2012-10-30

Boxing glove

vintage finished boxing globe


ここ何年かずっと使ってるWINDYの14ozグローブ。
いろいろと試したけどこのWINDYのシリーズが一番しっくりきます。グローブの形もしっかりしてるのでインパクトの瞬間も自然に握り込めて手首の怪我をしずらい。とくにマジックテープでバリバリって締められるこのタイプは安定感もあっていいです。なのでサンドバック用の8ozもこのスパー用の14ozもレガースもすべてWINDYのを使ってます。
さらに気にいってるのが、革の色。赤とか黒に染めていなく自然なかんじがナチュラルでいいです。

そんなお気に入りがいろいろと破れて中の詰め物が飛出してきたり穴があいてたりしたので、新しいのを買おうかなといろいろとネットで探してるうちに、欲がでて「どうせ買うならもう本革の多少高くても長く使えるような一生もの」を買おう!となり、さらに「フィラデルフィアの外れにある工場で頑固親父が、いまだに昔ながらの手縫いで古きよきアメリカの物作り」をしているような老舗のグローブ屋を探してたのですが、ネットでは見つからず。(誰か知ってたら教えてください)そんな頑固親父はやっぱりネット販売とかはしないのか、、、そもそもそんな人がいるのか?

結局、本革の靴や鞄のように「買うときはちょっと高いけど、使えば使うほど馴染んで味になり一生使えるからかえって安い」的グローブは見つかりませんでした。どこも似たようなスポーツ用品にありがちなカラフルなものや変にデザインしちゃって派手なものばかりでこれだ!っていうものがない。

なので、修理して使う事に。破れた箇所の詰め物をだしてフォームをおなじような大きさにきって入れて、革用の針と糸で縫う。キレイに治ったのですが、そうすると治したところが異様に新しくなってしまって他とバランス悪くなったので全体的にクリーニング。
長年使用してできたシワや傷をクリーナーとかでキレイにしてみてるうちに、ふと、この傷を目立たなくさせるより逆に目立たせてビンテージっぽい仕上げにしよう!と思いついて染め材で丁寧に傷とシワが目立つように着色してみました。いいかんじにエイジングしたところで仕上げのコーティング材を塗って完成。ついでに手の甲にあったロゴもヤスリではがしちゃってさらにビンテージ感を増してみました。

そして早速このグローブでいつものメンバー+スペシャルゲストの加藤君たちと毎月恒例のミニスパーリング大会してきました。仲のいい4人で楽しくトレーニング。一人1分間3人連続相手で3分1ラウンドを1時間半ひたすら繰り返す。前よくマガで一緒だった加藤君とはひさびさに一緒にトレーニングしました。そして終ったあとはかいだ君の関連会社が経営する目黒に去年オープンした野菜たっぷり韓国料理屋pongaへ。美味しかった!












2012-10-29

Short movie "Hunting Diary" vol1



また最高な出会いがありました。
パプアニューギニアに一緒に行った時に出会って以来、何かとお世話になっている大竹さんにThe Fun Huntersの川下りのことをを話したところ、是非会わせたい人がいるとのこと。
大竹さんの紹介なのできっとすごい人だろうと楽しみに、先週金曜日にみんなでランチしてきました。

ウェットスーツブランドBREAKER OUTを作っている会社の専務さんで高橋さんという方。
物品協賛をしてくれるということで、てっきりThe Fun Huntersにたいしてかとおもったら、なんと僕個人に対しての物品提供でした。さらに単なる物品提供というよりは、一緒に製品を開発していこうという僕のようなクリエイターにとっては最高にわくわくする話でした。ほんと紹介していただいた大竹さんに感謝です。

高橋さんもサーフィン以外でも水周りで遊ぶ人口の底辺を広げて行きたい、との思いを持っていて、iSUPでの川下りやアドベンチャークルージングに最適なウェットスーツを構想していたようでした。
いままでサーフィンとかウォータースポーツをしたことのない人が、気軽にトライできるSUPを切り口に、そこから水遊びに興味をもってもらって水辺のアクティビティーを広げて行けるような環境づくりをめざしていく。そしてそんな人たちのために最適なウェットスーツを開発していきたい。

コンセプトや考え方が僕たちThe Fun Huntersと全く同じなので瞬時に意気投合し早速年内にプロトタイプを一緒に作って行く事に決定。いつも遊んでるiSUP川下りやヨット、カヌーなどその他の遊びの時に「こんなウェットがあったらいいな」的要望をすべて伝え、さらに僕がデザインしたものをBREAKER OUTで年間4着作ってくれるそうです!またそれを使いつつ使い心地や改良点をフィードバックしていき製品開発に役立てもらう。
春夏秋冬自分でデザインしたウェットを着れる!もう楽しみでしょうがないです。プロでもない僕にウェットのスポンサードがついたようなものです。
そして、その開発過程もCreative Diaryで露出してもいいとの許可をいただいたので、作る過程などもリアルタイムで紹介していきたいと思います。(普段のデザインの仕事だとなにかとクライアントとの守秘があり、作っているものをなかなかリアルタイムで紹介できません。あたりまえですが)

iSUPでの川下りやThe Fun Huntersのアドベンチャークルージングに最適で、カヌーやカヤック、ヨットなどいろんな水遊びにも対応できるウェット。「これさえあればたいてい何とかなる」っていう、いままでウォータースポーツをした事がない人が最初に選ぶオールマイティーな一着。そんなウェットスーツを高橋さんと一緒に作って行きたいと思います。

いろいろと川や海など水辺で遊ぶうちに、自分にあったアクティビティーが見えてくると思います。そっからサーフィンにいったり、カヌーにいったり。その最初の入り口を広げるお手伝いができたら最高ですね。
海、川や山はどんな学校よりも大切な沢山の事を教えてくれますから。とくに海も川も山も豊富にある日本にいるんだからより多くの人がそれらに触れてくれたらいいですね。

そんな想いを込めてこれから開発するウェットは「Cross Adventure Model」(仮)っていう名前にしようかと思ってます。SUPとか川下りとかカヌーとかではなく、クロスアドベンチャーっていうジャンル!








2012-10-26

Drawing " Troy's Bird Head "

drawing "Trojan Bird Head" pen on paper



「超高級鉛筆」

最近の「クリエーター」たちは、ものを作る時にいきなりPCに向ったりする人もいるみたいです。
僕たちの世代はまず鉛筆でスケッチが基本。Macが普及してなかったころは納品も原画だったりポジだったり。
スケッチで固まってきたらそれをスキャンして始めてPCの作業に。とにかく紙と鉛筆が基本。
なのでいっつも使う鉛筆や紙にも非常に思い入れとこだわりがあります。
僕はH以上かたいのはステッドラーの青いボディーの鉛筆。B〜6Bは三菱のえんじ色の鉛筆。HBはFaberCastell。
弘法ではないので、選びに選びまくってます。

昨日、仕事のリサーチで銀座のITOYAに行ってきました。いつも画材は世界堂なので久々に高級なITOYAに行ったところ、別館ができていてさらに高級路線にはしってました。
画材や文具は新しいものや変わったものを常に試してみるのが好きなので、いろいろな試し描き用の画材とかで長時間ひたすら遊んで楽しんでました。そこで見つけたのが、ペンとかで有名なスイスのブランド、カランダッシュの鉛筆。

普通の鉛筆よりも若干太いグリップで持ちやすく、紙の上を走る芯の具合もなめらかでものすごく線をひきやすく、非常に使いやすかったので買おうと思ってレジに持って行ってびっくり。1本290円!えんぴつが。
この鉛筆は例外ですが普通の鉛筆も最近は高いです、ちいさなころは20円くらいだったのに。
とりあえず、2B~Hまでをトライアルで買ってみて今日一日使ってましたが、このカランダッシュ鉛筆、超使いやすい!



今日またいい事が!書きたくてしょうがないのですが、守秘があるかもしれないので、先方に確認中。

2012-10-25

Asagiri Jam 2012 Tote Bag

Asagiri Jam 2012 Tote bag


先週の多摩川全流SUP川下り80kmを終えて約1週間。
体が完全にリカバリーして調子いいです。毎週火曜日にしてるモッチーとのトレーニングもいつもだったらオールアウト状態になるはずが、普段より楽に感じる。トレーニング後のライトスパーも3ラウンド終るまでフットワーク使えてました。すごいな川下りSUP!やっぱり水の上という不安定な状態でバランスをとりながらパドルするので下半身と体幹にとって最高のトレーニング。

川下りの時、Goproの電池も途中でなくなって、コンパクトデジカメも途中で水没させてしまって、途中から写真や映像が全然撮れませんでしたが、少ない素材を簡単にまとめてみました。The Fun Huntersの最初のトリップ!
またこのメンバーで面白いこと考えてトライしてみるつもりです。いずれはグランドキャニオンを流れるコロラド川を下りたい!

今回のSUP川下りの時にすごい役立ったグッズトップ3。
1、170~225cm自由に長さが調整できるスターボードのパドル。これは向かい風の時や疲れた時に膝立ちや座ってパドルするときに長さが瞬時に調整できて便利。
2、モンベルのカヤック用ニーパッド。これもバランスを崩しそうになったら瞬時に膝ついたり、長い時間膝をついてるときに膝の痛みを和らげてくれます。
3、ユニクロのウィンドブレーカー。数あるアウトドアブランドのウィンドブレーカーより断然軽くて、風を完全に遮断できるうえに汗をかいても蒸れないし、小さく折り畳める。なによりも安い。3980円。すごいぞユニクロ。ただユニクロの店で3980円は異様に高く感じる。

こんなのツールが合ったらいいなトップ3。
1、川下り専用のiSUP!12フィートくらいで幅が細く、ボトムはフラットだけどノーズのほうは船のように若干キールにかけてV字。そしてどんな浅いところも行けて、岩に引っ掻かんないような低くて長いフィン。C4の契約ライダーのヤクちゃん経由でC4に作ってもらうようにお願い中。Cross adventure model!

2、アナログ文字盤でタイドグラフとムーンデータと回転ベゼルがついたG-ショック。G-shockは耐久性、防水性抜群で軽いのでスポーツ時最適だけどやっぱり長時間のレースや川下りとかはパッと見て把握できるアナログ表示がいい。デジタル表示でタイドグラフとかついたモデルはあるけど、アナログはない。疲労困憊したときにデジタル表示みてもパッと時間の計算ができない。(俺だけ?)G-shockからそんなモデルでないかな〜?
3、急流でもみくちゃにされても大丈夫なように、膝、尻、腰、背中に厚みをもたせプロテクターをつけてるのに、動きやすいウェットスーツ。

そして、今週日曜日はヨットのレース。こんどこそ上位に入りたい。











2012-10-24

Asagiri Jam 2012 T-shirt


Asagiri Jam T-shirt 2012  mustard yellow and washed black

今年の朝霧ジャムのTシャツ、製品版。ボディーを染めたあとウォッシュド加工してるので、色も落ち着いて着心地もいいです。ボディーのマスタード色はほんとにマスタード見ながらパントーンで色を選んだのでマスタードこぼしても大丈夫!最初はボディーの色をマスタードとケチャップとコーラ色にしようかな、と思ったけど暖色系は結構去年作ったので今年はこの2色展開。

そして、この間愛車のラングラーYJが修理完了して戻ってきました。代車もYJをだしてもらったけどやっぱり自分のジープが一番しっくりきます。ほんと直ってよかった。
認定中古車で購入したので、クライスラーのディーラーに一度はあずけたものの、「40〜50万円修理費がかかります。しかもそれだけ費用かかってもパーツがないから直らない可能性もあります」との返事。やっぱりディーラーさんは新しい車を売ることが商売なので、自分が売った車をなおすよりも新しい車を買ってもらおうっていうノリなのでしょう。
速攻、車を引き上げジープを愛する人たちがやってるT&Tへ。症状を話すと「あー大丈夫ですよー直りますよ。持ってきてください」と返事。アメリカからパーツを取り寄せるのに2〜3週間かかったが、パーツが届いたあとは一日で直りました。修理費もクライスラーの見積もりよりだいぶ安い27万円。(とはいえ痛い出費)まあ約10年間故障が一回もなかったのでよしとしよう。

愛車が直ってルンルンでいると今度はチャリが、、、
後ろのギアのディレーラーの根元を支えるフレーム部分が折れた。。。
こんどはチャリか。これもまた何年も愛用してる、原型をとどめてないくらいカスタムした愛車
多分このチャリで冗談ぬきで何万キロも走ってます。
こっちは残念ながら買い替え。今月は突然の出費だらけでした。


2012-10-23

On the road , Abq-LA


 from  music video "No turning Back" by Tom Freund
on the roak from Albuquerque to Los Angels

 from  music video "No turning Back" by Tom Freund
on the roak from Albuquerque to Los Angels

もう約20年くらい続けている事。それは毎年必ず一人で行ったことがない土地へ旅すること。国内でも国外でもどこでもいいから始めての土地に一人で身をおいてみる。

去年はアルバカーキーからLAまでドライブ。地図だと5cmくらいだけど、運転したら長かった。

去年サンタフェでマットが結婚式をあげたので、そのついでに前からやりたかったルート66ドライブをしてきました。
アメリカ大陸半分弱横断。来年はフルに東から西まで横断するつもり。

そのとき撮った映像を、今年同行したTom Freundのライブ映像を編集しているついでに"No turning back"っていう曲を使ってミニロードムービー風に編集してみました。去年ドライブしてたときに感じてた空気感がトムの奏でる音と歌にぴったりマッチ。それもそのはずでトムは西海岸で生まれ育ちそこの雰囲気をうまく音に表現してるから、景色にぴったりあうはず。トムも気にいってくれました。

毎日、適当に西に向ってドライブ。いいロケーションを見つけては車をおりて、一日中トレイルを走ったり、歩いて大自然を満喫。ABQ、サンタフェ、セドナ、フラッグスタッフ、ジョシュアツリーパーク、などをターコイズトレイル、ルート66、インターステイトを通りながらノープランで走る。ひたすら西へ。
ただ毎晩夕方には必ず運転してるようにしてました。車のなかから正面の夕日に向って走るのが最高に気持ちよかったから。窓を全開にして風を浴びながらローカルの局にラジオを合わせて、空がだんだんと染まっていくショーを楽しむ。
真っ暗になったら、目についたモーテルに泊まって、次の日も走る。旅独特の浮遊感を満喫。
そんな映像です。
ソファーにどっかり座ってぼーっと眺めたり、オフィスにいる人は休憩のときにでも楽しんでください。


 "No turning Back" by Tom Freund
on the roak from Albuquerque to Los Angels




2012-10-18

Drawing for Asagiri Jam 2012



graphic for Asagiri Jam 2012



今年の朝霧JAMのグッズ用のメインビジュアル。T−シャツやトートバックとかにプリントされてます。ラインナップもいいかんじなので最高なフェスだったのではないでしょうか。


奥多摩ー東京湾SUP川下り80kmを終えて2日目、体は完全に回復。
当日、ゴールした直後は体中がオールアウト状態でロボットみたいな動きだったので、次の日は鬼のような筋肉痛におそわれるんだろうな〜と眠りに落ちて覚悟して翌日おきてみたら以外と軽ーい筋肉痛が足にちょっとあるだけ。軽くランニングとスイムをしてほぐしたら完全に回復しました。

装備を点検してみるとこっちのほうは結構ダメージがありました。
パドルの先っぽがぼろぼろになって、長年使ってたルミックスのコンパクトデジカメLX3が水没(防水ケースから取り出して写真を撮ってるときに落水)、Goproのハウジングに亀裂がはいってたり、リーフブーツが穴空いてたり、、、
週末にでもゆっくり修理します。

デジカメは太郎さんの車にヘルメットとかライフジャケットとかと一緒に忘れてきたので今度持ってきてもらいます。
撮ったデータが無事でありますように。




2012-10-17

SUP down river trip Mitake-Hanedda 80km



16日、1ヶ月ほど前から計画していた多摩川全流域御岳〜東京湾80kmSUP川下りを決行。

15日の夜御岳の俊平さんの家に集合、仮眠をとって朝5時20分御岳をスタート。17時間20分後の22時40分にゴール地点の天空橋に7名全員無事ゴール!

真っ暗ななかスタートして、薄暗いなか急流をくだり、朝日が高くなるころには青梅のあたりまで進み、そこからライフジャケットやウェットスーツのフル装備を軽装備にチェンジし、ひたすら漕ぐ。
17時ごろ日が暮れて真っ暗になってもひたすら漕ぐ。

川が生まれてから海にながれるまでの川の一生を1日でたどりました。
普段見慣れているはずの光景が川の中からみるとまるで違う景色に。沖からたった何メートルの水の上から見る景色はまったく別次元で新世界。感動の連続です。
おなじ川でも進むにつれていろんな表情を見せてくれます。
こんなにもたくさんの表情があって、こんなにも沢山の生き物が住んでいて、下流に行くにつれて人間の営みでだんだんと汚くなっていく様子も含めてすべてが驚きの連続です。
日が暮れて真っ暗な川の上から見る暗闇に浮かびあがる遠くの都会のネオンライトはものすごく神秘的に見えました。
いつも日頃見ている東京を流れている川。近所なのにすごい遠い国へ旅してきたようなかんじです。

ここ2週間いろんなことがありました。悲しい事や嬉しい事が怒濤のようにまとめていっぺんに。
水の上でパドルしながらいろんな事を考えました。たいした頭ではないので考えてもどうしょうもなく、いろんな感情が入り乱れるなかやっぱり自分なりにすべてを受け入れるしかないと。受け入れて前に進むしかないかと。

ちょうど14時間くらいたったころ、水をつかむパドルに神経を集中させるうちに、外界の雑音がフェードアウトし、内面とすごく対話できました。なんか座禅を組んでいるときのような感覚。
隣にいたヤクさんに「ひたすら漕いでると動く禅」になってくるよねって言うとものすごく同意してくれる。
やっぱりみんなそうなんだ。
もう最後のほうは全神経が「水に刺さるパドル、水を掴むパドル、水から抜けるパドル」だけに集中。世界がその3つだけになる瞬間があって、さらにそのあとそれすらも消える。そんな時が何分間かありました。研ぎすまされて全てがシンプルに。きっとあの瞬間が無になれた瞬間。17時間中3分。無になるまで13時間57分かかったことになるわけですね。ふだんどんだけ雑念だらけやねん。って突っ込まれそうですが、僕にとっては尊い貴重な経験。14時間パドルしないと消えない雑念を持っているということをわかる体験ができただけでもラッキー。

今回のトリップを陸から支えてくれたメンバーの奥さんや彼女による伴走車チームには巨大な感謝!
陸上支援部隊が各ポイントでいろいろと補給してくれなければゴールできませんでした。
夕食を持ってきてくれた人たち、川の途中で応援しにきてくれた人たち、ゴールでシャンパンを持って待っててくれたアキさん&あけみちゃん。ここ一ヶ月野菜&魚中心の食生活をささえてくれたまりこ。1週間まえ30km江戸川をつきあってくれたしろう。僕たちのバカな計画につきあってくれてほんと感謝です。

一番最初に御岳でSUP川下りをしたときに思いついた「これで海まで行きたい」。一人では到底むりなのでみんなに伝えると喜んで一緒に楽しんでくれる。そしてそれをさらに陸で支えてくれる人がいる。最高ですね。
仲間がいて健康な体がある。ものすごい贅沢です。
心のそこから楽しかった!みんなありがとう。

この川下りの事を話すと、(僕の友達には聞かれませんが)たまに聞かれます「どうしてそんなことするの?」って。
答えは二つあって「バカだから」と「楽しいから」。

太郎さんの車に忘れてきたカメラがかえってきたらまた写真載せます。
とりあえずGo-proの画像で取り急ぎ終了報告でした。



2012-10-15

untitled

10月5日、中澤先生が亡くなりました。
心臓の不具合で入院してから約1週間後の急な訃報でした。

ものすごく尊敬し、すごく好きだった先生の突然の知らせ。最初は現実味がなく、そして徐々にこみ上げてくる実感と喪失感で、この1週間心ここにあらず状態でよくわからずに過ごしました。なるべくいつも通りの生活をしてるのですが、自分と外界の間にうすい膜がかかっているようなかんじで、気がつくと先生との思い出にふけってたり。

先生は僕にとって革命家であり、ファイターであり、とてもクリエイティブ、信念を貫く偉大な兄貴分な存在でした。
趣味も合ったことから仲良くしていただき、ちょうど一回り年上でいつもいろんなところに誘ってくれて、沢山の面白い話を聞かせてくれました。同席するすべての人を魅了する話術で実際にあった話をおもしろおかしく聞かせてくれて会っている間はずっと笑いっぱなし。けど、あとで振り返ってみるとそのおもしろおかしい話のなかにも貴重な教訓やメッセージがきちんとある。

そんな先生は、「一人でもおおくの命を救いたい」そんな思いから医療機関で日本で第一号の救急車を取得。何年もかかって各方面と戦い法律を変えていく姿は本当に革命家。また、在宅医療がまだ日本でなじみのないときにパイオニアとしていち早く実行に移す先見の明と行動力。そんな偉大なことを数々達成しているのにものすごく謙虚で、180cmをゆうに超える大きな体格ながら一緒にいるみんなを楽しませるためにいつもきめ細やかな気をつかってました。やっぱり偉大な人こそ謙虚なんでしょう。
医者っていうと普通は偉そうにしてて、患者への説明もめんどくさそうにしてる人が多いですが、先生はきちんと丁寧に専門用語は一切つかわずにわかりやすく丁寧に説明していたようです。病院の廊下を一緒に歩いていると必ず見る光景ですが、いろんなところから、ミュージシャンのファンのように先生と話たい患者さんが慕って集まってきます。先生の愛情深さと人徳がものすごく表れてます。

先生は、病院の経営、相撲の後援会、趣味、遊び、すべてを思いっきりハイレベルで全力で生きてました。一日一日を常に生ききっていた生き様もかっこいいです。やはり人の命を扱う職業なので、いつ死ぬかわからないからこそ一瞬一瞬をきちんと生きようとしてたのでしょうか。そんな先生と一緒にすごす時間は楽しくて学ぶことが多すぎて圧倒されるばかり。たくさんの事を教えてくれたり、楽しませて頂いたのに何も恩返しできずに逝ってしまいました。

残されたご家族の方、先生が愛情をもって家族のように大切にしていたスタッフの方々のお気持ちを思うと言葉では表せないほどつらい事とおもいます。先生不在の穴はとても大きく大変な道がしばらく続くと思いますが、先生の信念を分ちあってきた皆様ならきっと乗り越えてさらに邁進していくことと信じております。
先生と出会えた事に本当に感謝です。頂いた沢山の思い出や教えていただいた事を大切に、がんばって見習って一日一日を大切に、愛する人や友人を大切に生きて行きたいです。
ご冥福をお祈り申し上げます。


2012-10-04

Video "Truly Mellow "by Tom Freund


 Truly mellow Tom in the old high school room



 Tom making morning coffee in the kitchen 



"Truly Mellow" by Tom Freund Japan Tour 2012 Feb-Mar


今年の2月〜3月のトムのツアーに同行したときの写真と映像。真夏のPNGからかえってきたばかりで雪の降る京都や大阪の山奥へ。
このツアーはユニークで地方都市の大箱をまわるのではなく、日本各地にある山奥やへんぴな場所にあるログハウスや癖のあるカフェなどをまわるツアー。こんなところでやって人が来るの?と正直最初は思ったが、どこにいっても満員。音楽好きなオーナー達がこれまた音楽好きな常連に声をかけてプロモートしてるし、都会とちがってそんなにエンターテイメントがないので、かえって人が集めやすいらしい。コアな音楽ファンに囲まれて良質なミュージシャンのライブをじっくりと味わえるとてもいいツアーだった。プロモーターのケイジさんはこんなかんじで年に何本か海外のコアなミュージシャンを呼んでツアーを組んでいる。メジャーを大箱で楽しむのと対局にある、マイナーをしっとりと楽しむアットホームなライブ。地方のコアな所ばかりをまわるツアー。丁寧に個と向き合う、これからの時代にぴったりなマーケティングなような気がします。

 で、最近トムから連絡があって、何曲か編集してほしいとのオーダーがはいったので、僕の一番好きな曲「Truly mellow」を。2月に久々に会ったトムは元気そうだったけど、、、ちょっと太ってました。普通にしてるとただのぽっちゃりした気のいいおっさん。朝キッチンにおりていくと、もそもそと一人でコーヒーを入れてる姿はおっきな熊っぽくてかわいいです。が、ひとたび楽器を手にして演奏し始めるとやっぱり超かっこいい。彼のあたたかい人柄とユーモアがそのまま曲や詩にあらわれていて聞いていてすごく落ち着きます。とくにこのTruly mellowは歌詞が最高。後半のリップトランペットもほんとにメローでいい感じ。


話は飛ぶけどグッドニュース!
マガのまっちゃんに10日前にベイビーが誕生。女の子で名前はキダ子。
というのは冗談で「えま」ちゃん。漢字は聞いたけどわすれました。来月あたり恵比寿組で集まってお祝いしましょう。きのうの打撃クラスはいつもの面子がだれもいなくて4人。ずっとハイテンションで奈良さんもノリノリでいいトレーニングでした。ひさびさにまっちゃんも来てグッドニュースを聞かせてくれたので、お祝いをかねて軽く練習後マスボクシング。相変わらず動きが敏捷でした。おめでとうまっちゃん。

最近は毎週月水がマガ、火曜がもっちーとボクシング、木金どっちか軽く体をほぐすスイムで週末海トレっていういいかんじのローテーション。プラス朝のミニトレーニングは毎日。16日の多摩川全流域川下り80kmに備えて体調整えてます。今週のモッチーとのライトスパーもいいかんじでした。これが映像。(6:55で右ストレート!)先週は10分3ラウンドやって次の日ぼろぼろになっちゃったので、今週は5分3ラウンド。毎週映像撮って相手の動きを研究してるのでだいぶパンチが入るようになりました。来週はかいだ君と3人でスパーリング祭り。月末は加藤君も初参加。楽しみだ〜。


2012-10-03

"Flyfish" drawing

drawing in my sketchbook "Flyfish"


最近読んでいる本が連続であたり。
いま読んでいるのは、永遠のゼロで有名な百田尚樹氏の「海賊と呼ばれた男」。
このへんの時代設定の小説はけっこう好きで読んでます。
本が売れないこの時代に100万部売る人だけあって卓越したストーリーテリングでぐいぐい物語が進んで行き、人物描写も簡潔ながら的をえていてページをめくる手がとまんないです。しかも出光興産の創業者、出光佐三をモデルに実話をもとに書かれた小説なので驚愕です。すごい人がすごい時代にいたものです。勇気、誇り、義、すべてがつまった男の話。もうすぐ下巻を読みおわってしまいそうなので、ちょっと寂しいです。
その前に読んだのが、「空飛ぶ広報」。徹底した取材によって描かれた自衛隊の広報室のお話。
従妹も自衛隊だし、友達にも何人かが自衛官がいて、さらにマガのイントラの西山さんも元自衛隊、と身の回りに結構自衛隊関連者がいるので、彼らの世界はどんなものだろうと読んで見ましたが、一般人にはなじみのない自衛隊の姿が
内と外から描かれていて興味深く読めました。
今日もこれからマガにいってきます。


2012-10-02

TFH monster logo sketch


idea sketch for Fun hunter vehicle logo


またまた国体速報。カヌースラローム(15ゲート)拓ちゃんダブル優勝!そして太郎さん7位、俊平さん10位でFun Huntersはみな上位に入ってます。うれしいですねー!帰ってきたらみんなでお祝いするのが楽しみです。


これはFH Vehicle のモンスターロゴのアイデアスケッチ。こういうスケッチを何枚も描いて頭に浮かんだイメージをフォルムにしていきます。この段階のものは勢いがあるのですが、この勢いを殺さずに仕上げていくのが難しく楽しいところ。車の仕上がりも待ち遠しいです。


2012-10-01

The Fun Hunters

prototype bag design for TFH

岐阜国体 カヌースラローム、シングル、吉田拓選手ぶっちぎりで優勝!
拓ちゃんおめでとう!優勝者の艇をデザインできて光栄です。そして太郎さんは4位、俊平選手はちょっと残念でしたが、The Fun Huntersさすがです。残りの大会も上位独占してください。

やっぱり選手が身につけるものや試合で使うものをデザインするというのは、とても光栄なことで応援にも身が入ります。力士達やキックボクサー、空手家やオーシャンアスリート、プロサーファー、バレーの選手やカヌーの選手などいろんなジャンルのトップレベルの選手達と幸運なことにご縁があり仲良くさせてもらってますが、やはり一緒に時間をすごしているとすごくインスパイアーされることが多くいい刺激になります。


岐阜から太郎さんが写真を送ってくれました!
ひだりから拓ちゃん太郎さん&俊平さん