2011-11-25

"A mother and a baby" "Venessa" 写真展@NALUcafe 2011

photo from an exhibition "Power spot / Power people " 2011

A mother and a baby near Tupira village in Papua Newguinea 


"Venessa" in Tupira Village in PapuaNewguinea

パプアニューギニア政府観光局が行っているSurfing Kids Programme(以下SKP)に参加したときに撮った写真です。(SKPの詳細は,www.pngtourism.jpに載っています)
プロサーファー達と一緒にと2年連続パプアニューギニアに行ってきました。パプアニューギニアというと遠いイメージがありますが、直行便で6時間半で、思ったより距離は近いです。成田から首都のポートモレスビーまで行き、それから国内線に乗り換えマダンへ、それから車で2時間くらいいったところにあるテュピラという村で過ごしました。

テュピラ村やその周辺の村は大自然の中にあり、ジャングルと綺麗な海にはさまれています。村人たちは完全に自給自足の生活。まさに「必要なものを、必要なときに、必要なだけとる」スタイル。常々思うのですが、僕にとって一番贅沢な暮らしは「冷蔵庫のいらない」生活。保存する必要がない環境=新鮮なものをいつでも手に入れられる。喉がかわいたらココナッツの実を割って飲む。腹が減ったら魚を捕って食べる。(実際に2年目にいった時は一緒に行ったプロサーファーの真木勇人さんが毎日新鮮な魚を捕ってくれたおかげで新鮮な美味しい魚を食べることができました。)
テュピラ村は自給自足で成り立っている分、日々の村人の仕事分担も見事です。一見みんな遊んでいるように見えますが、大人から子供まで自分の仕事を果たして初めて村全体が生きて行けるわけです。なので、子供達もみんなきちんと大人の言うことを素直に聞いて誰も逆らいません。非行に走るとか、反抗期といったヒマはない訳です。きちんと大人の言う事を聞かないと食べていけないから。日本も昔はそうだったんのでしょう。

そして、この村の人はとにかく笑顔がまぶしい。ジャングルを照らす太陽に負けないくらいまぶしい。そして暖かい。自分たちが満ち足りているので、よそ者に対してもすごくウェルカム。
とりあえずこの村にいるだけで、村人に接しているだけで、心が満たされます。
SKPの旅行記は2010年2011年に詳しく載せていますので興味のある方は是非見てみてください。
パプアニューギニアには見るだけで幸せになれるような景色、笑顔があります。沢山の写真を撮ったのでパプアニューギニア関連の写真展も考えています。