2012-03-10

Drawing "a bird in a imaginary cage"

" a bird in the open cage"  drawing  2010 pen on paper

これも、旅の途中で何気なくスケッチブックに描いたドローイングシリーズ。
旅スケッチブックを開くと、それを描いたときの空気感みたいのが一気によみがえって旅気分を追体験できます。
昔聞いてた音楽を聞くと当時の記憶が鮮明に思い出せるように。

バリ、クタ。真昼の強い日差しをさけるために風通しのいいカフェでのんびり過ごす。壁に掛かったおっきなテレビでなんかの海外ドラマをぼーっと見てると、「Don't tell me what I can not do」って怒りながら言っている車椅子にのったおじさんが、「自分はなんだって出来るんだぞ」と。
まさにその通りと思いました。
他人に自分が何をできるか決めてほしくないですね。自分で出来ると思ってやってることはたいてい出来るようになるわけですから。限界は他人に設定してもらうものではなく、自分で設定するもの。
これが限界と自分で思ってしまえばそうなってしまうし、まだまだ、って思えばまだまだです。
普通に生活していて、やりたいことを見つけたときに、障害となって自分の目の前に立ちはばかるもの。それはたいていは自分でかってに思い込んでしまっている「限界」。考え方一つでその障害は消えてなくなります。
鳥かごをかってに自分の目の前に想像して、あると思い込んでいる鳥みたいなものです。そんな鳥かごはさくっと捨てて飛び立てます。ただ飛び立つときは、自分より大きな動物に食べられないように注意することも忘れずに。
そんなリスクがあるから、飛び立つことはさらに面白い。
たしか、そんな事をとりとめもなく考えながらこれを描いたような気がします。