2018-03-27

HARMONICA Patisserie Bresilienne  --Exterior design---

Exterior rough sketch for "HARMONICA"


4月下旬にオープン予定のケーキ屋さん"HARMONICA"の外観ラフスケッチ。
内装、ロゴなど全てのアートディレクションを担当しますのでちょっとづつ紹介して行きます。







現状はこんな感じ

2018-03-24

New York trip "people"

kinfolk cafe in Brooklyn 将来こんなアトリエにしようと思った


今回のNYは短い間だったけどいろんな場所に行って、いろんなものに触れて結構感性をリフレッシュできたと思う。けど世界中どこに行っても、何をやっても結局は「人」だなと実感した。ラッキーなことにほぼどこの国に行っても誰かしら仲間がいて彼らのおかげでリアルなローカルを体験することができる

gallery PAX reunion lunch!


今回も新しい出会いがたくさんあったけど、一番嬉しかったのはこの2人との再会。写真家のJullian とジュエリーアーティストのMelissa。二人とも昔僕が15年以上前にやっていたギャラリーPAX(弊社の会社名はここから来てます)でキャリアをスタートしてくれたアーティスト。15年以上の月日が経ってこうやってニューヨークで活躍してる二人に再会できたのは本当に嬉しかった。


dinner with Jillian at the FAT RADISH

彼とは8年ぶりの再会。

彼がまだ当時20歳、僕が28歳の頃かな、

僕のギャラリーに偶然ふらっと現れた彼はキッズっていう感じだった。フォトグラファーになるために学校に行くお金を稼ぐためネイビーに入り軍人として日本に滞在してた頃。

当時からシャイでアーティスティックな雰囲気のジュリアンに仕事何やってるの?って聞いてびっくり軍人!?って。案の定他の軍人たちとはノリが合わなく休みの時にはいろんなギャラリーとかを一人で散策していた。

僕のギャラリーには当時面白い奴らばかりが集まっていたので、かたっぱしから彼を紹介して人脈つくりを手伝ったり、写真のことを教えてあげたりして面倒見てた感じ。
初めて異国の地で彼にとっては僕は超頼りになるビッグブラザーだったらしい笑。

いまだに会うとその話をしてくれる。僕もあの時のあの出会いがこんな形で今も続いてることがすごく嬉しい。

ちなみに彼のお父さんはセントルイスに住んでるので今度MR340に出るときはゴール地点で待っててくれるらしい笑




Melissaとも3〜4年ぶりかな。アッパーイーストのプライベートギャラリーでショーをやっていたので遊びに行きました。

高級な建物がびっしり並んでるアッパーイーストのエリアに看板も出さずにやってるプライベートギャラリーがいかにもNY的。オーナーのKateは「狭いギャラリーだけど」って言ってたけど日本だったらだいぶ大きい部類に入りますね笑。

アーティストが発表できる環境、アートを支える購買層がしっかりしていて、ギャラリストがそれらをつなぐ橋となってる。
将来またGallery PAXやりたいなーって改めて思った、老後にでも。

gallery PAX とSUGAR HIGH 時代に築いた人脈はいまだに強く繋がっていて宝物。そんなみんなとじじーとババーになって集まるのも楽しいだろうな。
今度のSUGAR HIGHは自分たち仲間のぶっ飛んだ老人ホームにしようかな笑
やたらトレーニング設備がしっかりしてるホームとか、、



そういえば、NYのホテルはどこもジムがしっかりしたのが付いてます



毎朝起きたらジムで軽く体をほぐせるのがいい。
だいたい20分で呼吸法、ストレッチ、トレーニングをほぼ毎日行ってます。深い呼吸とストレッチで体の隅々まで起こして軽いトレーニングでそれらをアクティベートさせる。

全てはその日、良い姿勢で歩いたり、座ったり、立っていられるように。

姿勢って大切。正しい姿勢を保つだけで、何食べても太らない、腹筋は自然に割れる、、

「うそだー!」ってふくよかな方によく言われますが、実は正しい姿勢で過ごすのって結構最初は辛いのです。ただこの良い姿勢を習慣づけるといいことづくめです。




僕のするトレーニングは単純。ジャンプ、スクワット、腕立て、懸垂。

バランスボールがあるとそれを使ってスクワット。

これは日本のジム(コナミスポーツとか)だとできないのでNYでは毎日やってました。

これやってるとジムのトレーナーが飛んで来て「危ないからやめてください」って笑。

危なかったらやらないよ、危なくないようにやってるんだよって言っても、「他のお客様が真似して怪我すると危険ですので」って、、もうザ悪い意味の日本人的発想笑。「真似して怪我したらそいつの自己責任では?」って問答してもしょうがないので「はーい」って言うこと聞いてるけど。



って言う感じのNY tripでした!
















2018-03-19

New York trip "Surf and Skate"


Uncle Funkys Boards at Greenwich st

Surf / Skate / Paddle


昔10年以上前にNYを訪れた時、いろんな人にサーフィンについて聞いてみたけど皆「波乗り?ニューヨークにはもっと面白いこといっぱいあるのになんでそんなことするんだ!?」みたいな答えばかり帰ってきたのを覚えてる。波乗り?って聞き返す時に鼻で笑ったような感じすらあった笑

地形的に波が立ちそうなところがマンハッタンからすぐ近くにあるのに、、、


at TACOMBI office



ここ5年くらいで様子はだいぶ変わったようだ。平日はマンハッタンで仕事して週末はサブウェイで1時間ほどかけて波乗りにいくライフスタイルが広まってきたみたい。サーフショップも増えてきてサーファーの人口もだいぶ増えてきたようだ。

TACOMBIのクリエイティブディレクターのディタ君もそんなひとり。オフィスにはロングボードが2〜3本あり「ショート以外の家に入らないボードはみんなここに置いてるんだ」仕事の話そっちのけで波乗り話してました。

彼らは今年日本に来るので、御岳のリバーSUPの写真見せたら"That is insane!  I wanna try for  sure!!"だって笑。


from local surfs instagram



ちょうど僕がいた週末はすごいうねりがヒットしててオーバーヘッドのクリーンブレイクだったらしい。会うサーファー全員がこんな写真を見せてくれた笑「先週末波すごかったぜ」って。


aegir  in Dumbo

wood surf board making workshop


月末に開催される「木製サーフボード作りワークショップ4日間」を発見!
4日間でできるの??サンプル見たらディティールものすごい雑なんですけど、、笑

これ作ったら面白いだろうなー

昼間ボード作って、夜はマンハッタンの都会を楽しんで、出来上がったら朝波乗り、午後から美術館巡り、そんなニューヨークの旅8日間とか最高だと思うので将来やろうかな。
全てのいいとこ取り


危なくまたスケボー買うところだった、、

いろんなスケートショップとサーフショップを訪れたけどディスプレーがおしゃれ!そして店員が皆すごい親切&フレンドリーで居心地が良かったです




つくづく思うけどSUPの遠征とかサーフトリップじゃないと荷物が少なくてほんと楽!ボードもウェットもパドルもないと旅ってこんなに荷物少なくていいんだってびっくり。
9日間冬のニューヨークで国内2〜3日出張用のガラガラで済んだ。



次来たらハドソン川で漕ぎたいな







2018-03-18

New York trip diary "Eat!"

breakfast at "BAKERI" in Williamsburg Brooklyn


NYに9日間行ってきました。

3年ぶりに行ったけどやっぱりいろんなクリエイティビティが詰まった街なので楽しい!仕事の合間に目一杯いろんな人に会って、たくさん美味しいもの食べて、デザイン的なリサーチがてら沢山の場所に行って感性リフレッシュしてきました。


帰りの飛行機の中で写真とかアイデアをまとめたのをここでアップして行きますね。

今回はFood 関連


EAT!


Main dining at the NOMAD hotel

世界中いろんなところ行ってる方だと思いますが、やっぱり東京の飲食のレベルはすごい高いと思う。繊細さとかサービスとか職人的な技とか、、自信持って世界一の水準だと言える。


ただ平均点は世界一高くていい店が多いし美味しいけど「突き抜けた店」はNYの方が多いいかな。東京の店は優等生的なオールラウンダーに対してNYはちょっとここはどうかな?って言う細かい点が多々あるけどそれを補ってもお釣りがくるくらいのいいところが突き抜けてる強烈な個性を持った店が多いかも。

ニューヨーカーにそれ言ったら「いやいや東京の方が全然すごいでしょ!」って言われたけどまあ結局人の国のものがよく見えるのかも笑。普段見慣れないものが良く見える的な。


Ace Hotel


とりあえずは定番的なところから攻める。ついたその夜にACE Hotelのラムバーガーを食べに直行!東京でもTrunk hotelとか尖った感じのホテルが出来てきたけどその元祖的な存在のACE Hotelはいつ行っても気分が上がりますね。

ここのラムバーガーなまら美味しかった。やっぱり道産子はメニューに羊があると頼んでしまう。





NOMAD  dining


おきまりのNOMAD Hotelのダイニングでローストチキン。
こう言う所はバリッとオシャレしていくべきでしょうが、オシャレに見える普通の服で大丈夫。普通の服をどうやったらオシャレに見せるか?って言うのが腕の見せ所。

ユニクロとかアバクロきててもなんとなくオシャレに見える法則があるのです。若い頃にNY出身のゲイのファッション系の仕事してる友達が教えてくれました笑



ここの看板メニューのローストチキン。これは本当にすごいとしか言いようがない。

あとニューヨークの店はサラダが美味しい。素敵なプレゼンテーションで野菜に合うドレッシングを適量でサーブしてくれる。東京の店だとなんかドレッシングがいつも濃くて野菜の味がドレッシングの味になっちゃうんだけど、どこもいい感じの味付けで野菜の味が生きてました。


あとNOMADはサービスがすごいいいです。カタくないフレンドリーな感じで。



"Freemans"

ローワーイーストサイドにある、怪しげな小道を突き進んで行ったどん詰まりにあるこじんまりしたアットホームなFreemans
アメリカ料理っていうとハンバーガーしか思い浮かばないけどここのアメリカ料理は昔の古き良き時代のものを現代風にアレンジしたもの。ここもサラダが美味しかった



THE FAT RADISH

ニューヨーク在住の写真家ジュリアンに久々に再会。彼の友達がマネージャーをしているLESにあるTHE FAT RADISHに連れて行ってもらった。

やっぱり地元の人のおすすめとか友達がやってる店に行くのが一番いいです。ガイドブックに載ってないようなリアルな今を感じれるし(っていうかガイドブック毎回買うだけ買って読まないから実は載ってるかもだけど)。




こじんまりとした店内は満席。ジュリアンの友人が無理をして場所を確保してくれました。マネージャーもスタッフもみんなフレンドリーでいい感じ、サービスでものすごい美味しいバナナクリームパイを出してくれたんだけどこれが絶品。アメリカ人が作ったとは思えないほど自然な甘さだけでさっぱりしたバナナクリームパイ、見た目もすごい美味しそうでした。写真撮ればよかった



この日はディナーの後このMETROGRAPHっていう映画館の2Fにあるバーに。いわゆる単館的な劇場なんだけどものすごいオシャレ、映画の上映が終わってもレストランとかバーとして地元の人が待ち合わせに使ってる感じの場所。

Thanks Jullian!!









今回ベストなピザ&パスタだったのはDUMBOにあるこの店CECCONI'S Dumbo New York
ロンドン、ベルリン、バルセロナ、イスタンブール、ハリウッド、マイアミに支店があるこの人気店は2019年に東京にも出店しますので今から楽しみ。





支配人のビットリオは合気道と空手の達人、東京への出店も楽しみにしてます。今からオープニングに行くのが楽しみ。


DUMBOはダウンアンダーマンハッタンブリッジオーバーパスの略、その名の通りマンハッタンブリッジのそばにあります。暖かい季節はこのテラスでマンハッタン眺めながらゆったり過ごしたら楽しそう



ピザも絶品だったけどこのラビオリも美味しかった!




ちょうどいま4月にオープンするケーキ屋さんの総合デザインの仕事があるので積極的にありとあらゆるスイーツやベーカリーを回ってきました。

内装やブランディングはものすごい可愛い店が多いですがやっぱりスイーツの味は全体的に東京が一番ですね。繊細さと丁寧に作ってる日本人の職人気質とこだわりはやっぱり世界に誇れるもの。

こっちのケーキはダイナミックにどーん、バーン、砂糖ドッカーン!的な。





と思ったらブルックリンのカフェにはたくさんイケてるスイーツがありました。
これは確かDumboのEmpire storesの中にあったカフェ、打ち合わせまで時間があったのでたまたま入ってみたらイケてるオーガニック&ヘルシー系のスイーツで美味しいのがたくさんありました。



NYの店にははっきりとポリシーやコンセプトを前面に打ち出しているメッセージ性の強い店が多い。利益至上主義でお客様第一な感じよりも「私たちはこういうコンセプトなんです。賛同する人はウェルカム!」みたいな。店が目的ではなくコミニケーションの手段になってる。

万人に受けようとするとどうしてもダイナミズムがなくなり小さくまとまりがち、こういう姿勢は心地良い。


定番のこんなスイーツももちろんいろんな店にあります。
今回のベストスイーツはTHE FAT RADISHのバナナクリームパイ!



チェルシーのCooper's Craft & Kitchenのアボガドトーストも美味しいのでブランチに最高!でもこの写真はDumbo Kitchen のアボガドトースト笑



後美術館に併設されてるカフェのドリンクの完成度とオリジナリティーがすごいです。写真はWhitney MuseumのStudio Cafe で飲んだバニラビーンズとペッパー入りなんとかなんとかトニックウォーター。斬新すぎる組み合わせだけどスッキリ美味しい。


そしてサードウェーブコーヒーブームの発祥の地だけあってブルックリンはどこでコーヒー飲んでも美味しい。スタバ好きな僕ですがスタバは一回も行きませんでした。写真はWilliamsburgs のKINFOLK 90


9日間美味しいもの食べまくりでした。





2018-03-09

Tarikapa at Fodder 2018

Tarikapa Tropical booth in Fodder 2018

4日間続いたFoodex。ブースに来てくれた皆さんありがとうございました!
今後より具体的な商談を詰めていければと思います。



タリカパのパートナーの井上さんと。


小さいブースでしたが常に人がたくさん来てくれて試食しては「美味しい!」と絶賛してくれました。




今回特に注目が高く人気だったのがこのお茶。お茶っぽくないパッケージと最高級なミルキーでクリーミーな烏龍茶の組み合わせが受けたようです。これはある5つ星ホテルでも扱ってくれてるものなので味は美味しさ保証付!



パッケージはこんな感じ。自慢ですがこのパッケージデザインが本当に大反響でした笑
お茶だからといって「いかにもお茶」なパッケージにすると売りだなに他のお茶と並んだ時に埋もれるので思いっきり攻めてみた。いつもパッケージをデザインするときはモックアップを作って実際に売り場に持って行き「どんな感じに見えるか」を実験してます。

これが成城石井に並ぶ日も近いかも

2018-03-04

THE(tea) by TarikapaTropical


promotional card of Tea by TARIKAPA for the Fodder



明後日からFOODEXにタリカパ出展します。
そこで初披露するテ・バイ・タリカパトロピカル。


京都のリッツに卸してる香り高いクリーミー&ミルキーな台湾烏龍のお茶をご家庭でも楽しめます。びっくりするくらい美味しいですよ


美味しいといえば、、




「仲間を作れないクリエーターはゴミだ」


これは若手デザイナー達に向けてのThe Creator's Workshopで繰り返し伝えてること。

そんなことないんだけどインパクトを出すために敢えて強い言葉を使ってます笑。

なんとなく世間では個人プレーなイメージがあるクリエーターですが、他の仕事と同様またはそれ以上にチームプレーがすっごく必要。


結局一人では何も作れませんから。自分の使う画材や道具を作ってくれる人がいるし、自分のアイデアをコーディングしてくれたり印刷してくれたりする人、、誰かと一緒に組まないと何も作れません。



例えば、印刷に出した時点で印刷所とは「チームメイト」。どうチームメイトの実力を引き出すかもクリエーターの仕事。



部下、上司、業者みんなチームメイト。コミュニケーション能力を駆使してチームワークをどう作っていくか?そのトレーニングを徹底して最近のThe Creator's Workshopでは行なってます。なぜなら最近の20代はこのコミニケーション能力が美しいまでに低いから。


何も難しいことじゃなく「当たり前のこと」を徹底する。

仕事に関わってくれた人には、完成したらそれが実際に販売されてるところや使用されてるところを写真で送って感謝を伝える。それだけで嬉しいものです。

これはほんの一例だけど、こういう小さい「当たり前」を常に積み重ねれば仕事で関わった人々はかなりの確率で自分のサポーターになってくれます。
けどこの「当たり前」の徹底がむずかしい。好きなことをやって飯を食っていくのはこの地味で地道な努力に限ります笑



仲間(サポーター)を作る能力もクリエーターの大切な資質の一つ。
仲間が多いほどいろんなものを作る機会や仕事が得られる。


月一人でもいいから仕事に関わってくれた人を自分の仲間化する。そうすると1年で12人。10年で120人。20年で240人、、、そう、結構すごいことになる。



お金じゃなく「面白いものを一緒に作りたい!」っていうマインドで繋がってる人はずっと関係が続きます。発注者-受注者の関係は「金の切れ目が、、」的なものになりがち。


クリエイティブなスキル以前にコミュニケーション能力の大切さをどうやって若手に痛感させるか?それが最近のワークショップのテーマ。



まあ、こんなことを偉そうに講義できるのもありとあらゆる失敗をたくさんしてきたからなんだけど笑