2012-09-30

Surf all day


きのうは一日中波乗り。
おさななじみの史朗と久々に一緒に海へ。土曜だったのでどのポイントも込んでいて、すいているポイントを探してたどり着いたのが千葉南の先端。メローな波で乗りやすく、午前中はショート、午後はSUPで一日中遊びたおしました。波がコンスタントにあって人も少なく水も暖かく晴れていて午後は海パンだけでサーフできる超ナイスコンディション。午後はSUPで沖のほうにでて2人で貸し切り。最高な一日!

台風の波でパワーがあるかもって思い、ついつい自分の板じゃなくて
リペアで預かっている水間さんの板を持って行っちゃいました。

 SUP波乗りが上達しません、、
もっと練習しないとだめですね。


 きのうのベストショット。史朗にドロップイン!絶対にやってはいけないルール違反ですが、
史朗だからいいかなって。

2012-09-28

Canoe designs for The Fun Hunters

Canoe graphic design for The Fun Hunters


今週末から始まる国体。カヌーの大会にでる選手達の艇のデザインしました。
うえから2008年日本チャンピオンの吉田拓選手モデル。真ん中がシドニーオリンピック代表の安藤太郎選手モデル、下の黒いのが元日本代表の佐藤俊平選手モデル。そう全員The Fun Huntersのメンバー。Fun Hunter達で上位を独占しちゃってほしいものです。みんながんばって!

来月は上記3選手含むTFH7名で多摩川全域「御岳〜羽田80km」をiSUPで下ります。
プチ断食で内蔵をリセットし終わったのでこれから野菜/魚中心の食事にして徐々に体調を整えて行きます。Dデーまでそんなに時間がないのでトレーニングは普段やっているものをちょっとだけ増やしていく感じです。とにかく最初のトライなので、一日でいったいどこまでいけるのか?を試してきます。

1〜2ヶ月に一度おこなっているプチ断食。1日半。これはものすごくいいです。
内蔵は意志とは関係なしに常に動いている筋肉。現代人は食べる飲む機会が過剰にあるので常に内蔵筋は過労気味。休ませるには環境を整えるしかありません。どうやってやすませるかというと食べ物を内蔵に送り込まない。
プチ断食のあとは体の芯が楽になる感覚があり、本当の「体の声」がクリアーに聞こえます。たいていいつも聞いていると思っている「体の声」は広告や思い込み。疲れたから甘いものがほしいとか暑いから冷たいもの飲みたいとか、、、これは広告などに刷り込まれてしまったニセの体の声。プチ断食を何回か行ってくるとそのニセの声のむこうから本当に体に必要なものを欲する声が聞こえてきます。1日〜2日何も食べないなんてつらいって思うかもしれませんが、一度やって爽快感、リセット感を体験するとつらい気持ちは吹っ飛びます。なによりも断食後の体のパフォーマンスがいい。自分の体の声がきちんと聞こえる。
「野性」を大切にしたい人におすすめです。

2012-09-27

Gomi-Con Products from 2011

package design for WOODTRAY

package design for WOODTRAY

package design for WOODTRAY

不要なものから必要なものを作るコンテスト、ゴミコン。うちのNPO法人、Beautiful Ocean Projectとニューズド、CJQの3団体による共同運営してる企画、去年から始めて今年は2回目です。

必要なもの(=優れた製品)を不要なもの(=企業や工場が廃棄しているまだまだ使えるポテンシャルのある素材)で作る。世の中のエコを全面にだしてる商品ってかっこいいものが少ないような気がします。いい製品とはエコとかエシカルだとか言うまえに製品そのものの良さ、機能性、デザイン性などが最初に目につくはずです。廃材を再利用していることに気がつかないくらい製品としての魅力がある。そんなプロダクト作りを目指そうと考えたプロジェクトです。

今年も沢山の素敵な案が応募されました。応募していただいたみなさん、このプロジェクトに協力していただいている方々ありがとうございました!去年よりも確実に応募作品のレベルがあがっています。
先週実行委員会で1次審査をおこない、そして今日審査員3名を招いて2次審査をしてきました。
2次審査通過の方々には連絡がもうすぐいくと思います。11月の新宿コニカミノルタでの展示にむけてモックアップ制作、そして審査員(バイヤー)にむけてのプレゼンテーション楽しみにしております。

写真は去年グランプリをとった森田さんの作品。商品化するにあたってパッケージをデザインさせてもらいました。
もうすぐ、いろいろなところで販売開始いたします。祝Gomi-Con Products第一号!

2012-09-26

Jeep


YJ復活しそうです。さすがT&T。
板橋のクライスラーディーラーの工場からジープ君を引き上げ、T&Tに届けました。
ギアボックスとフューエルホース等在庫がない部品はアメリカから取り寄せてもらうことに。来週中には部品がそろい治りそうとのことでした。代車はなんと同じYJ。ハードトップでノーマル車なので乗り心地がまったく違って楽しく、ハードトップでドアがフルメタルなだけでここまで乗り心地がちがうんだって発見です。
それにしてもT&Tにあるジープは個性的なものばかりで、僕のYJが一番おとなしい感じ。右に映ってるJKのフロントフェンダーなんてただのパイプ。いいアイデアだなー。そして写真には映ってないけどさらにJKの右側にはオーナーが自分で塗装したというカモフラ塗装のTJが。ここにおいてあるラングラーを見てるだけでも楽しくインスパイアーされます。


2012-09-24

Hokkaido


きのうは北海道へ母の墓参りに。
東京を出るときは雨降ってましたが北海道にいる間はずっと晴れ。岩見沢にある墓地の帰り道、今年一番のきれいな夕日を見れました。

血が繋がっていない僕を引き取ってくれ、我が子のように厳しくやさしく愛情をたくさん注いで育ててくれた母さんにはいまでも日々感謝。僕の数少ない良いところは、すべて母さんのおかげだと思う。ほんと「シングルマザー」とかいう言葉もない時代に、しかも田舎でよくやってくれたと思う。
美しくて強くて頭がよくてドライなユーモアのセンスの持ち主だった彼女に育てられたのはほんとラッキーなことです。いまでも何か迷うときは母さんだったらどう判断するかを考えるくらい彼女の生き方、考え方が僕の指針になっています。そんな確固たる指針を持てることは本当に幸せなことです。
「私らしさが失われて、機械に生かされるようになるくらいだったら、延命処置を一切断る」と最後の最後まで凛とした生き方の手本を示してくれた母さん。ぼくの永遠の手本です。

2012-09-22

This is PNG

 Certificate of Surfing Ambassador of PNGTPA and SAPNG

パプアニューギニアサーフィン協会と政府観光局より「サーフィン大使」に任命されました!

政府観光局とエアーニューギニ主催で、パプアニューギニアの魅力を文化的側面、ダイビングやサーフィンなどアクティビティーを通していろんな切り口から紹介することを目的に、虎ノ門の「りせっとカフェ」を9/19〜21日の3日間貸し切って行われたイベント「This is PNG」。

会場のデコレーションやグッズのデザインなどを行ってきました。
1日目はダイビング、2日目はハイランド地方やセピック川周辺の魅力、3日目はサーフィンというテーマでPNGからもゲストを招き、写真や映像をみなで見ながらご飯と飲み物を楽しむかんじの楽しいイベントでした。

ゴールドサーフィン大使であるプロサーファーの吉川さん、山田さん、ムネさん、真平の4人に加えて今回新たに3人が任命されました。写真家のチャーさん、サーフトリップジャーナルの中野さんと僕の3人。チャーさん、中野さんとは2010年,2011年の2回一緒にPNGに行きました。
このイベントの為に来日したパプアニューギニアサーフィン協会の会長アンディーから認定書を直々にいただきました。一国の観光局から大使として任命され非常に光栄であり、嬉しいです。

本当にこのパプアニューギニア関連のプロジェクトや仕事に関われた幸運に感謝です。
独立して37年とほぼ自分と同い年のこの国は、まだ若く非常にユニークな観光業への取り組みをしています。
観光資源をもった多くの国が目の前の利益のためにその観光資源を長期的視点なしに切り売りし気がついたらその大切な資源が無惨な姿になってたり、外国の資本で巨大リゾートを立てて自国の観光資源を食い荒らされてたり、その土地にすんでいる人々に利益が分配されないどころか追い出されていたりされたりするケースが多々あるなか、丁寧に自国の観光資源を持続可能な形で開発していくPNG。

25年という長い年月をかけて、サーフィン文化とサーフィン観光業を世界でも類をみないシステムで自国に根付かせたアンディー。

その村で受け入れられるキャパシティー以上の人数を受け入れない。
自然がきれい、波がいいからといって、大きいホテルを作ってしまうと確かにたくさんの人は来るが、よそ者も出稼ぎにくるようになり、混雑するようになる。そしてそれが治安の悪さにつながることも。
村人だけで受け入れられる客人の数をたとえば10人と決めてしまって、村人で運営できる宿泊施設にして利益も村に落ちるようにする。欲張ってそこに100人呼ぼうとするとやはりほかの土地からの出稼ぎとかが必要になります。100人の観光客がコンスタントにきてるうちはいいですが、50人にへったりすると出稼ぎに来た人々が治安をわるくしたりしてしまう。そこに住んでいる人でできることをする。そうすれば10人の客が5人にへったところで、元々そんなことはなしにやってた村人たちはなんともない訳です。
毎年100人来てきれいな自然がこわれてしまうと、その人たちがやってくる目的である「きれいな自然」がなくなってしまうが、毎年10人ほどだと環境に負担もかからないので「持続可能」。
すくないながらも地元の人たちが長いあいだにわたって利益をだし、環境も維持できるわけです。それがアンディーが25年間いろんな村を回って説いて来たシステム。ここまで来るのに大変だったと思います。これはアンディーの理論のほんの一部。ほかにも訪れたサーファーがはらうリーフタックスなど地元の人に直接利益になるようなシステムがたくさんあります。

アンディーの考えたシステムと苦労の甲斐があって、混雑とは無縁のサーフトリップディスティネーションとしてPNGサーフシーンはブランディングされ、僕たちが恩恵を被っているわけですが、すごいマーケティングですね。
まさにアンディーが言う「波は石油や鉱物となじ俺らの国の資源」という言葉のとおり、波を石油やレアメタルとおなじ産業資源とみなし、持続可能なビジネスとして丁寧に開発していってます。「PNGの資源なんだから自国民が利益を得なければ」自分たちが国を作ってるという自負があるアンディーの言葉にはいちいち迫力があります。

PNGの人や観光局の取り組み、毎年行くテュピラ村の人々に教わる事はたくさんあります。日本がPNGにしてあげれることよりも、PNGに教わることがおおいように感じます。パプアニューギニアで得たものは僕にとって非常に大きく、大切なもの。これからもPNGの魅力を伝えるお手伝いがすこしでもできればと思います。TenkyuTuru!


認定式
SAPNG会長アンディー


ライターの米地さんが写真送ってくれました!ありがとうございます。
左から、しんぺいの認定書をかわりに持っている政府観光局の山田さん、プロサーファーのムネさん、山田弘一さん、吉川さん、パプアニューギニアサーフィン協会会長のアンディー、サーフトリップジャーナルの中野さん、写真家のチャーさん。みんなとPNGで過ごした時間は宝物です。

2012-09-21

The Fun Hunters T-shirt


The Fun Hunters T-shirt Prototype

The Fun Hunters T-shirt Prototype

The Fun Huntersのクルーのシンボルのパドル。いずれこのシリーズでT−シャツやグッズを作って御岳で販売したいなって思いつつ、アトリエに余ってるボディーに試作でシルク印刷してみました。なんかサーフィン関係とか海関係のっておっきく字やロゴがのってたり、横文字がやたら沢山あったりでビジーなので、TFHのは大人っぽく外から見えない内側にロゴ、そしてワンポイントでシンプルにクルーのシンボルのパドルだけをプリント。販売することになったらみんな買ってね。

TFHの第一回目のハンティング内容決定。
それは多摩川上流御岳から羽田東京湾まで多摩川全行程80kmをSUPで下ること。これは僕が御岳で一番最初にダウンリバーをSUPでやった時に「この川を全て海まで漕いで行ってみたいな〜」って、そう思ったのがきっかけ。
で、仲間にそう伝えると速攻全員が「いいね!やろう!いつやる?」。
もうこのノリ最高。みんなやる事前提で問題点を話あう。「〜だからできないよ」じゃなくて「〜だけどどうする?」

もちろん日本初。SUPが日本で盛んになってきたのも最近だし、iSUPでなければとてもじゃないけど下れないのでまだ誰もSUPでやった事ないはず。この時代に日本初の事ってなかなか残っていないので気分があがります。

10月16〜17日に実行予定。
とりあえず第一回目なので安全を第一に考え陸からの支援部隊に荷物や着替え食料などをお願いする。
いずれは自分たちで全部背負って下りたいが、とりあえず今回はいったいどんな事になるのか実験。漕げるところまで漕ぐ!16日中につかなかったらそこで一回あがって寝て、17日にまたそこから海へ。
川下りといっても川に流されるのは最初の流れが早い、10kmのこりの70kmは流れがほぼないので、ひたすらパドル。いったいどんなことになるのかすごい楽しみです。
川が生まれる上流から終点の海まで、川の一生を水と一緒になって流れて見てきます。
将来的には毎月の定例会にしていけたらいいですね。
面子はカヌーのオリンピック選手の太郎さんとたくちゃん、日本代表の俊平さんとラフティング世界チャンピオンのヤクさん、加藤先生と弟子のムネさんそして僕の7人が今回のFun Hunters。



2012-09-20

JEEP Wrangler YJ


ほぼ10年間のっている愛車のラングラーYJ。初期型
ものすごくいろんな場所にこれで行って、この中で沢山の時間をすごし、ただ運転してるだけで楽しいシンプルな車。
9年間以上無敵に故障もなく走っていた相棒。アメ車は壊れやすいっていうイメージがあるかもしれないが、その分「当り」をひくとまったく問題なく頑健に走る。まさに「当り」な車。
と思ってた矢先、土曜日の夜ボンネットから煙をはいて壊れちゃったのでクライスラーの工場にもっていきました。なかなか見積もりも修理納期も連絡がこなく、心配していたのだが、今日電話があって、「パーツがもう生産してなく在庫もないので治せません」と。長年相棒として愛用してきたYJなのでスタンディングKO状態。さらに追い打ちをかけるように「たとえパーツが見つかってお金をかけて治しても、修理しきれないかもしれない」。ボディーブロー。
パワステのギアボックスとポンプ、プーリーが完全に破損。ガソリンもラインのどこかから漏れているとのこと。

放心状態からたちなおって、もしYJが治らなかったら何に乗るか?と考えてみる。
YJ以降のTJ、JKは快適だけど、なんとなく野性味を失ってお行儀よくなってしまったかんじなのであまり興味がない。かといってCJまでさかのぼると今度は実用性が心配。趣味製と実用性が僕的にちょうどマッチしていたのがYJ。もし新しいのを買うならいっそのことJKだけど日本に入っているのはほぼ右ハンドル。やっぱりジープは左ハンドルでないと。もともとそれように設計されてるわけだし。ということでまたYJかなーってネットで見てみるとたま数が圧倒的にすくない。
ジープ大好き人間なので、ジープ以外の選択枝もないし(金持ちになってセカンドカーだったらジープ以外でもいいけど)。

なのであきらめずになんとか治す方向で考えることにしました。
昔の車(っていう部類にはいるらしい)なのでもうパーツが絶対的にないってディーラーは言ってたけど。
でも、よく考えたら、純正の部品じゃなくてもジープ屋に絶対あるでしょ、ギアボックスとかポンプ。なかったらアメリカから取り寄せればいいし。
やっぱりクライスラーの正規ディーラーだと純正品以外のパーツでの修理とかやりたがらないだろうな。
明日いつもお世話になってるジープ屋のT&Tに聞いてみよう。
治りますように。治りますように。

2012-09-18

Car 5&6 "The Crown and Bird of Paradise" Crystal Parade

Sketch for "The Crown" Crystal Parade in Huis Ten Bosch 

Sketch for "Crystal Bird of Paradise" Crystal Parade in Huis Ten Bosch 




ハウステンボス、クリスタルパレードの5号車と6号車。
エンドプレートと呼ばれる6号車は変更につぐ変更で2〜3転しました。
パレードの最後を飾るのはクリスタル噴水(なんじゃそりゃ)で舞う白銀の極楽鳥っていうイメージです。
そう僕の大好きなモチーフ、Bird of Paradise。
この極楽鳥の羽の表情も白鳥の羽同様、立体に起こすときに職人さんたちにいろいろと無理をいって細かいところまで、流れるような流線での飛翔を表現してもらっていい感じに仕上がったのですが、なんと現場で走らせてみると石畳でガタガタするので羽が大きすぎて安定性と安全性に問題があります、との報告が。急遽羽をスケールダウンして可愛らしい羽に。最初はショックでしたが、これはこれで可愛らしくていいかもって思ってます。安全第一だし。


安全といえば、今年の夏も暑い日がおおく、熱中症等になった人も沢山いるようですね。
僕は熱中症どころか頭痛とか肩こりすらまったくないです。
やくにたつかどうかわかりませんが、来年に向けて熱中症にならないポイント!あくまで個人的。
1、エアコン使わない。体温調整とかできなくなる一番の原因では?暑い日は汗をかく!超シンプル。
 北海道産のハッカ油を一拭きして、扇風機を使ってれば暑い日でも快適にすごせます。
 暑い炎天下とキンキンに冷えたエアコン室内を出たり入ったりしてたらそりゃどっかおかしくします。
 大企業とかオフィスが寒いところがいまだにたくさんあるみたいで。
 暑い日にエアコン入れすぎて寒がってるってとても頭のいい大人がやることとは思えませんね。

2、水分
 こまめな水分補給を!とかまではいいのですが、それが冷えたスポーツドリンクとかだとあんまり意味ないような気がします。余計な糖分とかいらんものが入り過ぎだし。(もちろん何も飲まないよりはいいけど)大人が子供に炎天下でキンキンに冷えたスポーツドリンクとか飲ませてるのを見ると子供がかわいそうです。だれか正しい知恵と知識を親に教えてあげないと。広告のいう事鵜呑みにしたらだめでしょう。
飲むべきは常温の水。これが一番。キンキンに冷やしたって内蔵に負担かかるだけだし、吸収しずらいし。シンプルに考えて昔からある水を自然な温度で飲むのが一番でしょう。常温の水を夏になるまえから日々きちんと接種する習慣を。水だけではたりないようだったら、塩、レモン、梅干し!昔からあるものだけで十分。

3、暑いからこそきちんと運動して汗をかく。






2012-09-17

The Fun Hunter Vehicle

design for "The Fun Hunter" Vehicle


The Fun Hunters---
僕の人生の師匠の加藤先生と先生の弟子の太郎さんを中心に集まったコアな人たちが山、川、海でカヌー、サーフィン、SUP、スノーボードなどボーダーレスに遊びながら自然を満喫してます。そんな集団にまぜてもらって楽しんでます。
みんな素敵なマインドの人たちなのでほんとに一緒にいて楽しく気持ちがいい。

新しい遊びを見つけては、いろんな人を巻き込んで楽しむのが僕たちのスタイル。
ラフティングやSUP川下りなどで車を2〜3台で回送するよりも容量と機動力のある車が一台あればより沢山の人を連れて行けて便利だよね。ということで、沢山の人や道具を一度に運べるハイエースを用意することになり、どうせならかっこいい車体にしようということで、先生よりデザインの依頼をいただきました。

描きだしたらアイデアがいろいろとでてきて、車体だけではなく、シンボルとなるロゴやネーミングも考えました。
The Fun Hunters
アンテナを張り巡らせて、獲物(FUN/楽しみ)を貪欲に探して、用意周到に準備し、ハントしてそれを仲間と分かち合う。いい年こいて。っていうかいい年こいてるからこそ、真剣さもおおきいです。
そしてそのHunter達が乗るこのハイエースは「The Fun Hunter」号。僕はもう小さいころからこういうことが大好きですぐ何とか号とかつけちゃいます。

普段遊んでいる海、山それらを繋ぐ川。そこで遊ぶことは自然と命を感じること。現代人が忘れかけている人間力を救済すること。ボーダーレスに海、川、山を繋げる。それを通じて仲間と繋がる。そんな意味を込めてトリプルプラス(クロス)をロゴにして、Fun Huntersのシンボルをパドルにしました。Fun Hunter号のシンボルは3本のパドルの角が生えている獣。

で、立体ものはやっぱり実際に3Dにしないとっていうことで、プラモを作ってオリジナルデカールを貼って実際の仕上がりを予想しながらチェック。んー我ながらいいかんじ。このFun Hunter号は来月完成予定。楽しみ。


  



2012-09-16

SUP Hayama



昨日の朝、久々にジェロニモ号でセーリングに行こうと思ったが、無風。なのでSUPでどフラットコンディションの葉山で一人パドルトレーニング。9月の暖かい水がすごい気持ちがよくほぼ海も貸し切り状態。
午前中は海の上ですごして、午後は都内でゆっくりして夕方から嚴の試合を応援しに後楽園へ。

昨日の試合はいい試合がおおく楽しかったし、嚴も2ラウンド目で久々のKO勝ちで気分よく後楽園をあとにする。5
夜は加藤先生や太郎さん、俊平さんと来月の大川下り計画を飯をくいながら練るために中目のマザーエスタへ。
なんでもその日の朝にマザーエスタのシェフ、さっちゃんがテレビにでていたのを加藤先生が見てたので行こうっていうことになり、みんなで水道橋から中目へ向いました。

で、その途中。買ってから8年間まったく故障がなかった愛車のジープラングラーが、、、
まず、ボンネットからカタカタ変な音がして、「明日にでも点検しようかな〜」と思った矢先にみるみるハンドルが重くなり、ノーパワステ状態。汗だくになりながらぶっといタイヤをオモステでハンドル操作。パワステ発明した人ってすごいですね。両手じゃないと緩いカーブでも曲がれない。その後皇居をすぎたあたりで「ボンッ!」って音がしてそれまでカタカタいっていた音がなくなるかわりにボンネットの隙間からもくもく白い煙が吹き出しつつ、ボンネットのなかでなにかがジュージュー焼肉のように焼けているような沸騰音が。白い煙をもくもくとボンネットからはきながらみんなの視線を浴びつづけ、なんとか自宅までたどりつく。ボンネットをすぐに開けてしらべたい誘惑にかられるが、いきなり空気を供給して爆発してもなんだし、その場で処置できることもないので、そのまま駐車場にいれてマザーエスタに食べにいっちゃいました。

何事もなかったようにみんなとマザーエスタでおちって楽し来月の計画を練りながら、おいしい野菜をふんだんにつかったサラダや料理、そしてさっちゃんが、2年間構想を練ったという新メニューを最高に美味しくいただきました。
いついっても新しい驚きと感動があるのでここはおすすめです。




夜かえってきてボンネットをあけてみると、ショック。なんとベルトが外れていて、さらにベルトプーリーの一つも外れていて、外れているところから見えるジョイントにはベアリング球が一個だけコロっとあります。パワステオイルの入れ物のまわりはオイルが飛び散った形跡。いろんなオイル入れが沸騰してたらしくそこら中にとびちってました。
たぶん、プーリーがはずれてベルトがはずれ、冷却水もまわらないし、パワステのポンプもとまって、オーバーヒート状態で走ってたのでしょう、よくこれで水道橋からかえって来れたものです。さすがジープと感心。
これで自走しながら工場にもっていくのも危ないので、今朝ロードサービスにたのんでクライスラーに運んでもらいました。修理の見積もり見るのがこわいです。







2012-09-14

Car4 "The Sphere" Crystal Parade in Huis Ten Bosch

"The Sphere"  Crystal Parade in Huis Ten Bosch

 "The Sphere"  Crystal Parade in Huis Ten Bosch

"The Sphere"  Crystal Parade in Huis Ten Bosch, September 1st 2012

パレードの4号車、の馬車「The Sphere」。巨大なミラーボール(実際はラインストーンボール)を乗せた馬車。
スケッチを描いた当初は左右の馬をメリーゴーランドのように上下させ、馬車の形もだいぶ複雑だったのですが、これまた納期予算等の関係で簡素化。が、ラインストーンで埋め尽くされた馬車と馬具、そして特殊シルバーパール塗装された馬は、ライトアップされてまさにクリスタル王国から来たように輝いています。ゆっくりとまわっているミラーボールが四方八方へきれいな光を投げかけてとても幻想的。このミラーボールのラインストーンは、水平をだしながら、手作業で一つ一つ接着して行くしか方法がないのでほんとに貼る作業大変だったと思います。職人の方々、アルバイトのみなさん本当にお疲れさまでした1

2012-09-12

Tiara for Undine the Swan in Crystal Parade

 Sketch of Tiara for Undine the Swan in Crystal Parade

クリスタルパレードの1号車スワンにのせるティアラ。環境光が思ったより少なく、顔が下からの照明で陰になってしまうので、追加でティアラを作って照明を仕込みます。白鳥の顔だけではなくティアラに無数に埋め込むラインストーンもテープライトにより照らされるのでさらにキラキラ輝くはずで、出来上がりが楽しみです。
白鳥の羽によって舞い上がるたくさんのハートっていうコンセプトです。

今日は午後さくっと海に行ってきました。海水浴客がいなくなり、一気に閑散としたビーチ。水温は9月が一番あったかいしすごく気持ちがいいです。小さい波にのって遊んでるだけでも楽しいSUP。ショートボードだったらブルーになるような小さな波でも十分に遊べていいです。




2012-09-11

"Soldier" Crystal Parade in Huis Ten Bosch

 sketch for the soldier   Crystal Parade in Huis Ten Bosch



映画グラディエーターが大好きな僕はこういう系は描いていてものすごく楽しいです。資料を見なくても結構ディティールまで描けちゃいます。(ちなみに僕と同世代のクリエーター達と同様、ガンダム(1年戦争時)のモビルスーツとモビルアーマーはほぼ全てなにも見ないで描けました。)
個人的なリドリースコットの作品で好きなトップ3はブレードランナー、エイリアン、ブラックレイン、テルマ&ルイーズ、グラディエーターです。テルマ&ルイーズのあと「?」な作品がつづいてリドリーどうした?と心配していたところにグラディエーターでまたリドリー節全快でよろこんでいたのを覚えてます。

今回のパレードはキラキラ&ビューティフル系なので、パレードを護衛するソルジャーくらいはごりごり男っぽさ全開でもいいだろうと、こんな感じにしました。ほんとは各フロートにこのソルジャーの格好をした護衛を3〜4人つけたかったのですが、カットされてしまいました。

2012-09-10

Car3 "chandelier" Crystal Parade in Huis Ten Bosch

 A sketch for car3 "Chandelier" Crystal Parade in Huis Ten Bosch


 Car1~Car6 Crystal Parade

"Chandelier" Crystal Parade in Huis Ten Bosch

クリスタルパレード、フロート紹介シリーズ第3弾、シャンデリア。
城の半分以上の高さがある巨大シャンデリア。本当はシャンデリアのアームからクリスタルをぶら下げる予定でしたが、ハウステンボス内の道は石畳が多く、パレード中ものすごく揺れてぶら下げた飾りがブンブン揺れすぎて、しまいには飛んで行ってなくなってしまうだろうっていう事で取り付けをやめました。
その他石畳の道でフロートが揺れるために断念せざるを得なかった装飾は結構ありますが、安全第一ですからしょうがないです。

ちなみに先週ハウステンボスに行っている最中、ゴッホ展もやっていて見に行ってきましたが、オランダのゴッホ美術館が増築工事をするために大量に作品を貸し出したらしく50点以上の作品がありました。
一般に知られているいわゆる「ゴッホのスタイル」に行き着くまでのパリ時代の作品ばかりで、ロートレックやスーラ達と交流しながらお互いいろいろな技法をトライしていた時期。ロートレックのうす塗りで画面を構築していく技法やスーラの点描などお互いにfacebookで「いいね!」って言い合ってたのでしょう、ゴッホの作品にも彼らの影響を見る事ができます。スタイルが確立される前の、貪欲にいろいろと模索しているような混沌とした迫力があり非常に楽しめます。










2012-09-09

iSUP Down River



きのうも楽しく御岳でiSUPで川下り。水量も少なくスリル満天。
汰久治さんと合流するはずが残念ながら、彼は朝一、僕たちは午後になり、同じ日に同じ川を違う時間に下ってました。

夜八王子で落ち合って会いましたが、あいかわらずパワー全開。そして今回はほのちゃんを連れてきて一緒に川下りをしたようで、さっそく映像を見せてもらったけど、普段から沖縄の海で汰久治さんと一緒に波乗りしてるだけあって普通に乗りこなしてました。将来はプロのアスリートに間違いなくなるでしょう。
ほのが描いた絵もわざわざ持ってきてくれてみせてくれました。ハワイで4月にあってからまだ半年も経ってないのに子供の成長ははやいようでずいぶんとたくましくなってました。汰久治さんと一緒に過ごす事で本当に大切で必要なものはなにかを体験できてる感じで、すごいいい教育になってると思います。僕も子供ができたら汰久治さんに10年くらい預けようかな。

それにしてもいつも川下りを一緒にやってる太郎さんや仲間達はほんとにgreat mind & great vibeな人たちで最高です。






ヘルメットにGoproつけておくとあとで自分が通ったコースとか転んだ場所を確認できて楽しめます。
ロンドンオリンピックでスラロームカヌー9位のカズキさんも今回一緒に下りました。SUPは2回目らしいけど、さすが現役オリンピッカー、手足のように乗りこなしてました。すごい人たちです。
世界レベルの身体能力ってぶっとんでますね。






2012-09-08

Car2 "The Castle" Crystal Parade Huis Ten Bosch



Sketch for "The Castle" Crystal Parade in Huis Ten Bosch

The Castle in the first parade on 9.1.2012

このスケッチが3ヶ月後にこうなりました。感動です。
気が遠くなるほどたくさんのラインストーンを貼付けてくれた職人の方々、バイトのみなさん本当におつかれさまでした。

昔(約20年くらい前)、僕は映画やCMのセットを作ったりするある美術工房でバイトしてました。
そこがまたハードコアなところで、物作りが得意で手先が器用な僕は意気揚々と作業場にいきましたが、秒殺でこてんぱんにやられました。
まず誰もなにも教えてくれない、聞くと機嫌が悪く怖い、かといってぼーっとしてると怒鳴られる。見よう見まねで他の若い人を観察して真似をしてみる。下っ端の人は何をしてるかというと職人さんのそばでアシスタントをしている。で、僕も作業している職人さんの後ろに立っていて何か手伝おうとするのだけど、聞いて教えてくれそうもないおじちゃん。なんか手伝おうとしても邪魔者扱い。なのでよく観察してこの人は次に何をするのだろう?と推測して必要そうなものを準備したりしても、見当違いだったりするわけで鼻で笑われる。無視される。叩かれる。
それを繰り返しているうちになんとなーく手伝えるようになり、なんとなーく存在を認めてもらって、「おい、そこやっておいて」といわれるようになる。

そんな日々のなか、たまに殺伐としたセットの現場におしゃれなデザイナー先生(もう雲の上っぽい存在)がさっそうと現れみんなの制作具合をチェックして指示をだしていったりするわけですが、そんな普通なことでも田舎からぽっと出てきた若造の目にはかっこ良く映ります。こんな大きなセットをデザインするなんてすげーなー、いいなーあーなりてーなー、と。
そして、このデザイナー先生たちの中には僕みたいな若造にも「おつかれ、ありがとうね。いい感じにできてるね」とか声をかけてくれる人がいました。これは結構うれしく、よっしゃーこいつのためにいいもの作るか!と気合いがはいってがんばったのを覚えてます。(もちろん空回りして変なふうになっちゃっいましたが)

それから時が経って、気がついたら実際に現場をチェックしにいくデザイナーになっちゃったわけですが、ラインストーンを城に一生懸命貼っているみなさんの背中を見ながらそんなことを思い出しました。
そんなこんなで、僕も現場では作業しているひとに心から「どうだ!さっそうとあらわれたデザイナー先生だぞ。憧れてくれ〜!」、、、とは言わず(冗談です)、「お疲れさまです。ありがとうございます」と伝えます。本当に心を込めて。
とにかく華やかなこのパレードの裏にはたくさんのたくさんの人の汗と汗の結晶が詰まってます。
猛暑のなか作業していただいた方々ありがとうございました。おかげさまで子供達が目を輝かせて見入るこんな素敵なパレードになりました。












2012-09-07

Car1 "Undine the Swan" Crystal Parade in Huis Ten Boshch

Sketch for "Undine"the swan in Crystal Parade in Huis Ten Bosch 






9月1日から始まったハウステンボスの新パレードの一号車。
スケッチをもとに図面を作ってもらい→スチロールで制作→FRPで造形、骨を鉄骨→模様のラインを描いて→ラインストーンを貼っていく→ボディー完成後シャーシと組み合わせ。
という肯定で制作しました。スチロールの時にフォルムのチェックを何回かしたのですが、羽が全体的に平べったかったので、躍動感と表情を豊かにするためにものすごい細かい注文をお願いしたのですが、職人の方々がすべてかなえてくれました。ありがとうございました!
ラインストーンをこれにびっしり貼るのもさぞかし大変だったと思いますが、これもすごくきれいに貼れて模様もきれいにいれていただけました。




 これが白鳥のなかに入っている電動シャーシ。
遊んでいるように見えますが、これは遊んでます。


今回の仕事をふっていただいた平山社長とシャーシの揺れ具合や
曲がり具合をチェック。