2016-10-05

Kewre Craft Surfboards 10th Anniversary models



at Tomakomai ,Hokkaido



これだけ旅するデザイナーも珍しいのでは?
海外、日本中に出張が多発してる今年、今週はKewre Craft さんの10周年記念ボードの制作で苫小牧に来てます。

空気がすごい澄んでいるからか自然に6時前に爽快に目が覚め、外に出ると強烈に清々しい。10月とは思えない強い日差しの中朝の散歩してあたりを散策してstand by me。



ちょっと残念なのがスタバがない。


Kewre Craft Surfboards

10年目を迎えるKewreさん。青い空にロゴがよく映えてます。ケウレとはアイヌ語で削るという意味、シェーパーのひたすらボードを削る様子に音感もぴったりですね。


オーナー兼シェイパーの松山さん。寡黙で男前なのですが本人はメディアやネットに顔が出るのを嫌がっているのでひたすらシルエットのみの紹介になります笑

仕事場を見ればその人がデキる人かどうか速攻わかりますね。松山さんのシェイピングルームものすごいキレイで整理整頓されていて見ていて気持ちがいいですね。彼の削った板がワールドワイドに活躍してるのもうなずけます。(Kewreに乗っているCTサーファーもいます)。丁寧な仕事と魂のシェイピングで最高の一本を作ってくれますので今度オーダーを考えている人は是非オススメです。


そして、彼は遊びの達人。自宅兼工場の裏からこんな可愛いJeepが登場!しかも公道走れます。このミニジープにボードを乗せて近くのポイントに行ってるらしいです、最高ですね。


で、さらに家の裏に回ると、、、


スケートのボウルが出現。仕事の合間に何ヶ月もかけて自分で作ったそうです。まさに遊びの天才!「ボード製作で忙しくなって海に行けなくなるから自宅の裏にいつでもアテ込めるコンクリの波(ボウル)を作ったんです」と松山さん。

実は僕ボウルで乗ったことなかったので早速トライ。

どハマりしました!休憩時間や塗料が乾くのを待つ間ひたすらスケート笑。これは面白い。波乗りの感覚でアテ込めます。こっちにいる間に頑張ってモノにしようと思います。



遊んでばかりいるわけではなくちゃんと仕事もしてます。このペイントルームは日光直撃で仕事してるのに日焼けします笑


1本目フィニッシュ!早くクロスが巻かれたのを見てみたい。削りたてのフォームはものすごくデリケートなので描くときも細心の注意が必要です。




2本目の構想。このボードはシェイプがすごく独特で存在感があるのでそのフォルムを邪魔しないで引き立たせるようなグラフィックを心がけます


写真だと分かりづらいですが、これはゴールドとダークブラウンの組み合わせ。10周年記念なので目出度いゴージャスな感じに。


完成!これも早くクロスを巻かれるのが楽しみ!

あと2日半で3本!
SUP持ってきたけど海に入れる時間はあるのか?