2012-03-28

Gomi-Con 2012 key visual


GOMI-CON 2012 Key visual

今年のゴミコンのキービジュアル完成。ウェブのトップやフライヤーなどに使っていきます。
2011年の入賞者達に作品をお借りして物撮り後コラージュして作りました。ゴミコンで用意した廃材や応募してくれた方が見つけた廃材のよさが製品の特性とマッチしているものを選んで使用させていただきました。

今年のゴミコンのウェブサイトの構成やプロモーション素材の制作も来週より作り、4月中にはアップするつもりです。
日々沢山、沢山捨てられている、廃材。その中には新品の素材も多々入っています。年々性能がよくなるアパレルやスポーツ用品とくにウェットスーツの生地など一年経つともう使えないらしく、デッドストックはそのまま捨てられていることも。
他にも例をあげればきりがないほど、廃棄されているものが多々あります。ぼくも現状をいろいろと視察しに行くまでは知りませんでしたが、目の当たりにすると結構ショックです。
そして、見学などに行くとやはりまだ使える可能性のある廃材を捨てている会社や工場の人も「これなんとかならないか」と頭をひねっている状況。だれも好き好んで捨てているわけではないのです。
そこで全国からアイデアを今年も募集します。選ばれたら製品化への道がひらけ、いきなりプロダクトデザイナーデビューです。ロイヤリティーも入るし。あなたのアイデアがゴミを救う!

個人的な希望としては、大きなものを作るアイデアがウェルカムです。なるべく沢山の廃材を組み合わせて出来るような製品。いっきに沢山の廃材を消費できるような大きなアイデア。(むずかしいとはおもいますが)

たとえば毎月1万本のシートベルトが破棄されているとします。
1本のシートベルトを10個に切って、何かしらの製品を作っても、1万本のシートベルトが10万個の商品になってしまうので、絶対数が増えてしまいます。それよりかは、一個の製品を作るのにシートベルトを100本使う。とかのほうが一個売れたら100個のシートベルトを救える。そんなアイデアがいいなー。

家具とか大きいもの。「これゴミから作ったの?全然そう見えないくらいかっこいいー」っていう家具とかできたら最高です。そのテーブルとか椅子とかをカフェを開きたいオーナーとかに10個セットで安く売る。かっこいい家具が安く買えてオーナーはハッピー。廃材をお金払ってすてていた工場もただで引き取ってもらえてハッピー。家具をデザインした人もロイヤリティーが入ってハッピー。ゴミコンもハッピー。四面ハッピー歌。
つい癖でいい方へ、いい方へ考えてしまいました。
難しいだろうけど、可能性はあるはずです。