2012-11-30

Cross Adventure Suit -The Fun Hunters model-

sketching on paper patterns for a wetsuit "Cross Adventure Suit" 


きのうは、ヤクちゃんと太郎さんと3人で海トレ&The Fun Hunters の大島ー逗子SUPのトレーニング内容を練るために集合。鵠沼あたりでSUPでダウンウィンドトレーニングの予定だったのが、風がまったくなかったので、ふつうにSUPでサーフィンを一日中してました。腰くらいのパワーのない波でSUPには最適。楽しく波乗りしてるうちに結構パドルできていいトレーニング&冬の間のトレーニング内容もほぼ決まりいいかんじ。

そして夕方はBreaker Outさんの工場へおじゃまして、いま一緒に開発しているCross Adventure ウェットスーツの進捗状況をみてきました。できあがった型紙を体にあてながら、鉛筆でプロテクターやパッドの形やサイズを実際に描き込む作業や色見本の最終チェック!この間のダウンウィンドの時にプロテクターを付けずわざと膝を出し、擦り切れた所がちょうどかさぶたになってわかりやすくなってたので、そこにきちんとパッドがあたるようサイズや形を調整。提出してたデザインだとちょうどプロテクターとプロテクターの間にかさぶたがきてしまってたので、この実際の現場調整をしてほんとよかったです。太郎さんとヤクちゃんもみんなで一緒に行ったのですが、工場や会社の様子や最新技術を見る事ができてよろこんでました。

このCross Adventure Suit開発は、デザイン的、機能的にいろんな試行錯誤を必要とするので、全ての制作行程を自社内で行っているBreaker Outさんだからこそ実現できるもの。ほんとにいい出会い、いいチャンスに恵まれたので、最大限活かせるよう最高にいいものを作ります。高橋さんと引き合わせてくれた大竹さんにもほんと感謝です。
サーフィンやカヌーよりは敷居が低くだれでも始めやすいSUP。そんなSUPを川や海、湖などいろんなフィールドで楽しむことを想定しているので、これからウォータースポーツを始める人が最初に選び、そして長い間使用できる機能性と安全性、デザイン性に高いオールマイティーな一着になると思います。
とくにThe Fun Huntersがこれからいろいろと企画しているアドベンチャー系のSUPにはぴったり!
Cross Adventure Suitという新しいジャンルのウェットスーツをBreaker Out さんと一緒に作っていきます。

SUPを入り口としたウォータースポーツの普及にすこしでも役に立つような物を作っていきたいです。
四方を海に囲まれたくさんの川がある日本、大人も子供も自然と触れることでたくさんの尊いことを得る事ができます。そしてそれらは、すべてが過剰/氾濫の今の時代にこそ必要な根源的な人間力を楽しみながら養うのにもってこいです。
そんな願いを込めているCross Adventure Suit。
プロトタイプが来週出来上がるらしいのでさっそくそれを着てテストを重ねて行きたいです。

最新技術のテクノロジーと職人によるハンドクラフトの技が
高次元で組合わさるBreaker Out さんの工場。制作の現場を見学してきました。 



型紙を実際に体にあてて、プロテクターの位置や大きさを確認してます。 
動きをさまたげないプロテクターを付け、機能性と安全性の
バランスをものすごく気を使ってます。もちろんデザインも。
奥がBreaker Outの高橋さんです。

用意していただいた型紙に直接仕様を書込み、形なども描かせてもらいました。
結局こういう作業はPCよりアナログなほうが精度がよかったりします。 


手前がBreaker Outの寺井さん。実際に型紙等を作ってくれた方です。 


ウェットの生地から糸までものすごく細部にわたり色見本から選んだり
実際に出力してもらって、こだわり抜いてます。
デザイン的にみてもいままでにないようなかっこいいスーツにします。

これがウェットスーツ生地にプリントするマシーン。
実際に目の前で実演してみせていただきました。
今回の見学で、プリントの仕方や機械の仕様などいろいろと
見せていただいたので、それらの特色をフルに活かせるような、
プロトタイプ2号のアイデアもすでに浮かびはじめてます。

奥にいる女性がBreaker Outの三橋さん
色校を何度も何度も何度も何度もだしてもらってありがとうございました。
おかげで納得のいく色が再現できました!



2012-11-29

drawing "whale"



drawing "whale " pen on paper


"Last Striking"
もうかれこれ7〜8年通ってるクラヴマガ。昔は恵比寿の貸しスタジオで練習してたのが、青山に専用スペースをオープンしたのでここ何年かは青山支部に通ってました。きっちり週2回。
それが突然インストラクターとトレーナーが9名ほど辞めてほぼ指導陣総入れ替え状態に。今日がいままでのインストラクターが教える最後の日、明日からは新体制で運営していくそうです。
西尾さん、徳山さん、安部さん、奈良さん、二階堂さん、山本さん、その他みなさんにいままでものすごいお世話になりものすごい数々の技を教えていただきました。マガの指導陣はそれぞれがいろんな格闘技バックグランドを持っていて、人間的にも尊敬できる心技体そろった人がおおく、いろんな格闘技の特色をおりまぜ教えてくれてたので非常に楽しく練習できてきました。いままで本当にありがとうございました!形は変われど今後もなにかと接点があればと願います。

で、新しいスケジュールみてびっくり。いままで月曜日の昼と水曜の夜の打撃クラスに週二回でてて、来月から月曜の夜のレベル4に出ようと思ってたのに、ことごとくそのクラスが全てなくなってる、、、

明日はヤクちゃんと太郎さんと一緒にSUPで海トレーニング。そしてそのあとはBreaker Outの工場にいって共同開発してるウェットスーツの制作過程を見学にいってきます。今年中にThe Fun Hunters仕様のウェットのプロトタイプが出来上がりそうです。


2012-11-28

a sketch for "Peace Bird "sign


sketch for Peace Bird road sign

こんどデザインするお店の看板はオール廃材でこんなかんじのものを作ろうかなって計画中。それこそゴミコンのリストのなかにある廃材もつかって。道ばたにこれがあったら目立つでしょ「なんだこのヘンな鳥?」って。
道がわかないお客さんがお店に電話しても「店の前にヘンな鳥がいますので、そのビルの3Fです」って説明しやすいし。

今日は、毎月恒例のスパーリング祭り。仲のよい仲間であつまってライトスパーリング大会。カイダ君が今日は顔面の怪我で欠席だったので、もっちーと加藤君と3人で、1分交代で2分やって1分休憩をひたすらっていうトレーニング。みんな先月の映像を研究してきてるので、なかなかクリーンヒットがでない。僕も加藤君ももともとキックが得意なのでボクシング技術が弱くコンビネーションがうまく使えないのですごくいい練習になります。16ozグローブでヘッドギアつけてるので安全に仲間どうしで楽しく研究できるのでみんな月末の火曜日が楽しみになってます。興味がある人は是非参加を!そして練習後は美味しい野菜がたくさん食べれる目黒の韓国料理屋Pongaへ。超美味かった。






2012-11-26

Gomi-Con 2012 report



ゴミコン2012 公開プレゼン&グランプリ発表会の様子



ほとんどのサーファーが言います。
「自然が好き」「海をきれいに」「環境を大切に」「海からいろんなものをもらってる」、、、
だけどサーファーが使う2大アイテム、サーフボード&ウェットスーツ、どちらも土に帰るのに何万年もかかる石油化学製品。しかもボードは壊れやすく、ウェットスーツも毎年改良され結構寿命サイクルは短いうえどちらもリサイクルしずらく、破棄するのに専門の業者が必要っていう非エコなもの。

海や自然を大切にしたいけど、自分が波乗りに使ってる道具は決して自然にやさしいものではない。
だけど海や自然の楽しさ/偉大さを教えてくれたのは、その道具達があるからこそ。
そんな矛盾を感じてる人は沢山いるのではないでしょうか?僕もその一人でした。


そんななか、微力でもいいからなにか矛盾を解消できる糸口はないかと仲間で立ち上げたBeautiful Ocean Project。そしてみんなで考えることの意義を模索していた全国規模の公募展「Beautiful Ocean Award」。活動の途中でニューズドの青山君たちと出会い彼らがリスト化している廃材を見てBOAをもっと発展させたゴミコンを思いつきました。

今年2回目を迎えるゴミコンは、日本財団様とコニカミノルタプラザ様の協力で今年も無事開催することができ、きのうの日曜日、最終審査として入選者によるプレゼンテーションと審査会を行ってきました。
「必要なものを不要なものでつくるコンテスト」がゴミコン
リサイクルやエコということに甘えないストイックにデザイン性や機能性を求めた製品作りをゴミコンは目指しているので、審査基準は「すぐれたプロダクトになるか?」。シンプルにその1点のみ。

みなさん優れたプレゼンテーションがおおく、昨年よりさらにクオリティーがあがり、廃材の特徴をよく活かして製品作りのアイデアを披露していただきました。参加者と審査員の方々本当にお疲れさまでした。感謝です。
プレゼン後の質疑応答は、バイヤーでもある審査員から型代やコスト、プライシングから耐久性など製品化を前提としたするどい質問もおおく、マーケットを意識した普通のバイイング行為とかわらない厳しいスタンダードで行われました。

見事グランプリを獲得したのは、バレーボールの廃材を使った真家和也さんの「バレーボールペンケース」。
さっそく、製品化に向けて動きだします。普通の製品とは違い、制作開始段階でもうアウトプットできる売り場が確保されています。審査員をしていただいた方々は普段バイヤーなので彼らの販売網にて製品化後すぐに売り場に並べることができます。それが審査条件ですから。普段のバイイングとおなじ厳しい目で審査していただき、もし該当する作品がなければ「該当者なし」という選択肢もしょうがない。そのかわり選んだものは、ご自身のショップで売ってくださいっていうスタンスで審査をお願いしています。
グランプリ以外にも沢山のポテンシャルを秘めたアイデアが沢山あり、僕たちもすごく勉強になりました。
とくにサーフィンをする者としては、毎月大量に破棄されているウェットスーツの端材を使用した作品にはとくに興味があり、今回の入選者の高木さんの「編む」手法には可能性を感じるので今後詰めていければと思います。

審査会と授賞式がおわったあとは、実行委員会のみんなとグランプリ受賞の真家さん、司会の城さん、コニカミノルタプラザの方々を打ち上げ。ものすごく盛り上がって楽しかったです。みなさんと一緒にこのプロジェクトをつくっていけること、光栄に思います。
来年は、もっと大きなダイナミックな作品が増えるよう、ファーニチャー部門を増設し、いよいよアジア進出も本気で計画を練ろうと思ってます。









2012-11-22

"Peace Bird" a restaurant character

a restarurant character logo "Shimome Peace Bird"

来年目黒にオープンする「ハワイアンホームパーティー」。コンセプトや内装含めいろいろと依頼を受けることになりそうです。とりあえず、ロゴとキャラクターを作ってみました。これを描こうとしてスケッチを重ねてる途中でこんなのがたくさん生まれたりしてました。何かを作ってる途中でスピンオフ的にいろんなキャラクターが生まれますが、たいてい使い道のないままスケッチブックのなかに眠っています。そのキャラクター達で絵本でもいずれ作りたいです。

今週は新宿のコニカミノルタプラザにて僕たちがひらいているゴミコンの入選作品の展示をおこなっていますが、すでにいろいろな人が見に行ってくれて、なかには感想を連絡してくれたりする人もいて嬉しいです。NHKのクローズアップ現代でも取り上げてくれたのですが、結構見ている人がいて「みたよ!」って声をかけてくれます。我が家はテレビをつないでないので見れませんでしたが。
今度の日曜日、いよいよ最終審査を行い商品化できる商品かどうかを基準にグランプリを選びます。入選者が全員バイヤーである審査員にむけてプレゼンをし、その後受賞者発表まですべてをU-streamで放映するのでよかったら見てください。




2012-11-21

photograph along the Route 66

Railway by the Route 66    2011


今日はThe Dog Portrartの作品展示のため田園調布と神楽坂にあるペットサロン「チェリッシュ」さんへ斉藤君と彼の愛車のクラウンで行ってきました。僕らの世代は「いつかはクラウン」というキャッチコピーが未だに脳裏に刷り込まれてます。そう考えるとすごいコピー。ちなみに彼のクラウンはステーションワゴン型のベンチシート&コラムシフトっていう古き良き時代の渋いもの。

で、最近斉藤君とのもっぱらの話題が嚴にどんな車を買わせるか。車に特に興味がなく、V8エンジンがなにかもよくわからないこだわりのない年代代表の嚴。頼まれてもいないのに「あいつにはどんな車が似合うか」を移動中2人であつく語り合う。車にそんなに詳しくない奴でもあつかいやすくかっこいいもの、、と考えてると、チェロキーあたりかな。っていうことになり途中で環八ちかくのFLEXによって早速見てきました。ラングラー、チェロキー、ランクルのいい感じの年代のものがずらっと並ぶなか、バニラ色のチェロキーがひときわ輝いてました。最近の家電っぽい丸いチェロキーではなく、角張った無骨な時代のチェロキー。フルモデルチェンジするまえの最終系なので扱いも比較的楽そう。ほんとはダッジラムのピックアップを買わせてそこにオフロード専用の50ccバイクを3台積んで山に遊びに行くっていう案もあったけど、現実的な路線で考えるとこのFLEXで見つけたチェロキーあたりでしょう。ほかにもどう見てもアメ車な昭和のランクルとかたくさん楽しげな車がありました。昔の日本の車のデザインはほんと素敵ですね。

2012-11-20

drawing "peace bird"

drawing pen on paper " peace bird"    

あるロゴキャラクターを考えてるときについつい自分の好きな方向に走ってしまってこんなかんじに。

今年も年賀状ラッシュ。弊社のお客さま達がありがたいことに今年も年賀状のデザインを依頼してくれてます。
毎年この時期になると干支をものすごい数スケッチするのですが、今年は蛇は人気がないのか、そんなに干支にこだわったオーダーが少ないです。確かにディフォルメもしにくいし、幾何学模様化も難しいし、リアルに描いたキングコブラとかも企業的にNGっぽいので年賀状のデザインでも難易度が高いかもしれません。その分考える過程が楽しいですけど。

で、スケッチしたり作業中に最近はまって聞いてるのがiTunesのラジオの70's RetoroっていうカテゴリーのBIG R RADIO-70's & 80's Pop Mix。もうタイトルそのまま70&80のPOP全開!
Tom petty , Phil collins ,カミングアウトする前のジョージマイケル、ドラマ版のマイアミバイスでよく使われてたグレン フライの懐かしい曲やWild Cherry, Bon Jovi, Journey,フォーリナーなどなど懐かしさ満天だけど今聞いても全然色あせてない名曲達がたくさんかかっています。曲を聞いた瞬間、脳内にクロケットとタブスがテスタロッサに乗ってる映像がながれたりします。

インターネットどころか、CDもまだないレコードからテープに曲をダビングしてた時代、洋楽の情報は雑誌とかレコード屋でしか入らず、レコードやCDについてくるライナーノーツを隅から隅まで読んでました。しかも友達同士でみんな廻し読みしてるからみんなが持ってる知識は笑っちゃうくらい同じ。好きなバンドの誰も知らない情報をもってる人が誰もいないっていう平和な時でした。30後半以上の人にはおすすめのラジオです。




2012-11-17

Gomi-Con Exhibition at KONICA MINOLTA PLAZA


Gomi-Con Exhibition at KONICA MINOLTA PLAZA in Shinjuku

明日からゴミコンの入選作品展が新宿のコニカミノルタプラザで始まります。
今日は入選者達が搬入してセッティングしてたので立ち会ってきました。
今年も去年に引き続き会場を提供していただいたコニカミノルタプラザさん、ありがとうございます!

1、2次審査を通った応募者が実際にアイデアをもとにモックアップを製作し、この会場で10日間展示します。会期中の25日、応募者が全員審査員に向けてプレゼンテーションをして最終審査をおこないグランプリを選びます。最終審査の様子とグランプリ決定の瞬間はU-strreamでも放映!

昨年の応募作品も素晴らしいものがたくさんありましたが、今年はさらにクオリティーが上がっています。どれも素材である廃材の特製をうまく活かし、デザイン的にもすぐれたものがおおいです。

が、昨年同様やはり小さいサイズの製品アイデアが応募のほとんどを占めていました。小さいプロダクトもいいのですがやはり大きなサイズのプロダクトのアイデアももう少し増えてもいいのではないかと思います。廃材が一気に消費されて好ましいし。例えば毎月10万個廃棄されているような廃材1個を細かく切って10個の製品にすると単純計算で100万個の物ができてしまうわけでこれは売るのが大変です。なのでできれば10個の廃材を使って一つの製品とかできたらより好ましいです。家具とかインテリアとか。小さいサイズももちろんいいのですが、もう少し大きなダイナミックな製品アイデアの応募も増えてほしいです。

で、考えました。来年から飲食店/ショップカテゴリーをゴミコンに作ろうかな、と。
新しくレストランやショップを出店する際にオーナーがデザイナーにブリーフィングするのと全く同じように「お題」を出します。応募者はゴミコンが用意した素材を使って家具やインテリアをデザインし、施主はそれらを選んで気にいったものがあれば発注。もちろん材料代は無料なのでコンセプトに合ったいいものが安く作れるうえに、「実はこのテーブルや椅子は全て廃材から出来ている!」とレストランやショップもパブリシティーを僕たちゴミコンを通して得られます。
少ない費用で利益率のいい製品が作られ廃材提供者、レストラン、アイデア提供者3者全員がwin状態。ただ飲食店などはゴミコン開催のスケジュールに合わせて出店っていうのは無理なので、このカテゴリーコンテストは話があり次第随時開催されるかんじになるでしょう。材料となる廃材はいつでも毎月大量にでてるので、施主といいアイデアを結ぶ架け橋にゴミコンガうまくなれればきっといい結果になるはず。

なので、もしレストランやショップの出店を考えている会社や個人がいましたら、是非一度ゴミコン会場に遊びにきて見てください。できれば25日の公開プレゼンを見に来てもらって、その後の親睦会とかも参加してもらえれば出品者や素材提供者とも話もできて参考になるかと思います。NHKにも紹介されましたし、メディアにも注目されるのでレストランにもメリットは多々あります。「こんなオシャレなお店が実はすべて廃材で出来てるのです!」って取材されれば最高な広告にもなりますよ。


2012-11-16

2 Sunday evenings Bookcover

 Hand made leather bookcover "2 sunday evenings"

Leather bookcover with passport size pocket


ずっと探していたブックカバー。
それは経年変化を楽しめるような革でできてて、模様や柄が一切はいらないシンプルなポケット付きのもの。

旅や出張の移動中、新幹線や飛行機/空港などで本を読むのが結構楽しみです。そのままだとすぐにぼろぼろになるのでブックカバーをよく使ってます。紙のブックカバーはなんか貧乏くさくて嫌いなので、手触りのいい革製のもの。文庫本の革製のブックカバーは市販のでも結構気にいったものがあって愛用してるのですが、新書サイズや46版のブックカバーは一気に種類が減ってしまいます。たいてい好きな作家の本は文庫本になる前に読んでしまい、旅にはかさ張るけど新書を持って行くので、いい感じのブックカバーを長い間探していてたのですが売ってない。売ってないので作りました。

飛行機や新幹線に乗る時に手元におくのは、本とiPhoneとチケット/パスポート。いつもチケットを本に挟んでなくすのでパスポートとチケットが入るちょうどいいポケットのついたブックカバー。
日曜日の夕方に家で音楽聞きながらくつろいで、縫ったり叩いたりして楽しみながら作る。ちょうど2週連続日曜日の夕方そんなことして完成したので2 sundays bookcover。はじめてブックカバー作ったのですが、ネットでブックカバーの作り方ってググるといろいろと出てきて助かります。ほんと最近は便利ですね。縫い目とか不揃いでコバの処理も甘いですが、気にいった革を選んで自分で作ったのですでに愛着が湧いてます。手触り最高!

そして、自作のブックカバーにくるんでいま読んでるのは「百年法」の下巻。話題作だけあって面白いです。手術で永遠の命を得るのがあたりまえな人類っていう前提で始まるSF。そりゃないだろう百年くらい経ったら死なないと。って法律が百年法。その法律の可決や実施を巡ってストーリーが展開します。



2012-11-14

drawing "alphabet duck"

a drawing in my sketchbook "alphabet duck"


今朝起きたら久々の筋肉痛。
きのうは超人たちと海でSUPのダウンウィンドトレーニング。メンバーはヤクコーチ、拓ちゃん、太郎さん、かずき君と僕の5人。ヤクちゃん以外はみんな初のSUPダウンウィンドトレーニングでした。南南西の風8〜10mのなか花水沖から江ノ島まで約13キロ。スタートは花水の沖へ向かい風のなか45分パドル。これが一番きつかった。漕いでも漕いでも進まない、、必死にこいで現状維持、みたいな。後ろを振り返っても全然進んでないし、超人達はもくもくと進んで置いて行かれるし。沖でみんな待っててくれて何とか合流できました。自分のパドル力のなさを痛感。

アップウィンドで沖にでてあとはひたすら江ノ島に向けてダウンウィンドのはずが、角度が足りなく、結構真横から風がふいて肩〜頭くらいのうねりに翻弄されるものの、途中から慣れて、なんとか西の風とうねりを丁寧にひろって楽しくトレーニング終了。さらにヤクちゃんはC4の契約ライダーなのでいろんなC4のボードを持って来てくれて、始めてレースボードにも乗ってみることができました。幅が細く長さは14ftでボトムも船みたいにV字になってて漕いだ感じがいつもと全く違って楽しいです。

夜は加藤先生や俊平くんも合流してみんなで飯くいながら来年どんなチャレンジをするかをミーティング。きのうのトレーニングで各自課題とか目標が見えたので、これからみんなでトレーニングして徐々に距離をのばし、来年はThe Fun Huntersで大島ー逗子SUP横断に挑戦する予定。とりあえず冬の間は江ノ島脇でダウンウィンドの練習!これは比較的安全なのでやってみたい人は一緒にやりましょう!ヤクちゃん以外は日本最強パドラーとはいえ川の人たちで、海はまだ不慣れなのでみんなで楽しく練習していけたら面白いですね。



2012-11-13

Red Bull Party Track

 party track model for a proposal to Red Bull

  party track model for a proposal to Red Bull

 party track model for a proposal to Red Bull

アトリエで探し物をしていたら、懐かしいものが出てきました。プラモデル。
昔レッドブルに提案した「パーティートラック」。(採用されませんでしたが)
2004~6年、ジーマハマーを走らせるキャンペーンが終ったあと、またぶっ飛び車両を使ったプロモーションをどこかのブランドと一緒にできないかといろんな事を考えて企画書にまとめて何社かに提案してました。その一つがこれ、レッドブルのパーティートラック。M35トラックを改造したパーティートラック。M35のプラモデルがなかったので一番ちかいかんじので代用。(どうしてM35かというとハマージャパンがほんとに持ってるから)。後ろの荷台部分に積んだおっきな缶がぱかっと半分にわれ、中から最新のDJブースと音響システムが出てきて、車両が行く場所すべてがイベント会場になるまさに「パーティートラック」。見事に没りました。

思えば、バイラル広告っていう言葉が一般に浸透するまえにジーマハマーをやったのは正解でした。
何台もあまり印象に残らないラッピングバスを走らせるより、とびっきりの深く印象にささるような一台を作って、見た人に写メを撮らせて友達に広めてもらう。そんなプロモーションの2匹目のドジョウを捕まえようとしたけどなかなかうまく行きませんでした、、

実際に提案して採用される一つの企画の陰には10から20の没企画があります。ノーと言われても断られてもめげずにトライし続ける。鼻で笑われても、提案したのに返事がなかったり無視されても、とりあえず何か思いついたら企画書にしてどこかにアタック。思いつきを形にするトレーニングにもなるし、結構それも楽しかったりします。
RBも言ってるように「it s about how hard you can get hit and keep moving forward」の精神。
ちなみにスタローンの歴代の台詞の中でこの台詞が一番好きです。(そして珍しく結構ながい台詞)

2012-11-10

River SUP "MITAKE CUP"



River SUP Cross  Final Heat   "The 5th Mitake Cup"


今週末御岳で開催されてるラフティングのレース大会「第5回御岳カップ」
全国からラフティングチームが大集合してレースします。そして今回で2回目の開催となるリバーSUP部門に出てきました。
海ではポピュラーなSUPもまだ川では目新しい存在でリバー SUPはうまれたばかりの競技。今日行われたのはリバーSUPクロスといって2〜3人が同時にスタートしてゲートをくぐりながらゴールを目指す、速さを競うレース。3〜4日まえにこのレースの事を知ってよくわからないまま今日行ってきたのでルールとかも始めて知りました。男子は9人参加。
この9人のなかにすごい人がたくさん入ってます。ラフティングの世界チャンピオン(2人)やカヌーの日本代表や地元のバリバリのパドラー達やプロのスノーボーダー達。いろんなジャンルの強豪パドラーのなかに一般人の僕がまじってるかんじです。新しい競技だからこそ、こうやって一般人と日本トップや世界レベルの選手が入り交じって同じスタートラインに立てる。これはすごいことです。普通の確立された競技ではありえないです。すごい選手たちのライディングを間近で見れて最高面白かったです。

僕は第一ヒートなんとラフティング世界チャンピオンと一緒だったので、絶対にもう勝ち進めないだろうと思いスタートをしたのですが、やっぱり速い。最初の2、3パドルでものすごく引き離されました、、、が、まさかの落水&パドル手放しでラッキーにも次のヒートにすすめました。次のヒートはこの間一緒に多摩川を下ったThe Fun Hunters仲間の俊平選手。やっぱりものすごく速く、速攻おいてかれました。
でもとにかく面白い。参加してほんとに良かった。大会を運営している皆さんおつかれさまでした。おかげさまでものすごく楽しかったです。次回はもっと沢山の人が出てより盛り上がると思います。そして次回はいまBREAKER OUTさんと一緒に開発してるリバーSUPに最適なCross Adventure ウェットスーツが出来上がってるとおもうので、それを着て出れるのでさらに楽しみ。

決勝はヤクちゃんが優勝。さすがです。さらに彼は明日全日本のSUPのレースにでるみたいです。がんばって世界選手権進出しちゃってください!そして沖縄では汰久治さんの海人丸進水式!明日はいろんなところで仲間たちががんばってます!僕は我が家の記念日なので一日中なんか美味しいものでも食べてゆっくりしてます。


写真は決勝戦の一コマ。先頭をきってるのはヤクちゃん。すごいの一言。この流れでこれだけ体をひねってパドルをさせる体幹とバランス。寒くてみんなフルスーツなのに一人だけなぜかタンクトップ!さすが世界チャンピオン、規格外です。


2012-11-08

drawing "Alphabet Bird"



drawing in my sketch book "Alphabet bird"


今週前半はずっとウェットスーツのデザインをしてました。
BREAKER OUTさんが僕に物品スポンサードしてくれることになり、「川と海をボーダーレスに楽しめるようなクロスアドベンチャースーツ」を一緒に開発してます。
いままでSUPで遊びながら「ここがこうだったらいいのに」と感じたことを全て形にしようとしてます。
プロテクターなどの安全性と動きやすい機動性のバランスをものすごく考えました。安全性を重視しすぎて動きづらくなっても、動きやすさを優先してプロテクション機能や保温性を犠牲にしてもいけないので、ちょうど良いバランスをとれるように。人体デッサンの時に昔つかってた骨格図にウェットのスケッチを重ねて間接部の保護を考えたり、SUPやカヤックのパドル時の間接の可動域を考慮にいれつつ沢山のスケッチを重ねてプロトタイプをデザインして、さっそくBREAKER OUTの高橋さんに送りました。もちろん見た目も今までのいわゆる「ウェットスーツっぽい配色やデザイン」とは違うものを作りたいのでこだわりました。

自分が着るウェットスーツをこうやって一からデザインできるのはものすごく楽しいです。そして将来このモデルをベースに販売されるCross Adventure suitが、これからウォータースポーツを始める人にとっての「最初の1着」に最適になるよう開発していきたいです。もちろんThe Fun Huntersの遊びの幅も広げてくれるようなウェットスーツにもなると思います。

先ほど連絡があり、指示書にそって試作した生地やパーツを送っていただいたようなので、到着が楽しみ。
今年中には最初の一着目が形になりそうです。わくわくします。


今週土曜日は御岳でSUPの川下りレース「御岳カップ」が開かれるようなのでよくわかんないけど参加してきます!




2012-11-07

drawing "Alphabet creature"

a drawing in my sketch book " alphabet creature"


ハロウィン、クリスマスの時期になるとデザインにイラストを使ったりすることがおおく、一つのキャラクターやイラストを作る過程で「絶対に採用されないだろうけど、自分的に面白いアイデア」がたくさん生まれちゃいます。で、ついつい仕事には関係ないけどそのアイデアをスケッチブックにいつも描きとめる。これもそんなかんじで描いたもの。さらにここからシリーズが生まれたりして、しょうもないワールドが広がって行きます。

「ウールTシャツ」
SUP多摩川下りのときに何をきていくか?をメンバーといろいろと話合った結果、加藤先生がみつけてきたウールTシャツが一番っていう話になって僕も買ってみたウールTシャツ。
ウールっていうとちくちくしそうだけど着心地は全くコットンと変わりません。僕が買ったのは、メリノウールなんとかっていうモコモコの羊がパッケージに印刷されてるもの。保温性と速乾性がすごく暖かくて汗をかいたり濡れてもすぐかわく。この間の多摩川下り用にと試しに買ってみてそれ以来愛用してます。汗っかきなので、寒くてもすぐ汗かいてそれが冷えて寒くなる自分。これは濡れてもすぐに乾くし軽いし、動きやすい。
ラッシュだと体温を奪われるし、タッパーだとちょっとうごきづらい、たとえ川や海に落ちてもすぐに乾くのでこれはアウトドアに最適。ユニクロのヒートテック3枚分くらいの値段ですが機能を考えると断然こっち。寝る時も暖かいし外で運動しても汗がかわいて体を冷やすこともないので最近は大活躍です。
で、なんとなく買ったときから予想はしてましたが、この間の多摩川下り本番はやっぱりこれを忘れていっちゃいました。かならずなにか忘れます。旅にでるときもかなりの確立でせっかく買ったガイドブックも忘れていっちゃいます。


2012-11-05

New sea kayak!


夕日をバックに新しいジャクソンのシーカヤックに乗るゆうじさん。
ゆうじさんが買った新しいカヤックが届いたと連絡があったので昨日はみんなで進水式。

最高に天気がいい日曜日。11月なのにSUPは海パンいっちょでオッケーなくらい暖かい。
古いカヤックと新しいシットオンタイプのカヤック、iSUP、釣り道具など遊び道具と肉、おでんの食料を満載に船に積んで出航。いつものクルーザーではなく、ゆうじさんのもう一隻のほうの焼肉船。東南アジア感満載!っていうデザインコンセプトのかっちょいい味のあるミニ屋形船。船の両脇にカヤックを括りつけて羽田近辺のおだやかなところでアンカーをたらして、みんなでカヤックで遊ぶ。釣りマニアなゆうじさんはこのカヤックでさらに釣りの幅を広げるみたいです。ぼくもゆうじさんの竿をかりてSUPで釣りを楽しくしてました。ぼくは釣りをあまりしないのでよくわからないけどルアーを投げてるだけで結構楽しいです。たぶんものすごくいい道具だったのでしょう、投げるときのシューーっていう音やルアーを回す感覚などとってもいい感じでした。

カヤックで遊んでは母船にかえって焼肉焼いてたべて、ハンモックで休んでまた遊びにいって、、の繰り返し。最高でした。日がどっぷり暮れてようやく帰路についた頃、魚探が反応したのでまた釣りを始めて、、、夜まで一日中遊んでました。ゆうじさんが作ってくれたおでんも最高でした!



こうやってみると東京には見えない景色。都内から20〜30分でいける一番近い遊び場。ウェイクサーフィンやSUPやったり、これからはカヤックで釣りにもいけます。都内でも探せばけっこう遊び場はあります。

!!きのう長年使ってた初代GoProを東京湾の底に沈めちゃいました。
マウンテンバイクに装着して川につっこんでも、パプアニューギニアの波にまかれてリーフにぶつかっても、スパーリングのときに頭につけてても無事だったGopro。過酷な状況で使いまくっても大丈夫だったGoproが無風でまったいらな海っていうものすごいイージーなコンディションでバイバイしました。あまりにも平坦なコンディションだったのでリーシュも浮きもつけずにポケットにいれて使ってたのですが、ポケットに入れるときに手が滑って落としてしまいました。残念。いままでよくがんばってくれました。



母船にルアーを変えに立ち寄るゆうじさん。今日の写真は携帯のカメラで撮ったのですが、けっこうちゃんと撮れててびっくり。しかもガラケイって最近よばれてるスマホじゃないG-shock携帯。この携帯は頑丈で水にぬれても高いところから落としても壊れません。が迷彩塗ってしまったのでアウトドアで落とすと見つけるのが大変。



2012-11-02

Bathroom of Sky Terrace "africa"

bathroom sign in Sky Terrace Africa ,Hummer complex bldg.

トリプル締め切り無事終了。締め切りは必ずといっていいほど重なります。
ここ何日かはひたすら何かを描いてました。どれもイラストとか手描きの仕事で、いつも手には鉛筆かペンか筆。PCで作業するよりもやっぱりアナログなほうが好きです。そんな合間をぬって、2週間前から延び延びになっていたアフリカのトイレのサインを今日の午前中描いてきました。普通の"Men""Women"の表示じゃ面白くないのでドアにちょっとグラフィックも入れてきました。晴れた日の屋外での制作は気持ちがいい。これでほぼハマージャパンの屋上にあるテラスAfricaは完成。

そういえば去年の今頃は仲間内でオープン前にテストを兼ねてアフリカでパーティーを開きました。あれからほぼ一年。早いです。年末にむけていろんなパーティーが結構あるそうです。
2FのH1クラブや屋上のこのテラスはアルマーニのパーティや音楽系の人のイベントが年末に向けてブッキングされているので遊びにいってみようかと思います。みなさんもいつもと変わった忘年会とかパーティー等したかったら是非使ってみてください。









2012-11-01

Video " Everything " by Tom Freund




Tom playing "everything"


昨日から、女性向けのイラストを描いてますが、女性のファッション系雑誌を大量に買ってきて服とか背景を描く資料に使ってます。ちらっと内容をよんでみると、結構面白いです。もうどのページも「おしゃれになる!」「きれいになる!」の洪水。女性は日々大変な努力をしてるのですね。メイクとか服とか、、、
ただ気になるのが、「きれい」や「かわいい」の基準。
100人いたら100通りのきれいがあると思うんだけど、ものを売るためにメディアの作った「きれい」を絶対基準として押し売り状態。本当にきれいになりたいんだったら、自分にとってのきれいさは何?何を美とするのっていう所からスタートすればいいのに、そういう根源的な問いかけはなしに、上から「はい、これがきれいなものです。勉強しましょう!そしてこれを買いましょう!」全ページそういう構成。見てくれ至上主義。あっ、ファッションだからそれでいいのか。
田舎者の僕は、ファッションとかはいまだによくわかりません。

まったく話が繋がってないけど、これがきのうのトレーニングの様子。
最近の自分の課題であるフットワーク。足をつかってとにかく出たり入ったりする。先月よりはだいぶ動けるようになってきました。でもまだまだ動きが止まってるので改良の余地あり。またこの4人で来月スパーするのでみんなの動きを研究して対策を練るつもりです。






"Everything" from Tom Freund Japan Tour 2012 shot and edited by Ikuzo Fujimura