Moonlight ,view from the back of the track in PapuaNewguinea
NALUcafeで行っている写真展に来てくれた友達やその友人達ほんとにありがとうございます。さらにブログの写真の解説/背景まで読んでくれている方ありがとうございます。
カフェとはいえ、6〜7年ぶりの展覧会です。いろいろと理由があり絵画や写真を展覧会という形で発表するのを何年もしてませんでしたが、また来年あたりから自分のメッセージを作品にこめて展示活動も再開していきたいと思っています。
ほんとに幸せに思うのが、展覧会の告知をすると必ず見に来てくれる友達。ささいなことに聞こえるかも知れませんが、作者としてはすごく嬉しいことです。自分の開いてる時間をわざわざ使って、足を運んでくれる。よく考えるとすごいことです。感謝。
展覧会をやってるので来てね、と、お知らせをすると、いろんなタイプの人がいます。長年展示活動をしていると、DMを渡した反応やメールの反応で本当にきてくれるのかどうかだいたいわかります。来てくれる人はもう、「わかった、行くね」みたいな軽いかんじで返事してくれます。メールの返事がないのにきちんと見に行ってくれたり。不思議とものすごい力を込めて「絶対に行くね!」って熱く言うひとほど来てくれません。あと、絶対にこの人は展覧会終わってから、「あっもう終わっちゃったんだ、まあいいか」っていうタイプかなー、とか。「忙しくて行けなかった」タイプとか。
べつにそんなかんじでいいんです。
そんな人の反応をみたりするのも結構楽しいものです。
この写真は今回の展示にはつかいませんでしたが、最後まで出品しようかなやんでました。今年の2月に行ったパプアニューギニアでの最後日の夜というか朝3時ごろ。朝早い飛行機でマダンからポートモレスビーに行くので、朝の3時頃村を出ます。ですので、眠い目をこすりながらトラックの荷台に荷物をのせ、そのまま荷台に寝転がり空を見上げるとこんな景色が。曇っているのに満月だったのですごく明るい。東京に住んでると忘れがちな、満月の明るさ。晴れてる日の満月は本が読める。その代わり東京には満天のコンビニの光や自動販売機の光、街灯の光、看板の光、がきらきらしてますね。
この村は電気がないので、もちろん月明かり以外の光はありません。さっきまで寝ぼけていた頭が月明かりでクリアーになり、パッキングしたばかりの荷物の中から三脚をごそごそ取り出し、カメラをトラックの荷台にセットしてガチャン。っと撮影。