2018-04-29

Bangkok trip "KARMAKAMET"




KARMAKAMET Silom店

今、タイに来てます。


僕が顧問契約をしている株式会社リブゲートが扱っているブランド「KARMAKAMET」。ディフューザー、ボディーミスト、クリーム、バーム、石鹸などを幅広く扱うアロマティックショップ。

個人的に前から好きだったこのブランドの日本におけるリブランディングとローカライゼーションを担当することになりリサーチのため急遽バンコクに来てます。




KARMAKAMET world    DINER



バンコク内でも姉妹ブランドを合わせると10以上の店舗展開をしているカルマカメットのフラッグシップショップはダイナーも併設してます。
ここのご飯は相当凝っていて美味しいです。ニューヨークレベル。巨大ショッピングモール、エンポリウムの隣にある秘密めいた小道を通って奥にひっそりと佇む店はまさにsecret world。タイに来たら絶対に来ることをお勧めします





どの店のディスプレイもブランドの世界観を表すべく構築されていて非日常感を味わえます。今回のリブランディングで日本での売り上げを10倍以上にしようと思っています。





まずはブランドのアイデンティティをはっきりとさる。ブランドのメッセージやメリットが日本の消費者に伝わりやすいビジュアルやクリエイティブを製作する。そしてそれをきちんと社内で共有してインナーブランディングを行い足場を固める。

言うと簡単だけど結構な作業です。が、超楽しみ




本国のプロデューサーのマートさんにも会い、今後の展開やブランドに対する想いを色々とヒアリングして来た。






パッケージはどれもいい感じです。この案件が来てから頭の中でなんとなく形作られて来た今後のリブランディング。今回のバンコク滞在中に明確なビジョンと方針が浮かんだので帰国後に取り掛かります。

ちょー楽しみ



2018-04-22

GAINAX International Inc. Logo and Business card design

株式会社ガイナックス インターナショナル
ロゴ、名刺デザイン





最近、僕の周りは新会社設立ラッシュらしくロゴや名刺、企業のブランディングの案件が多い。この1ヶ月で4〜5社のロゴや名刺、オフィスグッズをデザインしました。

うちがロゴをデザインした会社の倒産率は統計の平均よりだいぶ低く、ほとんどありません。それはなぜか?答えはものすごくシンプルです。知りたい方は会社を作ったらぜひ弊社にブランディングを依頼しましょう!


エヴァで有名なガイナックスさんがグローバルに今後色々と仕掛けていくこの新会社の名刺。面は全面赤、裏面は藍色で、エンボス加工を効果的に使い縦構図、紙も和紙っぽい手触りのものをチョイスにし全体的に「和」を主張したものにしました。

みなさんのおかげで本当に人脈には恵まれてます。小さいころから好きだったガンダムの会社とか、憧れてた人が起業した会社から仕事が来たり、若い頃からすごい好きだった格闘家と雑誌の企画で一緒に遊べたり、昔からデザインしたかった000000(守秘)のプロダクトデザインを頼まれたり、、40代に入ってからさらに仕事が楽しくなって来ました。

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明日からは5日間ACAのSUPインストラクターコースを御岳で開催してます。興味ある方はぜひ見学しに来てくださいね。お金を払えば取れる資格の講座とは全く性質が違い頭と体をフル回転させながら皆で学んでいくスタイルなので見てるだけでも面白いと思います。グローバルスタンダードのリバーSUPインストラクターを増やしていきます。レポートはCABBOのウェブに載せるのでチェック!

昨日からHARMONICAの工事が始まりました。オープン予定は五月末。こっちも楽しみ


ということで来週は、御岳と南阿佐ヶ谷と恵比寿を行ったり来たり、、、









2018-04-16

Drawing "The wooden fighting rooster"

drarwing  ink on woodpanel
(まだ途中でこれからどう仕上げようか楽しく悩んでます。モチーフは木鶏)






「ブランディング」


ある海外ハイエンドブランドのリブランディングの案件がきました。
個人的にすごい好きなジャンルなのですでに楽しみです。

ところで、、、

「ブランド」誰でも知ってる言葉なんだけど、じゃあブランドってなに?って聞くと正確に答えられる人は意外と少ない。

難しい言葉を使ってダラダラ「ブランドとはね、、」と答える人はたくさんいるが、ワンワードorワンセンテンスで答えられない=わかってない笑。

答えはシンプル。
ブランドって何?「焼印」。
ブランディングってなに?「焼印を押すこと」。

これが原点。ここからその焼印が意味するものや約束するものをどう表現して行くかが問われる。

差別化できるかっこいい外見やロゴや統一された世界観を作るのがブランディングだと思われがちだけど、これは表面上のアウターブランディング。本当に大切なのはロゴや世界観に込められた真の意味をそのブランドの関係者全員が理解すること。それがインナーブランディング。


まさにトレーニングと同じ。アウターマッスルばかり鍛えてもインナーがしっかりしてないとだめ。アウターを鍛える方が楽なのでどうしても表面上の充実感を求めてインナーから逃げる気持ちはすごいわかります!


だいたいブランディングの仕事で壁になるのがこのインナーブランディング。
今回も頑張ります!
























2018-04-03

HARMONICA photo shooting

Temporary web top


ハーモニカのイメージ写真の撮影してきました。

それにしても「パティスリー ブラジリエンヌ」っていう響きがもうすでに美味しそう。
オープンに向けて日々若きオーナーのモニカちゃんは奮闘してます。


僕も昔20代の頃「gallery PAX」というカフェギャラリーをやってましたので彼女の焦り、ワクワク感、ヤバイどうしよう感、充実感、それらが交互にすごいスピードでやってくるジェットコースター感、、、全て手に取るようにわかります笑。

当時の僕にとっては大金、全ての稼いだお金をつぎ込んで店を作りました。ただ、モニカちゃんと違ってその時の僕はバカでしたから「開業後の運転資金」とか今考えると普通のことを何も考えず、店作るのに全部つぎ込んでオープン後「来月の家賃どうやって払うんだ??」的なことが満載笑。


今振り返ってもよくやってたなと。

それでもなんとかやってられたのは本当に友達たちの支え。

施工業者に頼む予算がなかったので全て自分たちで手作り、ほんとはダメな電気工事とか配管も自分たちでやっちゃった感じ笑。

今でも覚えてるけど、そんな工事してる時に「差し入れ持ってきたよ」とか、会社サボって工事の作業手伝いに来てくれる人、部材を持って来てくれる人、宣伝して人をたくさん連れて来てくれる人、毎日たくさんの友達が集まって手伝ってくれた。

この時に学んだのは「結局何をやるんでも人」だなと、友達は大切にしようってこと。
あの頃は毎日がジェットコースターだったけど1日の終わりは感謝の気持ちでいっぱいでした。


ということでHARMONICAがオープンしたら皆でケーキを買いに行きましょう。

















2018-04-01

HARMONICA Logo

 Logo design 


「チャレンジ」

パドラー仲間の翔くんの彼女が独立して4月下旬にオープンするケーキ屋「ハーモニカ」。そのアートディレクション&デザインをやってます。

オーナーのモニカちゃんはブラジルの血を引く寿司屋さんの娘。口数少なく物静かで恥ずかしがり屋な彼女だけど、作るものはオリジナリティーに富んでいて雄弁にお菓子作りのコンセプトを語っている。


「パン屋さんのように気軽に入ってもらえる店にしたい」というハーモニカのコンセプトは、、

「子供の頃に母が作ってくれたブラジルのお菓子。休日になると、家の中はお菓子の焼きあがる香りでいっぱいでした。手作りのお菓子で、幸せなひと時を日常に届ける」


すでにここにブランディングの格となるエッセンスが盛り込まれている。ブラジルのルーツを盛り込んだケーキや焼き菓子をオリジナルにアレンジ。人とかぶらない自分の土俵を作っている笑。いいことです


HAMONICA BEAR :)



スイーツ星人の僕ですが、彼女の作るケーキは美味しい。特にプリンは特筆もの、押し付けがましくないこだわりがシンプルなんだけど奥深い味を出してます。あれは毎日食べても飽きないかも

そんなモニカちゃんは、今僕が指導している若手クリエーター達と同じ年代。彼らはどうしても「言われたことをやる」「言われたことしかしない」「自分で仕事を楽しくする工夫ができない」というクリエーターとしてはマズイ傾向がある。てっきり世代の傾向かと思ったけど「世代」で安易にくくっちゃいけないですね。
実際にチャレンジしてる同世代のモニカちゃんはこうやって日々試行錯誤しながらクリエイティブなスキルを磨いてるわけだし。

そんなモニカちゃんと交流したら彼らの刺激にもなるだろうと思い、撮影の現場やいろんなことに「一緒に行こう!」と誘っても無反応。この無反応さ加減を変えて行くのが僕の最近のクリエイティブチャレンジ。



まあ、チャレンジできる環境を周りの大人が若手に与えてないっていうのもつまんない20代が増えてる理由の一つだろうな。

あと過保護。
体罰はないし、パワハラとかモラハラとか過保護にしすぎて、すぐブラック企業だとか騒ぐ。そりゃ面白くない奴らが育つよ笑。先輩が気軽に飲みにも誘えない。やな先輩から誘われたらかわす話術とか、上司のセクハラ発言を機知に富んだウィットでやり返す転機だとかそういうネガティブ耐性を育てる土壌が全くなし。


チャレンジさせて失敗したら面倒見てあげる。
そんな余裕のある大人になりたいものだ。
が、自分のチャレンジで余裕がない笑