます。




Paddle out!------

The Beach near Sorar village

みんな普通に立って漕げるようになったので、近くのシークレットビーチへクルージング。
映画"The Beach"を彷彿とさせるひっそりと佇む綺麗な場所。
これ!これがPNGトリップの醍醐味、ちょっとパドルしたらものすごい綺麗なロケーションに行ける。しかもそれを仲間達で貸し切り。


 Paddle picnic


こうやって村の近くに上陸するとどこからともなく子供達が表れてココナッツの差し入れをくれる。体中に100%天然のココナッツドリンクが染み渡ります。これを飲んでいると熱中症にもなりずらく体調も万全です。

いま日本で流行ってる"ナチュラル"なココナッツドリンクですが、こうやって本物の100%自然の美味しさを知ってしまうと、いったいこれの何がナチュラルなんだ?って思っちゃいます(笑


Tupira 

ちなみにテュピラサーフクラブのベースロッジはこんなかんじ。この目の前が海!
海から徒歩10歩。


 気持ち良さそうに昼寝するムっさん。


近場でシュノーケルや釣り、SUPでクルージングを満喫したあと海からのそよ風を受けながら心地よさそうに昼寝。

最近ようやくどこまでやったら皆が壊れるかわかってきました(笑
初期のころは頑張りすぎちゃって、ナビゲーターとしてPNGの魅力や絶好ロケーションを皆にできるだけ沢山味わって欲しいという気持ちが強く、ついつい内容がハードになりがちで毎日だれか熱をだしたり故障してたりしたのですが、最近はアクティビティーのあとはきちんと休息をとり参加者の体力が回復する時間を設けています。


いつもヤクちゃんをはじめとする御岳軍団やアスリート達と遊んでいるので、知らないうちに標準的な体力の基準値がおかしなことになってました、、。一緒に過ごしているといつのまにか普通に感じてしまいますが、あの人達は普通じゃないですからね。

半日遊んで半日休んで、、こんなイージーなリズムで過ごすので体調を崩す事なく楽しめます。(今、振り返って考えると第1回目は相当ハードだったかもしれません:)





サンセットクルージング。
さっきまで青、赤、緑と原色で輝いてた景色がゴールド一色に染まる。

だれかわかんないけどナイスなスイープパドルしてますね。
目線よし!パドル水平!円を描く!


つづく
次回は「訪れた村々での折り紙教室」