Dried Fruit package design
ようやく商品が出来上がりました。
まずはドライフルーツ2種類とジャム1種類のラインナップ。会社の設立や販路の開拓、商品開発など同時に進行していてばたばたです。新会社はTARIKAPA TROPICAL合同会社といい、南国フルーツのエキスパートで輸出入の経験も豊富な井上さんが代表、ブランディング/アートディレクションなどを担当する僕が副代表をつとめます。
とりあえず商品ができたので、こんどは輸入コスト等も含めた値段の割り出しと販売ルートの開拓をはじめます。「安心して食べられる美味しいものを南国からとどける」というコンセプトのもと楽しみながら商品開発していきたいと思います。
とりあえず「うちの店で小売りしてもいいよ」っていう方いたら教えてくださいね!
近日中にパンフレットやウェブも制作し詳細内容を告知いたします。
Dried Apple Mango by Tarikapa Tropical
Dried Apple Mango by Tarikapa Tropical
僕は甘いものが好きでドライフルーツもよく食べているのですが、「無添加」と書かれたものでも、砂糖が沢山かかっていたりして「砂糖は添加物じゃないのか!」と一人で突っ込んでたりします。
Tarikapa Tropicalのドライフルーツは、人工添加物、砂糖も一切使わず果物そのものの美味しさを凝縮させました。しかもじっくり常温乾燥させたものなので自然な旨味がそのまま残っています。人工添加物に慣れた人にはもの足りない地味な甘さかもしれませんが、素朴で自然な本当にナチュラルな果物の味わいが口のなかに広がります。お子様のおやつにも安心してあげれますね。
しかもこの一袋の中には最高級アーウィン種のアップルマンゴーが2.5個分詰まってます。マンゴーを半分を1片まで凝縮させました。なんて贅沢な!
さすが井上さんの食に対するこだわりが詰まってます。
普通ドライフルーツを一袋いっぺんに食べると付着している砂糖で胸がわるくなりますが、これは一気食いしても大丈夫でした。
Dried Golden Pineapple by Tarikapa Tropical
黄金色に輝くゴールデンパイナップルを常温乾燥させたドライフルーツ。もちろんこれも人工添加物や砂糖などを一切足さずに作ったものです。芯までおいしいゴールデンパイナップル!
Apple Mango Jam
写真ではわかりにくいけどゴロゴロと実が贅沢に入っているマンゴージャム。パンに付けずにこのままスプーンですくって食べても美味しいです。
京都産業大学の学生達と井上さん(右)
実は今回の新ブランドの立ち上げは、京都産業大学の授業の課題にもなっています。
タリカパの代表の井上がこの大学の先生と友人関係だったことから生まれたコラボレーションです。
京都産業大学のキャリア形成支援科目の課題解決型授業(Project based Learning)で実際に「タリカパの新ブランドの立ち上げに参加する」を課題として半年間取り組み、先日のローンチイベントにて学生達がその成果を発表してくれました。楽しみながらいろいろと研究してくれたようです。実際に販売してもらえそうな所や、共同で製品を開発できそうな所など、いろんなところに足を運んでいろんな可能性を探ってくれた模様です。学生たちが一生懸命取り組んでくれた熱意には本当感謝です。彼らはものすごく素直でまっすぐなので座談会の間一緒に過ごしていて気持ちがよかったです。
発表してくれた内容ですが、学生らしい元気のいい斬新なアイデアが沢山詰まったエネルギッシュな成果発表でした!と、言いたいところですが、レベルが低く、学生達の自分の頭で考える力のなさを目の当たりにしてびっくりしました。
自分の考えを言語化して人に伝えることができない、常に受け身で失敗を異様に恐れる、、、。高等教育の場である大学って今はこうなってるんだなと、新しい発見でした。
一番驚いたのがチームでの取り組みなのにリーダーがいないこと。
そこに驚いていると、学生の一人は本当に心から不思議そうに「なんでリーダーが必要なんですか?」と聞いてきたので、「なんで必要だと思いますか?」って聞き返したところ、なんで必要なのか全く持って見当がつかない様子でした。チームをまとめるリーダーがいないので、そりゃ間違った方向にもいい方向にも動かないのは当然。そこに留まって指示待ち。間違った方向でもいいから皆で突っ込もうよ、間違ったら戻ればいいんだから。
さらには「質問されると、攻撃されているように感じる」という学生も。質問されるっていうのは自分に興味を持ってくれていて、どちらかというと好かれているんだよ。と大学生相手とは思えない内容の会話でした。
若い世代にむかって「それはおかしいよ」と言うのは簡単ですが、よく考えたら上の世代である僕たち大人のせいでそうなったんでしょうね。考えさせられます。
そんなこんなで学生たちは叱咤激励を受けて京都に帰って行きましたが、残り半年間でこのプロジェクトをさらに続けてくれる様子で「本気でがんばります」って言ってくれました。またいろいろと提案してくれるのを楽しみに待っております。がんばってね!応援してます。
今朝のニコ