" Extra Medium? "
早いもので年があけて一月も今日で終わり。いろんな仕事が重なって元旦と2日休んだだけで結局今月は一日も休みがとれなかった。
どんなに忙しくても大変でも昔から「忙しい」と「疲れた」は人前では言わないようにしてます。それはある人にこういわれたから。「忙しいって心を亡くすって書くんだよ、それってかっこわるくない?」って。
「いやー先月忙しくてさ〜」(先月ずっと心を亡くしてました〜!)
「来週はずっとすげー忙しいんだよね」(来週ずーっと俺ハートを失ってるからね!)
創作物は結局その人の心が表れるもの、なので「心を亡くす」って響きは物作りを生業とする僕にとって結構イタい表現でグサっと刺さりました。なのでそれ以来あまり使ってない。「忙しい」を表現するときも「やる事が沢山あって」とか「予定が詰まってる」とかいう表現を使うようにしてます。まあ同じなんだけど。もとから常に「忙しい!」って連発してアピールしてる人とか苦手でそうはなりたくないなって思ってたのでこの漢字の由来を聞いたときは府に落ちました。
面白いもので英語圏の考えは多分逆。ビジネスっていう単語がbusyからきてるように、「忙しい=美徳」的な図式が伺える。"keepin' busy?"とか聞いてくるし。
「水面下で必死にバタ足してても水面上はゆったり」がいいなーって思うので、どんなに大変でも大変さが外に滲みでないようにしたい。
で、きのう何年かぶりに北海道の幼なじみのムキマンにちょっと用事があって電話してみた。(歯茎がむき出してるからムキマン。10代のときについたあだ名らしくクリエイティビティーのかけらもない)
「ムキマン、最近なにやってるの?」
「え〜、なんとなくただ生きてるよ〜」と間延びした答え。
なんとなく生きてるよ〜って言い切れるムキマン、ゆったりしてて素敵。見習おう。
同級生ネタでいうとこの間Homepartyにゴリが遊びにきました。一学年に一人は必ずいる
ゴリラって呼ばれちゃう人。ちなみに俺らの学年には2人いたけど。
なんとゴリに会ったのは20年ぶり。