2012-04-29

Making of restaurant,Bella Bocca #2

 drawing for the floor of Italian restaurant , Bella Bocca 



 drawing for the floor of Italian restaurant , Bella Bocca 

大阪に6月オープン予定のイタリアン、Bella Boccaの制作過程日記。
どんな床にするか決定。モルタルで軽く仕上げてから白いペンキでドリッピングで上記のように模様を作り、その上からナチュラルトーンのステイン仕上げ。灰色のベースに白いドリッピングの線がはいりその上からステインでトーンをナチュラルにするので、うるさくならない程度に面白みのあるテクスチャーになりつつ静かな主張をしてくれるはず。
上のドローイングは模様のだいたいのおおきさや位置を決めるために描きました。こんなかんじのドローイングを何枚も作り実際の空間をイメージしながら模索して決めていきます。

我が家は休日の朝ご飯は、散歩をかねてそとに食べにいくのですが、最近6時に起きてるので開いてる店が限られてきます。代官山のまつのすけNYとIVY Placeが定番。この二つはしょっちゅう行ってます。とくに朝7時からやっているIvyはえらい!東京は早い時間に朝食がたべれるカフェとかが少なすぎ。表参道にできたビルズも楽しみにしてたのですが、朝はそんなに早くないみたいですね。今日は、ちょっと足をのばしてローダーデールにいってオムレツ。ここのオムレツは美味しいけど、7時オープンだとおもったら、日曜日は8時開店でした。
ちなみに僕はどこの店も2度目で常連になるほど、きちんとお店の人とのコミュニケーションを心がけてます。
なんのことはない、何を頼むときでも偉そうにしないで、なにかしてもらったら「ありがとう」、美味しかったらきちんと美味しかったですと伝える、と当たり前のことをしてるだけですが、これだけですごく気持ちのよいサービスを受ける事ができます。よく食べログとかに「サービスがわるい」とか文句いってる人はたぶん「こんなやつにサービスをしたくない」と思われるような振る舞いをしてるのでは?まあ中にはほんとにサービスがわるい店もあるでしょうけど。
店側にしてみれば、あの食べログのお客さんの言いたい放題は、大変でしょうね。
僕が昔バーとカフェをやってたころ、あんなのがあったらすごい悪口かかれたんだろうな。変な客とか無視してたから。
良かったです。逆に店側がお客さんを評価するサイトとかあっても面白いかも。実名で。




















2012-04-27

Birth stone power spot

Kukaniloko Birth stone 

オアフのノースに行く途中にあるバースストーン。昔、王族がここで出産していたという聖なる場所。クカニロコという地名はハワイ語で「内部からの叫びを収める」という意味らしいです。
結構有名な観光スポットの割にはだーれもいません。貸し切り。パワースポットとしても知られているだけあって、すごくしんと空気が静かに張っている感じがします。ここで何時間かぼーっと過ごしました。緊張感があるんだけど優しい感じ。そんな不思議な場所でした。

帰国して以来、ハイペースでいろんな仕事や制作をしてます。ハワイでパワーとインスピレーションを充電しまくってきた甲斐があります。また今日も新たに大型案件のコンペ用のグラフィック制作の依頼をいただきました。これもすごい勝ちたい!勝つぞ。フジロックのグッズのデザインや大阪のイタリアンのデザインなどフル回転で制作していてエンジンがレッドゾーンなのでそのままの勢いで作ります。

やっと陽に焼けた肌が落ち着いて「真っ黒」からただの「黒」くらいになりました。黒いのでよく「どこ言ってきたの?」のと聞かれ、「ハワイ」っていうと「いっつもどこか行けていいねー。時間もお金もあって」とかたまに言われます。
あるわけないです、お金も時間も。両方ともがんばって作ってるんです。って言うのも面倒なので適当に答えてますが。時間は「ある」とか「ない」とかじゃなくて、作るもの。時間があったらやりたいことやるじゃなくて、やる為に時間を作る。ようはどれだけやりたいか、です。それを教えてくれたのが、、、誰々って書こうと思ったけど思いつかない。誰に教わったんだっけな。それか周りにいる面白い大人を観察して見習ったのかな。うーん座礁。オチなし。


2012-04-26

Drawing "Flying bird sign"

Idea skecth for restaurant logo,,

やりました。勝ちました。例の大型コンペ案件。僕たちの案が選ばれました。十中八九決定。十中八九というのは実施するとすれば僕たちの案だけど、実施されない可能性もまだないとは言えないから。規模が大きいので最後の承認待ちです。なんにせよ勝ったのはすごく嬉しいです。企画のメインであるビジュアル制作という大役を任せてくれたことにたいして、結果をだすことによって感謝の気持ちを形にすることができました。よかった〜。
受注したあと実際に作り込むのが楽しみです。出来上がったらcreative diaryでも紹介したいと思います。
これからお祝いしに行ってきます。










2012-04-25

Making of Bella Bocca #1



idea sketch of the logo for restaurant,Bella Bocca

6月に梅田にオープンの予定のイタリアンレストラン、ベラボッカ。
内装、ロゴ、印刷物などをトータルでプロデュースします。オーナーの達也様から許可を得たので、ロゴや家具、内装などアイデアスケッチから実際に出来上がって行くまでを過程も含めてCreative Diary で紹介していきます。
これは、オアフの国内線空港でモロカイ島行きアイランドエアーを待っているときにふと思いついてスケッチしたもの。
いつもこんなラフスケッチを何十個も描いて、それから選び、精査してだんだんとフォルムを決めて行きます。
BellaBoccaのデザイン的な僕のテーマは
「お金ではないテマ/ヒマをかける本当の意味での豊かさの提案」。
達也の料理のコンセプト「素材を最大限活かす」を箱作りの手法にも当てはめる。
既製品ではなく、なるべく手作り。今回は家具も既製品は使わず、大工に頼んで作り込む予定です。

達也の他の2つの店と同様、野菜などもこだわり、農家から直接しいいれ素材を活かした料理を提供するそうなので、イタリアン大好きな僕としてもすごい楽しみだし、最高な店を作ろうと思ってます。
この間もハワイから帰ってきて食べたいなーと真っ先に思ったのがサボイのピザ。なのできのうの夜、明後日から5年間タイに赴任する田尻と食べてきました。やっぱり美味しかった。マルゲリータとマリナーラそして裏メニューのビアンカにトマトのトッピング。田尻は仕事がらいろんな工場を見学するとおもうので、ゴミコンアジア進出の切り込み隊長になってもらおうかなとお願いしました。よろしくね。
5年後くらいに達也の超ハイエンドピザ屋をタイにだしたいなー。だそう!








2012-04-23

logo for Gen Shiyo 2011

logo graphic for Gen,Shiyou 

「うれしいニュースが2つ」
帰国そうそうダブルで嬉しいニュース。
きのう、新日本キックボクシング協会主催のタイタンズが後楽園ホールで行われ、嚴が勝ちました。
3−0で判定勝ち。嚴の日頃のすごいトレーニングの内容を知っているだけに、努力が報われてよかったです。ローも冴えてました。嚴が勝った日はほんとしばらく自分のことのように嬉しいです。次の試合こそKO勝ちで!
他の選手達も見ていて感動をおぼえるほど胸が熱くなる試合をおこなっていました。特にライト級のタイトル戦でどんなにパンチとキックをもらっても、一歩も引かずに前に出続けていた挑戦者の湯澤選手。すごかったです。

そして、いま結果を待っている超大型案件のコンペ。どうやら15案中3件までしぼられたようでその中に僕たちの提案も残っているそう。結果発表までどきどきです。こういう場合たとえ最終選考に残っていても選ばれなければ意味がありません。2位や3位はまったく意味がなく、「惜しかったね」も「よかったのに」も同様。選ばれるかどうか。そこだけです。どうか勝ちますように!

試合後の嚴。いい笑顔だ。ちなみにこのトランクスもデザインby me.
おつかれ!




2012-04-21

海人丸T-shirt prototype

Donna wearing 海人丸T-shirt 

帰国。今回も実り多い最高な旅でした。
いつもどおり帰ってすぐ30分で荷解き、片付け、洗濯。
一瞬でスイッチを東京モードに切り替えます。
太陽がきらめく色鮮やかなハワイから灰色の東京か〜。とか思わず今いる場所に瞬時に適応して最大限その場所からベストなものを得るようにしてます。どこにいようと今自分がいるところが大切な場所。

そういえば出発前に、モロカイ島やオアフでお世話になる汰久治さんの友人たち、メルやドナ、フレディー、エリック、ジェイソン、ピートたちやこの間モロカイで写真を撮らせてもらったカマカニやトニーたちへお土産が何もないことに前日の真夜中に気がつく。
成田でなんか買っていってもいいけど、前回も今回もすごくお世話になるのでなにか心のこもったものをと思い、海人丸のTシャツをアトリエにあったボディーにシルクで版を作って1枚1枚刷りました。ほんとは2〜3色刷りにしたかったんだけどさすがに時間がなかったので単色刷り。夜刷って、次の日の出発直前にアイロンで熱処理してできたてほやほやのを持っていきました。皆汰久治さんの海人丸プロジェクトは知っているのでとても喜んでくれて良かったです。この写真はメルの奥さんのドナ。内面から輝いてすごいきれいな人です。彼女もアスリートでしかも学校の校長先生。メルとドナには10月に行ったときに撮った2人の写真もプリントして持っていきました。


今回のクルー。戸高くんのiPhoneで撮った唯一の集合写真。レースの直前。
後ろの波は頭半〜ダブルのショアブレイク。みんなでこの後、それぞれ自分の荷物を防水バッグにいれて体にくくり付けて伴走船まで泳ぎます。
左から汰久治さんの教え子で沖縄出身のリトル汰久治なともじくん。
極真空手世界4位の戸高君。彼から必殺のローキックを習ったのでこんどマガの誰かに試してみます。戸高君は沖縄で飲食を何店舗も経営している最強の実業家。鳥肉最高に美味しいです。そして俺、たくじさん、そのちゃん。
IT関連の会社を都内で経営しているセレブなこうへいくん。彼もSUPをやってます。
マウイから参加したヒデさん。彼はグリーンカードあたってマウイに移住して結婚式とかのカメラマンをやりながら自分でもOC1に乗っているのでいつかモロカイにでるそうです。汰久治さんのまわりにいる人はほんとみんな面白くて楽しい人が多いので今回もいろんな人に会えて仲良くなれて最高でした。

今日からすこしずつ毎日オアフとモロカイでとった写真を現像処理しながら映像のチェック。楽しみです。





2012-04-19

Kailua - Lanikai - Flat islandをSUPで



カフェのテラスで心地よい夜の風をうけてこれを書いてます。オシャレだ。
コーヒー飲みながらマンウォッチング。
目の前を道行く日本人はみんないろんなロゴの入ったショッピングバッグをぶら下げてるんですが、何を一体みんなそんなに買ってるんだろう?って不思議です。1週間以上いて僕が今回自分に買ったものはオークリーのiPhoneケースだけ。3のときにオークリーのケースだったので4に換えたときにまたオークリーに買いにいったら売り切れ。やっと入手で嬉しいです。きっと日本に帰ったらまた再入荷してたりするんだろうなー。

こうやって眺めてると日本人のほとんどは姿勢が悪いですね。歩くときに足を引きずるようにガニマタ気味に猫背であごを突き出して。弱そうに見えちゃいますね。
で、観光客のアメリカ人はみんな太ってる。太ってるのにさらに手には必ず食べ物が握られてたり。アメリカに来ると毎回思いますが、ここに住んでいて太らずにいられる人は逆にすごいと思う。スーパーから電化製品、食べ物、文化すべてのベクトルが「肥満」に向いているから。

今日はまた午前中写真を西の方に撮りにいって、午後はワイキキ近辺が波が良くなかったのでまたカイルア方面へ。強風のなかSUPでカイルアビーチパークからラニカイそこからフラットアイランドへ。ほぼ向かい風だったので結構時間かかりました。そのかわりフラットアイランドから帰るときは追い風で一瞬で到着。モロカイレースがこんな風だったらどうなったんだろう?伴走船が沈してもおかしくないかも。それでもこっちの人たちは延期とか中止しないでやるんだろうな。


肌の色が現地の人とほぼ同じになった僕は、こうやってボードを台車にのせてゴロゴロとビーチまで運ぶ間にみんなに話しかけられます。
「カヤックってどこに返すの?」「どっからエントリーすればいい?」「今日は初心者危ない?」などなど。役にたてずに申し訳ないんだけどすべての質問に「わかりません」。
で、そんな中シカゴから来たクリスとその兄弟は、わかんないっていってるのに、じゃあ途中までついていくね!って。連いていくねって言われても2人のカヤックの方が速い
と思うけどなー。やっぱり途中で抜かされて先に行っちゃってました。
ちなみに奥に写ってる緑のたてものがカラパワイマーケット。今日はホットパストラミサンドを食べました。

こうやって会って。

一緒に沖へ。



2012-04-18

Kukaniloko-Haleiwa

Kukaniloko Birthstone monument 

今日も早起きして軽くトレッキングしたあと、Bogart'sで朝ご飯。
ハワイにいる間一番こだわるご飯はなぜか朝飯。
ローカルのサーファーや近所の人に人気のこの店はいつも込んでいるので目の前のパーキングスペースが空いててラッキーです。ベジタリアンオムレツ&トーストを食べてその後にラニカイジュース。今日もゴールデンコンビネーション。
行く途中になんとeggs'N thingsがワイキキビーチの目の前にも出来て、すごい行列になってました。Bogart'sはそうならないといいな。

今日で汰久治さんや他のクルーは帰国するので、その後皆と合流し、C4watermanの店に行ってから見送りました。みんな短い間だったけどいろいろとありがとう!
団体行動苦手な僕はオアフにいる間は別行動が多かったけど、みんなと過ごした時間は最高でした。

その後は日が暮れるまでオアフのいろんな所を巡って作品作りしてました。
オアフもワイキキを一歩でるとたくさんのきれいなところがあって楽しいです。
今日も北東の風が強く、雲もはやいスピードでながされて、光も刻一刻と変化するので、同じ景色でもまったく違う表情をいろいろと見せてくれます。雲の動きを見ながら光を読んでシャッターを押す。ドライブしながら気ままにいろんな所を見て回ってました。去年メインランドの半分くらいを車で横断したのを思い出します。こんどは端から端まで横断に挑戦しよう。一人で運転してるとなんとなく感が鋭くなり、「こっちに行くと面白い景色がありそうだな」って感じてそれが結構当たっちゃいます。

夕方ハレイワのほうでまたラニカイジュースを発見したのでまた飲んじゃいました。
全くそんな意図はなかったのですが、これでカイルア、カハラ、ハレイワの全店舗を制覇!しょうもないですね。
日本にも出来ないかなー。自分で作ろうかな。日本のフレッシュジュースってしぼったものをジューサーに保存してるから実はあんまり意味がない。果物って切ったりしぼった瞬間から体にいい成分がだんだん体に取り入れずらい形に変化していくから。なのでラニカイジュースみたいに目のまえですぐにジューサーで作ってくれるのはありがたいです。



2012-04-17

Molokai-Oahu

at Molokai downtown  f8 1/360 LeicaM8 iso160

モロカイ島のアラモアナショッピングセンター。ほんとに。
ダウンタウンの中心街は50mほどで終わり。椰子の木より高い建物はし。オアフの隣にあるのに未だに原風景がたくさん残っている島。
そんな時間の止まったような島からオアフへくると未来へタイムスリップした様です。
きのうの朝5時にモロカイ島で起きて汰久治選手と一緒に海峡をわたったのが既に遠い昔に感じます。汰久治さんや他のクルーはきのうからカイルアに泊ってますが、僕だけ他にも撮影したい場所がありいろんな所にアクセスがしやすいワイキキに滞在しちゃってます。

朝は、早く起きてカイルアのほうにいって、ラニカイジュースとカラパワイのサンドイッチとフレーバーコーヒーという僕の大好きなコンビネーションをゆっくりと食べれました。

「こうへい君ライフガードに救出される」
その後みんなとサンディービーチで合流。風もカレントも強く、波もけっこう強いショアブレイクだったので入るのどうしようかなーって海を見てました。
そこでなんとアクシデントが。ふと海を見るといつの間にかボディーボードで海に入っていたMr都会人のこうへい君がカレントで横にながされあっという間に、危険な岩場地帯の一歩手前まで行っちゃってます。ライフガードタワーの方を振り返ってライフガードの人と目が合うと、向こうも既に気がついているらしくて駆け寄ってきました。
そして、「お前のあの友達はちゃんと泳げるのか?」と聞かれ「そうでもない」と答えた瞬間ライフガードが飛ぶように海にはいってあっという間に救出。
助けられた当の本人は溺れてたわけでもないので、きょとんとしてました。あと少しで脱出が難しい岩場に海流で流され岩場に何回も波で叩き付けられるのがわからなかったからでしょう。危険な状況を把握していないというのが一番危険ですね。ライフガードの方感謝です。Goproで救出劇を撮れなかったのが残念でした。
日本の元トップライフガードでもある汰久治さんはちなみにそのときは他の場所にいました。さらになんと、そのライフガードが救出後こうへい君にわたした海の危険についてのパンフレットはむかーし汰久治さんが日本語訳などで作るのを手伝ったパンフレットでした。
汰久治さん、そのパンフレットみて「これ俺が昔つくったやつだー!」って爆笑してました。
みなさんも海に入る前には必ず海を観察しましょう。
東京にかえったらこうへい君をみっちりトレーニングでしごいて体力/泳力をつけさせようかな。



そのあとは場所を穏やかなコックローチベイに変えてみんなでちっちゃな波でわいわい波乗りしたあと、汰久治さんの友人のジェイソンが4人のりカヌーを持ってくるということでまたカイルアへ。僕は友人の子供をボードの先に載せて一緒にサーフィンして遊んでました。子供をノーズに載せてると、前のほうに重心がいって意外とテイクオフしやすいかも。新たな発見。
昔は子供がすごく苦手だったのが3年前パプアニューギニアに行って村の子供たちと遊んでいるうちに大丈夫になりました。子供ができたら小さいうちから海と山で遊ばせて、ちゃんと走れて泳げて日曜大工がきちんとできる強い子にしたいな。役にたたない学校の勉強とかできなくてもいいから。
パプアニューギニアのジャングルの中の村に1〜5歳まで「人間力」の英才教育で預けたい。本気で。そんなこともあって汰久治さんの海人丸道場に共感してるのです。

on the way back from Kailua to waikiki

今回直前になって、合流することになったマウイ島在住のひでさんが今日マウイに帰るっていうことで空港まで送っていきました。マウイ島で写真を撮りながら家族と一緒にすんでいるひでさんはなんとグリーンカードの抽選に当たって移住したそうです。
汰久治さんのことをフェイスブックで知り、コンタクトを取って伴走船に単身乗り込んできたすごい人です。しかもなんと僕の出身の野幌にも一時期すんでいたというからびっくり。野幌からモロカイ。すげー。
今回の旅でもいろんな人に出会え、またそこからいろいろと広がりそうです。
メルとドナが教えてくれたモロカイレースよりも簡単な(って言ってもモロカイレースより簡単っていうだけですごくハードだと思う)マウイーモロカイレースもあるらしいので、出てみたいな。と思いました。oc1でもoc2でもSUPでもなんでもありらしいので。
マウイに行ってひでさんの家に何日かゆっくり滞在してからレース。
またやりたい事が増えました。
そんなんで、朝から晩まで遊び倒した一日でした。



































2012-04-16

Molokai challenge 2012

PA'A OC1 Molokai challenge 2012

世界中から屈強なパドラー達が集まり、モロカイーオアフ間の海峡約50Kmを横断するアウトリガーカヌーの世界選手権。モロカイチャレンジ。

去年に引き続き汰久治選手の撮影で行ってきました。今年は東の風が強くエントリーするビーチもオーバーヘッドのショアブレイク。機材を防水バッグの中にいれて朝まだ寒い中、伴走船まで荷物と機材を泳ぎながら運ぶ。伴走船に機材をあげスタンバイした時点で撮影のテンションがあがり最後までそのテンションで撮りきりました。

伴走船の船長のゲイリーに頼んでスタートラインの真横で一番前に陣取ってもらい、100人以上の選手が一斉にスタートする絵が撮れました。一人の選手に1艇づつの伴走船。なので、スタート時には100艇以上の伴走船もひしめいてます。

スタートしてからしばらくはゴールのオアフ島は水平線の向こうに隠れて見えない。見えない島に向かって全力でスタートする選手達は体力やテクニックだけではなく、ナビゲーション能力、自然を読む力も総合的に競い合います。


Takuji Araki in Molokai challenge

「パワーでは大きな白人やハワイアン達にかなわないから日本人らしい繊細さで勝負」
この海峡を渡るのは今回で29回目の汰久治さんが試合前に話す。
僕は一つ一つの波に丁寧にロスなく乗っていく。そういう繊細さで彼らのパワーと戦っていくんだ。と。そして結果は過去の自己ベストを破り3時間55分でゴール。17位。去年よりも順位が上がってます。
(伴走船に愛する彼女が乗っていたのも大きかったのかも。やっと汰久治さんに彼女ができたのが本当に自分のことのようにうれしい。)



ゴールのオアフ島が大きな波の合間に見え隠れ。他の選手とデッドヒートを繰り広げたあとは一人で360度水平線の真ん中で漕ぎ続ける。
彼が漕いでいる3時間55分ほとんどをファインダー越しに見てました。
スチールは400mmを付けていたので、一漕ぎ一漕ぎをひしひしと間近で感じ、呼吸が伝わってくる。呼吸と一緒に信念も。全身全霊で漕いでいる彼をみると感動すらおぼえます。彼にとってはこのレースが一年のクライマックス、この日のために364日準備。今年で15年目レースは29回目。この海峡を29回も渡ってる人はハワイにもそんなにいないと思います。多い年で年3回レースで渡ったというから驚き。
今回はスチールよりも映像のほうをメインに撮ってきたので、5月の海人丸イベントまでに編集します。

それにしても今年のクルーは笑いが絶えない。朝から晩までくだらないこと言い合って笑っている。最高楽しくて幸せですね。ともじは今回初めて会うし、戸高君はよく考えたら会うの2回目なんだけど、そうとは思えないくらい初日からみんなぴたっと歯車があってここちよい。おなじマインドを持った同士だからでしょう。

みんなありがとう。感謝。日本のみんなも。
汰久治さんおつかれ!











2012-04-12

Hawaii, Oahu


今朝、飛行機がホノルル空港にタッチダウンしてからぴったり2時間後のショット。
税関ぬけて、荷物とって、ホテルにアーリーチェックインお願いして、荷物おいて、海パンはいて、ビーチでサーフボードをレンタルして、パドルアウトして。
それから午後までゆっくり波乗りをして体をほぐしました。

出発直前まで、ヒートアップしてフル回転でいろんな制作をしていたので、今回は飛行機にのってもなかなかさめずに、頭が回転覚醒しっぱなしで、アイデアがいろいろと出てきたので、5月の海人丸発表会で流す映像の構成や、曲の展開、さらにジュエリーのデザインまでスケッチブックに描き留めてようやく眠くなったと思ったら着陸。これで寝てしまうと時差ぼけになるので速攻海に入って体内時計をサーフィンでリセット。

いつものワイキキよりも空いていて、波がコンスタントにセットで入ってくるので乗り放題でした。一番アウトのピークは3〜4人。
久々のロングボード。しかもレンタルボードだからワックスがところどころ塗れてなくつるつる。それでも存分に楽しみました。そのあともカフェでゆっくり本読んだりしてのんびりと過ごす。一人ハワイも結構好きです。

明日からモロカイ島。今年は波が高そうだからすごい迫力のある絵が撮れそう。
そして、出発間際に空港から10年ぶりに一星君に電話して、モロカイレースの映像の音楽を制作してくれと電話したところ、低予算のなか超快く引き受けてくれました。やっぱり映像は音楽でかなり左右されるので、音は一流の人に僕の意図をきちんと理解してもらって作ってもらいたいと思っていたので、これでばっちり。

明日は夕方、汰久治さんや他のクルーと空港で落ち合ってみんなでモロカイ。


おまけ。ちょうどワイプアウトが連続撮影できました。
なんかこっち向いてる人が楽しそうに笑ってるように見えます。
すでにバランスが、、

 飛び出して
 ひねったところで、後ろからほくそ笑まれて
無事おしりから着水。
小さいファンウェーブなので、乗っても転んでも楽しいです。
そういえばGopro2出ましたね。また進化したようです。



2012-04-10

sakura

sakura 2012


日曜日に見たさくら。僕のアトリエから歩いてすぐの公園。空を見上げると一面ピンクのジャクソンポロック。

もし桜が年中いっつも咲いていたら、もちろん人はありがたがらないでしょう。
短い間おもいっきり咲いて、終があるから美しい。人生も同じ。
人生も短いんだし、おもいっきりいきましょう。
そういう事を感じて、日々を大切に生きる!と再認識するために、昔の日本人が「お花見」文化を作ったのでしょう。
推測ですが。たぶんそんな事だと思います。命の儚さによく例えられて唄われていますし。

明日からハワイ、モロカイ。アウトリガーカヌーの世界選手権の撮影。(ショートバージョンもあります)

いつものごとく全くなんの用意もしていなく、当日直前のパッキングになりそうです。
毎回どこかにいくときはそうですが、旅の出発直前まで、まったく違うことをいろいろと全力でやってるので、飛行機にのるまで全然「どこかに行く」という実感がないです。

よく海外に行くときに「仕事ですか、遊びですか」って聞かれますが、
いつも100%遊びで100%仕事です。(合計200%になっちゃいますけど。)
このスタンスを理解してシェアできる仲間がいるということがすごい幸せです。

すごい絵を撮ってきます。

Gomi-Con 2012 ゴミコン

一人のサーフィン愛好家として、海で遊んでいて、海が好きとか言っている割には、自分が使う道具、サーフボードとウェットスーツは全く海にも土にも返らない石油化学製品。作るのに結構環境に負担がかかっていると思います。
さらに、ボードとウェットは一定のサイクルで消費されていきます。
ウェットの工場を見学しに行って知ったのですが、日進月歩で生地の性能も上がり技術がすすんでいるので、古い生地などは使われずに破棄されることもあります。もちろんその技術の恩恵を受けて快適にサーフィンライフを堪能している自分がいるわけですが。そんなジレンマをずっと感じながら、
大量に捨てられている、まだ使える可能性のあるものをなんとかできないだろうか?という発想から思いついた企画。
ゴミコン。今年も去年とおなじチームで力を合わせて第2回目を準備中です。
去年の反省点をふまえて、今年はよりこの企画の性質がつたわるよう、解説を丁寧に下記のように作ってみました。
関係者3者全員にメリットがあるからこそ、持続できるトリプルWINWIN構造。
理想論ですが、チームみんなで実現させるべく力をだす価値のある理想と信じて今年もがんばって開催して行きます。
2012年ゴミコンも来月にはアップする予定ですので、是非見てみてください。




2012-04-07

from sketchbook ”african bird”

idea sketch for sky terrace Africa in Hummer Japan

このアイデアスケッチがこうなります。他の人が見てもなんだかわかんないだろうけど、僕にとってはアイデアの原石。こういうラフを描いているのがのびのびしてて結構好きです。ハマービルの屋上の床にこの完成形を描きました。グーグルマップで空から見たらすごい目立つだろうと楽しみにしてるのだが、なかなか更新されない。

「紙と鉛筆と自分」

火曜日に超大型コンペ案件の仕事をいただき、水曜日、木曜日、今日の夕方とほぼ丸3日ひたすら絵コンテ制作。
こんなに沢山のスケッチを描いたのは久しぶり。我ながらすごい集中力ですごい量の絵コンテを描ききった。充実感満載。(守秘があるので詳しい事はかけませんが、時間がたったらここでも何を描いていたか載せます)
2日目の後半くらいから描く線がだんだんと精度が高くなり、ランニングハイ状態になりイメージしたとおりに手が動き、研ぎすまされた感がでてくる。
、、ということは、普段研ぎすまされていなく、まだ伸びしろがあったということ。頭で想い描いたものが、そのまま手に伝わるようにトレーニングを常にしていなければならないところを、怠けていた。と反省。
とりあえず出し切った感はあるので、あとは結果を待つ。描いた線が現実のものとなりますように。
まあ描いていてとにかく楽しかった。もう紙と鉛筆と自分の世界。

そして、あっという間に来週はモロカイ。
汰久治んのこの間のブログは心にささります。まあ、いつもだけど。これはとくに。
海に向って這いつくばって行く生まれたばかりのウミガメの赤ちゃんと、それを食べようとするヤドカリの話。
生まれたばかりなのに既に生きるか死ぬかの世界。
生き残りたいもの同士。今の世の中なかなか実感できる機会が少なくなってきてます。
将来子供にそんなリアルな命の教育をしてあげたいな。彼の海人丸道場はきっとそんな場所になっていくのでしょう。
そんな汰久治さんの”keep paddling”をしっかりと撮影してきます。

2012-04-04

ZIMA calendar 2006 april

ZIMA calendar 2006 april 

長年お世話になったクアーズの竹崎社長の引退を記念したジーマ関連デザインシリーズ。
A Little Wild時代のジーマのプロモーショングッズや商品、広告などいろいろとデザイン依頼して頂きました。
これは当時毎年作っていたジーマカレンダーからの一枚。
ーーーーーーーーーーーーー

「昔の人ってすごい」


おととい僕から新社会人になった友人たちへのメッセージを書いたのですが、ずばり言ってる人を発見。超昔に老子がこんなにわかりやすく簡潔に述べてます。
老子の言葉
生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、教育と娯楽、愛と宗教の区別をつけない。何をやるにしろ、その道で卓越していることを目指す。仕事 か遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、つねに仕事あり遊びでもあるのだ。」
がんばって生きる達人になりたいです。


昔の人ってほんとにすごいですね。知識とそれを活かす知恵と、後世にきちんと伝える様も。
漢字とかその筆頭でもう叡智の固まり。なにか迷ったら漢字の成り立ちを調べれば自然と道が見えてくる。ほんとよく出来てます。たとえば、「怪我」。ケガするのは決して運がわるかったのではなく、まず我を怪しめ、と。自分に原因があるはず、そして原因をきちんと見つけてもうおなじ怪我をしないようにしろと。
戦を止める人が武士。姿に勢いがあることを姿勢。人を良くする事が食事。などなど、、
こう漢字をあらためて見てみるとそこには昔の人の知恵がたくさんつまってるバイブルみたいなもの。
世界に誇れる文化では?


こんな説があります。
地球上に存在する叡智の総合量はいまも昔も同じ。ただ分母である人口が増えただけ。
なんか信憑性がありますね。















ZIMA calendar 2006 Feb.

Zima Calendar 2006 Feb   a little wild days

クアーズの竹崎社長の引退を記念したジーマ関連デザインシリーズ。
A Little Wild時代のジーマのプロモーショングッズや商品、広告などいろいろとデザイン依頼して頂きました。
これは当時毎年作っていたジーマカレンダーからの一枚。カレンダーをめくっても裏にはなにかしら楽しげなグラフィックを施しました。



「トレーニングと一億円とありがとう」

きのう月曜日のクラブマガで、すごくいいトレーニングをした。
それは、2人組で一人はグローブ、もう一人はパンチミットをもって軽ーくマススパーをおこないながら、ミットホルダーのランダムに出したミットにパンチを打ち込むというもの。パンチを打ったあとも両人とも断続的に攻防を続けておこなう。
これは攻撃は攻撃、ディフェンスはディフェンスと分けて捉えがちな打撃のトレーニングを防御攻撃を一連の流れのなかで常に同時に行う訓練。攻防を分けて考えず絶えず流れるように動くよう意識するよいトレーニングだった。

絶対にこの考えは、日常生活にも役立つなーと思っていた矢先。
今日、総予算一億円のコンペ案件が舞い込んできました。
日数がすくないなか、コンセプトを図案に落とし込み、プレゼン時に、明確に意図が魅力的につたわるようなグラフィックを作成します。そんな大勝負の要の部分を僕にふってもらえたことがやはり非常に嬉しいです。
この案件、金額がおおきいだけではなく、夢があるプロジェクトなので、是非勝ちたい。絶対勝つ!
日々の仕事をディフェンスとしたらこれは攻撃。(もちろん両方同じくらい大切。)いままでだったらそう考えて、一気に攻撃だーと意気込んでいたのだろうが、ここは一つ昨日学んだことを活かそうかなと。
攻防を分けて考えるのではなく。一連の流れのなかで、日々の仕事のひらめきをコンペ案件に、コンペ案件の躍動感を日々の仕事に役立てる。そんな意識でいこうかなと。自然体なんだけど流れる動きの最強イップマン師匠のように。
いずれにせよ。このコンペにはなにがなんでも勝ちたい。そしておもいっきり楽しいものを作りたい。
こんなチャンスをいただきありがとうです。

そして今日一番うれしかった「ありがとう」は汰久治さんのお母さんから電話があり、「汰久治のためにあんなに素敵な木版をつくってくれて、ありがとう」と。汰久治さんがさっそくフェイスブックに載せてそれをお母様が見たらしいですが、その気持ちを伝えたくて電話してくれました。ものすごい嬉しかったですね。こちらこそそんな気持ちを伝えていただきありがとうございました。そして、ぼくの汰久治さんへの応援は自分の為におこなっていることでもありますよ、ともお伝えしました。メールより「いいね」ボタンより電話で伝えてくれたのがすごく嬉しくなり、心のゆたか貯金がまた増えたかんじです。汰久治母様ありがとうございました!




















































2012-04-03

Bird of paradise hook


idea sketch for silver jewelry "bird of paradise hook"


今日新社会人になった僕の友人達へ
おやじからの3つのうざいメッセージ

失敗をおそれるなとか、ホウレンソウだとか、変動の時代だからどうこうとか、
大人としての自覚とか,,たぶんいろんな人から言われるだろうから僕は言いません。
っていうか新卒で入った会社を1年半でクビになった
僕が言う事なので真に受けるとロクなことにならないかもしれません。
が、僕は毎日が異様に楽しい。自分の好きな物作りに携われる仕事がたのしい。
なので、楽しい毎日を過ごしたかったら少しは参考になるかも。


きのうまで学生だった君が、今日から出社。右も左もまだよくわからず、わからないことだらけだと思います。
だけど大丈夫、何年たってもわからないことだらけですから。
いまわからない事がわかった瞬間その次のことがわからない。
どうせわかんない事だらけなら、自分がいいと思った事をおもいっきりやってください。
バットをぶんぶん降って三振したのに1塁に走っちゃう。そのくらいの勢いで。


けど、いついかなる時もしっかりわかっていなければいけないこと。
それは自分が何をやりたいか。自分の人生をどうしたいか。何がすきなのか。
リンゴがほしいとわからない人は八百屋に行ってもなにを手にとっていいかわかりません。
目の前にリンゴがあるのにもかかわらず。
自分にとって何が人生で大切なのか、を常に意識してください。
将来の自分はいまからの小さい行動の積み重ね。
全て誰でもない自分の責任。そこで
「やりたくないことは、やらない。それでもやらなければいけないときは黙ってやる」。
男はこれです。
やりたくないことをやらなければいけないということは、
その状況を打破できる実力がまだ自分にないという、誰でもない自分の責任。
じゃあ、そんな状況を打破できる実力がつくその日まで黙って黙々と耐える。
そして実力がついたら、すきなように楽しくやっちゃってください。

楽しむ為の苦労はもうすでに苦労と思わないので、苦にならないはず。
だから、自分がなにを楽しいと思うか、自分が何を欲しいのか・やりたいのかを
まず知る事が大切。

上司の愚痴とか最低です。部下の悪口も最低です。
悪口言うくらいなら面と向かって殴ってしまいましょう。というのは嘘で、
愚痴とか悪口は、結局そんな上司のもとでしか働けない自分、
そんな部下しか持てない自分を自分で
「ぼくダサいんです」って宣伝してるようなもの。
将来やりたいことを好きにやるために耐えるときは耐える。
自分の未来像に必要なさそうなことは、さくっとやらない。

最後に、仕事とか遊びとか、オンとかオフとかよくわかんない区別とかしなくても
いいです。全部オンでいいじゃん。全力でやればいいだけ。
なんでみんなそんなに区別するのか、それこそわかんないです。
仕事だからっていって自分を納得させつまんない事を毎日なんでやらなければいけない?
仕事を遊びのようにおもいっきり楽しめたら最高じゃない?
自分で自分に「なんとかのプロ」ってタイトル勝手につけて楽しんじゃってください。
楽しむプロとか。

いまから3年くらいたって、月曜日の朝「会社に行きたくない」そう思う週が月に何回か
あったら、それはどっかで間違ったと思っていいです。
食って行く為に、人生の大半の時間を費やす仕事。時間を費やすっていうことは
命を削っているっていうこと。どうせ命使うなら楽しくやらないと。

以上、そんなに真に受けなくてもいいメッセージでした。
新社会人おめでとう!