2015-08-31

A rough sketch for Kesho-Mawashi


a rough sketch "the fighting fowl" for Keshomawashi design
(Kesho-Mawashi: a decorative battle apron that sumo wrestlers wear )


来場所から十両入りする時津風部屋の正代さんに木鶏会が贈る化粧回しのデザイン、
今回は木鶏会の名前の由来にもなっている木鶏をモチーフにしました。

京都の職人達が伝統的な織や染めで作る化粧回しなので、デザインしながら毎回色々な発見があり勉強になります。何回かに渡って普段目にすることがない化粧回しの制作過程を紹介していこうと思います。

やっぱりデジタル全盛の現代でどんなに3Dプリンタとか機械のテクノロジーが発展しても職人の手作業による物作りには敵いませんね。一手間一手間に念がこもって目に見えない物質ではない「気」みたいなものが入り、それが見る人にも伝わり感動を与えるのではないかと。

それで思い出したけど、最近友達から聞いた面白い言葉があります。
「デジタルネイティブ」。
意味を聞いてみると、生まれながらにしてITやデジタル機器に慣れ親しんでそれらが当たり前にある今の子供達世代らしい。

どうして子供がそこまでデジタルネイティブになるか分かりやすい例をあげてくれたのが、妖怪ウォッチ。あるキャラのフィギアを買うとそれについているQRコードでネット上の自分の保管庫にもリアルの世界と同様にコレクションされ、そのコレクションの数の多さが他のゲーム機器にも反映され、それらすべてが友人たちとシェアされる仕組みになってるらしい。
(妖怪ウォッチとかゲームとかよく解らないので、うる覚えで聞いたまま書いてるけどだいたいそんなかんじだったと思う)


要はリアルの世界とネット上の世界がものすごくリンクしていてそれをいろんなディバイスでシームレスに楽しめるのをなんの不思議もなくあたりまえにやっちゃってる人種。

すごいですね。
なんでもデジタル、ネット上で情報も満載、いろんな人と気軽に"繋がって"、知識もネットワークもばっちり!

だけどこういう人達はたぶん知識はあっても知恵はないし、責任を伴う交際や人付き合いが苦手になると思う、あまりにも便利すぎる環境のせいで。
便利なものを手にいれるということは、その分人間力を失うということですから。

いい悪いは別にしてこれからはそういう人が主流になっていくのでしょう。


そして、、このデジタルネイティブが大人になったとき、職人達の伝統技をどう感じるのか?すごく興味があります。




















2015-08-25

Tarikapa Tropical Mango Jam package



TARIKAPA TROPICAL JAM package design


Tarikapa Tropicalの高級アップルマンゴーをふんだんに使ったナチュラルなジャムのパッケージ。

ドライフルーツもジャムもパッケージや瓶で壁にあたってなかなか思うように進みませんでしたが、なんとかようやく形になりそうです。着手してから結局2年くらいかかりましたが今度こそ今年中に製品化できそうです。いいものを作ろうとすると時間がかかる。


ジャムの配合が決まり瓶と蓋の選択もしてラベルもできて、商品版サンプルがやっと届いた先日。心躍らせて食べようとおもったら、、、なんと蓋が空かない。どんなに力をいれて空けようとしてもびくともしない。
どうやら蓋の品質が悪く冷蔵庫等で温度が下がると萎縮変形しそのまま元にもどらないために起こる現象らしい。あぶなくクレームの山になるところだった。

急遽瓶と蓋をクオリティーのいいものに変え、瓶のサイズに合わせて作ったのがこのパッケージです。9月にドライフルーツもジャムも製品版が入るので、ようやく営業&販売開始!

ドライフルーツもジャムも可能な限りナチュラルな製法で作り、選び抜いた素材を使ったこだわりのものなので美味しいですよ!






2015-08-21

Tamagawa SUP Down River 80km Mitake-Haneda


また漕いできました多摩川全流80km
きのうで6回目。
「そんなにやって飽きないの?」ってたまに聞かれますがまだ飽きてません。

もちろんやってる途中で漕ぐ行為には飽きます。
毎回10時間くらい経ったころがパドル飽き状態のピーク。飽きるけどそれを乗り越えるとやってくる瞑想タイムっていうかパドラーズハイっていうかその時間がとても楽しいのでついやってしまいます。これを知ってしまったらちょっとヤミツキになります。ヤクちゃんが言ってる「パドルを通して水と会話」ができる時間。それに同じ川なのに毎回違う表情&流れでいつもsomething new!(超古いですね)


「川の一生をたどる(パドル!)」

今回の80kmチャレンジの発端は春にHalauのリバーSUPツアーで出会ったキムキムさん。

御岳の多摩川上流部で遊びながら彼女に「川が生まれてから海に流れる全行程を体験してみたくない?」ってきいたら「やりたい!」って即決。

が、やりたいからといって誰でもできることではないので、まずリバーSUPの基礎とセルフレスキュー等必要な知識&技術をHalauで何回かに渡って楽しみながら習得してもらって本番に望みました。
もともとウィンドサーファーで最近SUPを始めたキムキムはミルミル上達したけど初めてのチャレンジで不安要素もありながらドキドキで当日を迎えたようです。

最初は彼女プラス何人かの予定でしたが、蓋を空けるとガイド合わせ全員で10人の大所帯。

キムキムさんのウィンド仲間の二人、Team Breakerout Japanのきぬっきー、ちょうどタイミングよく日本に滞在していたトップパドラーのToby、ヨガやSUPでカリスマのたまおちゃん、葉山からヘルプしにきてくれた陽水氏、御岳ファミリーでいつもレースの時に写真をとってくれる浅古さんにヤクちゃん&私の総勢10人。超面白いメンバーで14時間半の濃い時間を共有できました。(今回の写真はすべてby 浅古さん&クミちゃん)



多摩川チャレンジにつきものの堰&ダム回避。ボードを担いで迂回します。カヌーとかだと大変だろうけどSUPだと軽いので楽。「大人の遠足」みたいでみんな楽しんでくれてました。川下りっていっても、こうやって迂回したり浅瀬を歩いたりするのでパドルするだけではないのです。



途中4〜5回伴走車とのミートポイントがあり、そこで装備チェックや水分&食料の補給してます。毎回伴走&サポートしてくれるクミちゃんありがとう。この多摩川チャレンジで一番重要なチームメイトは実はこの伴走クルー。




毎回ゴールするころは日がどっぷりくれて闇の中。川の中から見る遠くに浮かぶビルの夜景は別格、とくに今回はいままでで一番夜景がきれいでした。


ゴール地点付近。
闇の中に浮かび上がる私たちはおもいっきり不審者っぽい:)。
水量もあり常に川がながれてたので今回は比較的楽でした。ゴールは20時50分で約14時間半のパドルトリップ。
キムキムさん無事にゴールおめでとう!
そして驚きなのがたまおちゃん、初のリバーSUPでさくっとゴールしさらに全く疲れてない様子、さすがです。

今回も楽しい80km川下りでした。みんなありがとう。
パドルで人の輪が広がって行く、そんなことを最近実感してます。



2015-08-19

Lunch at BELLA PORTO



lunch pasta at BELLA PORTO



さきほど今年のサマソニの仕事が無事終了。
2大夏フェスがあっという間に終わってしまいました、、

出演アーティストのアテンド通訳やってたのですが今年は拘束期間が長く丸1週間、大阪にも4日間いました。せっかく大阪にいるので合間を縫って今年オープンしたばかりのBELLA PORTOで初のランチに行って来ました。(ディナーは何度も行きましたがランチは初)

期待して行ったけど、その期待を上回るくらいクオリティーが高かった。新鮮野菜をタップリつかったボリュームのある前菜セットと冷製パスタとコーヒーとデザートがついてるのにお得な値段!(たつやがご馳走してくれたので値段わすれましたがかなりお得感あったと思う)大絶賛おすすめです。シェフのフナちゃんいい仕事してます。


明日から通常業務に戻りたいところですが、明日は前から予定していた第7回目の御岳ー東京湾、多摩川全流80kmSUP川下り!
今日の夜にゴール地点の羽田に集合し、各自車をおいてみんなで上流部スタート地点の御岳へ。(朝一から下り始め夜遅くにゴールなので明日も一日PCメール等チェックできませんが、携帯は出れます)







ランチの前菜セット!

2015-08-12

CABBO Paddle Pants coming soon!



sketch for the CABBO Paddle Pants


いよいよCABBOのパドルパンツ完成!
SUPはウォータースポーツだけど、ちょっとやればほとんど落水しないので意外と一回も濡れないこともあります。かと言って普通のウェアだと落水したときにしんどい。
動きやすく、濡れても大丈夫で、保温性も確保したパドルパンツがそろそろデビューします。今年の秋〜春はこれでばっちり!今月中に詳細発表します。

明日から日曜までサマソニの仕事で大阪行って来ます。
ひさびさにBella Porto行ってこよう




デザートブッフェ@ウェスティン
我が家の夏の恒例行事、トロピカルスイーツ食べまくりました。








2015-08-09

Surf @ Haneda





ダイブ!@羽田。

今日、ゆうじさんが船をだしてくれたので久々のウェイクサーフィン!

最近、彼は毎週マグロ釣りにいってるらしいが、今日は外洋が荒れていたので近場で遊ぶことになり連絡をもらったので駆けつける。
こんどマグロ釣りも連れて行ってもらう予定、超楽しみ。


ひたすらボトムターンとトップターンの練習で太ももとお尻がパンパンです。
昨日も波が良かったのでサーフィンできたし、海を満喫できた週末でした。

それにしても、、、
最近のサメ報道はすごいらしい!「海、サメいるんでしょ?大丈夫」って車にボードを積んでいたら近所の人に聞かれるくらい。

さすがマスコミ。いたずらに不安を煽って恐怖心をかき立てるような、ある事ない事もりこんで面白半分に騒ぐだけ騒いであとは知らんぷり。サメの種類もはっきりしないのに「人食いザメの恐怖!」とかって煽ってるし。

サメくらいそりゃいますよ、海ですから。
海からサメがいなくなったらその時はニュースだけど。サーフィンやってる人だったら必ず1回や2回はサメとは遭遇してるし、そんな必要以上に恐怖を煽ることでもないと思う。(とかいって実際に海でサメに遭遇した時はビビって騒いでましたが)
そもそも人を襲うサメって超レアらしいですし。

本当に海水浴客のことを心配するなら、ジェットスキーを海水浴場のそばでブンブン走らせればエンジン音でサメが寄ってこないらしいからそういう予防策をきちんと報道すればいいのに。

自然の中に入る=でかい動物に会う確率がある。っていうだけの話。
自然の中に入るのはそもそも危険を伴うもの。いかにその危険を認知し回避するかっていう知識や体力を身につける義務を果たしてから楽しむのがアウトドア。僕もちょっとでも危険だなって思った事は絶対にやりません、基本ビビりですから。

っていうか危険度合いで言うと海やジャングルの中で遊んでるより、都市でストレスまみれの生活してコンビニの弁当食べてるほうが生命のリスクはよっぽど高いと思います:)。





今日は初挑戦の人が2人いたので、いつもはパッと立ち上がる動作を2〜3ステップに分けてわかりやすくやってみました。やりながら説明してるんですが、何言ってるか聞こえないですね、、立ち上がるコツさえ掴めば誰でも簡単にできる楽しい遊びです。
ドボンしてから上がってくるまでノー編集でそのままアップしてみました。
唯一の注意点は、、ボラ。自分にめがけてとんでくる厄介君です。
ボラのスピード+船のスピードなのですごい勢い。



今日もボラがばんばん飛んでました。以前これが腹に直撃したのですが結構痛かった、、

 

ゆうじさんと楽しい仲間たち。みなさんありがとうございました!



2015-08-04

Fuji Rock Festival Official goods 2015 " Maple Flavored Cookies "




package design of Fuji Rock Cookies


すでにフジロックが遠い昔に感じられ、夏も真っ盛り。
暑い日が続きますが、我が家はさらに暑かった。


実はリビングのエアコンが去年の秋から壊れています。エアコンなしで冬を越せるか?と試したところクリア!じゃあ夏はどうだ?って試したのですが嫁が真剣に辛そうだったので先日新しいの買いました。

意外と買ってから取り付けまで早く、購入後5日後に取り付け業者の人が来てくれました。そして取り付けのとき立ち会うわけですが、僕は仕事柄いろいろと細かいところまで見てしまいます。工務店や取り付け業者の人はピンキリでもちろん下手な人もいれば上手い人もいます。
滅多にいませんが、運悪く下手な人がきたら悲惨です、無駄な作業するし、仕事は雑だし、、そんな時は片時もそばを離れないで作業を見守ってます。

一般の人はなかなか上手い業者かどうか分からないと思いますが、簡単な見分け方があります。それは車の中をのぞき見る。「近くに車停めれました?」とさりげなく聞いて差し入れの飲み物を買いに行く時にチェックする。ダッシュボードに書類が乱雑においてあったり、工具がきれいに収納されてなかったり、荷台が乱雑だったらほぼだめですね、残念系です。
当たり前ですが、作業がいい業者は車のなかも整理整頓されてます。

先日のエアコン取り付けの人の車はばっちりきれい。仕上がりを見てみるとやはり細かいところまできれいに処理してくれていました。



Fuji Rock Maple Flavored Cookies


2015年フジロックグッズの締めはクッキーパッケージ。今年はラグっぽいかんじに仕上げました。お土産にもらった人も多いのでは?パッケージの紙を是非ブックカバーとかにして使ってね!

print on cookies

藤村のFとJとR、、、:)
プリント技術が進化して昔では考えられないほどきれいに印刷できてます。
メイプルがきいていて美味しいので、色校で送られてきたクッキーも色チェックしながらつい全部食べちゃいます。


2015-08-02

Sailing day





きのうは久々にジェロニモ号でセーリング。

逗子をでて森戸海岸でランチたべて葉山あたりまでぐるっと。
週末に海に行くのは久しぶりでしたが、やっぱり込んでますね。湾内はSUP、ウィンド、ヨット、ジェット、、カオスでした。が一旦沖にでるとだれもいないので壮快、久々のセーリングを楽しめました。





その前の晩は、C-ワールド(CABBOやBreaker outの会社) の本社前で先月のコロラド遠征の報告会&祝勝会。
ヤクちゃんがアメリカで放映されたSUPの大会の映像に字幕をつけたDVDを持って来たので皆で鑑賞。SUPクロスの競技の面白さがすごく伝わってました。

C-ワールドの人達は本当にいいマインドで物作りを追求している人達なのでこうやって一緒に過ごせる時間はすごく刺激になります。
彼らと一緒に作っているCABBOのパドルパンツももうすぐ価格が割り出せるそうなので近日中に発表できそうです。お楽しみに!





全員でクアーズライトで乾杯!
Gopro Mountain GamesのSUPの競技はすべてクアーズライトがスポンサーでした。
クアーズは弊社のクライアントでもあるので今回の祝勝会BBQにも物品協賛をおねがいしたところ、太っ腹にどーんと送ってくれました。ありがとうございました!

CABBOの製品はここにいる人達が丁寧に作っています。
型紙起こして、生地にプリントして(色合わせがとくに大変ですが納得いくまでつき合ってくれます)、カットして、接着して、縫って、実際に使用して改良点を見つけて、また型紙起こして、、、手間と技術と愛情の結晶です。