2012-07-09

Oita, Beppu









週末は、雨の東京を出発して、快晴の大分へ行き、別府で墓参り。日曜日は早起きして、朝開園と同時にサファリパークへ!なにかと動物をモティーフにすることが多いので、実際の動物を見るのはすごい勉強になります。
動物達を見てるのは楽しいけど、やはり複雑な心境。

この施設で生まれて、この施設で育つ動物は本当の大自然を知らずに育つので、大自然のなかで捉えられて連れてこられる動物とは違い、比較対象がないので与えられた人口的なサファリパークの環境が「あたりまえ」。
遠い故郷を想う事もないはず。
だけど、DNAに深く刻まれた、太古の記憶が何か違和感を感じさせると思う。
そんなことを思って見る僕の勝手な想像から、キリンは見えもしない地平線を無意識に探し、熊はこちらを透かして遠くを見てるように見えてしまいます。実際はえさを凝視してるだけですが。

昔、北海道の山のなかで、谷をはさんで遠い向こうに、ちいさな点のような野性の熊を見つけたとき。谷をはさんで遠くにいるのにもかかわらず、結構怖かった記憶がある。
この手と爪で襲われて腕を一振りされたらと思うと、、、スウェーでよける!