2017-03-14

Making a Wooden Paddle  Part 1

making a wooden paddle for the first time!


冬の間の土曜日は白丸湖で午前中パドルトレーニング、午後はパドル作りっていう感じで過ごしてました。本当はボードを作りたかったのですが、とりあえずはパドルからやってみようということでHALAUのオフシーズンプログラムにしてみました。




東京都とは思えない綺麗な景色に囲まれた白丸湖は御岳の上流に車で15分ほど行ったところにあります。今シーズンは前からやりたかったスラローム艇を練習してました。フィンが付いていなく、体も固定されてるスラ艇は、文字通り自由自在にスラロームするのに最適なんでしょうけどバランスや漕ぎがすごいシビアに問われます。

SUPからリバーに入った僕にとっては基本をしっかり見直すのにいい乗り物では?と思ったのでトライしましたが、やはり難しい。難しすぎてハマりました笑
この冬はこればっかり漕いでSUP全然練習しなかったほどです。まっすぐ進むのも難しいこの乗り物で漕ぐと、どれだけ今までSUPでパドリングやレールをごまかしていたのかが明確になって学ぶことが多い。

これがSUPにいい感じでフィードバックされることを祈ります。されなかったらオフシーズンずっとサボってたことになりますね笑


たまに「なんでカヌー漕いでるの?」って聞かれますが逆に「なんでカヌー漕がないの?」って聞きたいくらいここには基本が詰まってるような気がします。

それにしても御岳はすごい。
っていうのはSUPだったらヤクちゃん、カヌーだったらシドニーオリンピックの太郎さんや日本のトップレベルの拓ちゃん、俊平くんなどの世界的なエキスパートがゴロゴロいるのでトップレベルの人たちに習えるし、白丸湖のパドラーたちもフレンドリーなので、親切に「こうするといいよ」ってアドバイスをくれたり教えてくれます。




御岳と白丸湖の間にあるMountScape Canoe Craftの山崎さんにお世話になりHALAUの楽しい仲間たちとパドル作りをしてました。
まず自分の作りたいパドルのイメージをスケッチし、凝り性の僕はそれをきちんとPCで図面化してます。シェイプはSUPRのそれを参考にしブレードの真ん中あたりにボリュームを持たせてます。



山崎さんが用意してくれたいろんな素材を組み合わせて柄に合わせてカットし接着。第1日目はここまで。初回が一番物足りないと言えば物足りないですね。

その後は面をプレナーで平らに出し、パドルの形にカット後はひたすら削っていく。



少しづつ慎重にシェイプしていく。削りすぎると取り返しがつかない緊張感が心地いい。
やっぱり木工は昔から大好きなのでやっていて落ち着きます



コロラドチームもみんな作ってます。元トップマラソンランナーだけあってすごい集中力で黙々と作るのかキヌッキーと思ったら、、意外と飽きやすいんですね笑。みんなが作るのを見てるのも面白い。こだわりまくったり、やけに大胆に削ってたり、ひたすら悩んでたり、、性格出ますね。

作ったパドルで漕ぐのも楽しそうだけど僕は作ってる時の方が楽しいかも。



こんな感じで晴れた午後に野外で作業。午前中トレーニング、午後はクリエイティブ、最高ですね。来年はボード作りに挑戦したい。







これにシャフトつけてグリップ付けて、クロス巻いて、、パドル作り後半戦に突入です
木を削ったり、やすりをかけていると心安らぎ落ち着きます。ブレードにやすりかけすぎて薄くなったので実際に漕いだ時に折れないか心配。まあ最初の何本かはトライ&エラーで経験積みます。

興味ある人は来年の冬一緒に作りましょう!




パドル作りで背中が引き締まりこんな風になりました。
「ワックスオーン、ワックスオーフ」的な。
これ若い人知らないだろうなー。
同年代でも映画好きじゃないと知らないか