Tamagawa 70km SUP challenge
昨日、また多摩川70km下ってきました。
この1週間で140km漕ぎました!
今回の川下りはJeep×ターザンの連載企画SUPチャレンジの最終回。
Jeepのブランドマネージャー、アウトドア系モデルの山下さん、ターザン女性ライターの黒澤さん、SUP初挑戦3人のターザンチームを連載で紹介するもの。
1回目は真っ平らな湖でパドルの基本を学び、2回目は海でSUPピクニックをして、3回目に多摩川70kmにチャレンジするっていう大胆な企画です。まあSUP初心者とはいえgo anywhereなジープのブラマネに身体能力の高いターザン関係者で作ったチームなので大丈夫ではないかと。
提案しておいて言うのもなんだけどこんな大胆な企画がよく通ったなと思いますね。さすがリアルな冒険をサポートするJeepならでは!
朝4時にゴール地点の羽田に集合、そこにみんな車を置いてからハイエースFH号でスタート地点の多摩川上流青梅へ。車両の撮影を終えてスタートしたのが7時。それからひたすら漕いで13時間45分後に無事ゴール!車両撮影の時間帯が奇跡的に晴れましたが午後から一日中雨。
途中の休憩ポイント。伴走車が差し入れてくれるドリンク&軽食が最高に美味しい!
日が沈むと暗闇。背中につけるルミライトが目印。
チャレンジャーの皆さん、伴走車の陸上サポート隊、ライター&カメラマンの取材班雨の中ほんとにお疲れさまでした!
スタート時にみなで輪を作って話したときに伝えましたが、川が生まれてから海に流れるまでの川の一生を一日で体験する。これは地味なようで、結構すごい冒険だと思います。
現代の日本人に圧倒的に不足しているもの、それは人間力。その人間力は自然とふれあいながら冒険することにより培われると思います。
冒険によって、新しいものに触れる、目の前にあるのに気がつかなかったものに気付く、なにより冒険を一緒にできる仲間と環境に感謝する。
いつもは何気なく高速道路から眺めている多摩川、その川の中から見る景色は意外と別世界です。川岸から川の中に入る、たったそれだけの視点の変化で日常が非日常に姿を変えます。
なにも大層なおおがかりなことをしなくても、日常から一歩を踏み出せばそれは立派な「冒険」です。その一歩を踏み出せばこんなに面白いことが待ってるよ!それが僕たちがやってる多摩川全流チャレンジのコンセプトの一つでもあります。
そんなJeep×ターザンの元気な企画が10月号に載りますので皆さん是非見てみてくださいね。
この記事が誰かの自然の中に飛出して楽しむきっかけになれば企画した者として大変嬉しく思うし、ガイドした仲間達の本望でもあります。
僕も一緒に川を下ったライターがどんな原稿を書くのかたのしみです!
川下りの醍醐味の一つ。「堰越え」
ボードを担いで迂回するのも結構楽しかったりします。
前回の全行程漕ぎっぱなしの10時間半とは大違いで、今回はチャレンジャーのペースに合わせてゆっくりと漕いだので全く疲れず、景色を味わいながら和気あいあいと楽しみました。両方ともそれぞれ楽しいですけど。
今回の下流20kmは雨のおかげで流れがあり、風もなく真っ平らな水面だったので漕いでいてものすごく楽く、しかも最後の10kmくらいは常に誰かの引き波に乗っていたので全く力を使わず楽をしちゃいました。
毎回思いますが、こんなに楽しい川が80kmも流れているのにその中で遊んでいるひとはほとんどいません。きのうも、70km僕たちで貸し切りでした。こんな「遊べば楽しいけどだれもいない」フィールドが沢山日本にはあります。込んでいるスキー場やビーチもいいけど貸し切りのフィールドのほうが伸び伸びと遊べていいです。(自己責任が大ですが)
2年前、一番最初に手探りで80km下ったころと比べて、もう4回目なので大分慣れましたが何度下っても、景色は表情が違って見えて面白いですね。川の中から見た雨の夜景は過去4回の多摩川下りのなかで一番きれいでした。
ちなみに来月も、松江と長谷川さん&史朗のパプアニューギニアのアドベンチャーツアーに参加したチームを連れてもう一度今度は80km下ります。
Team Breaker Out