Rough sketch for "A wing of 6 paddles" 2
サマソニの仕事も無事おわって、きのう東京に戻ってきました。
デザインの仕事、とくにアイデアの初期段階を形にする時って紙と鉛筆があれば結構どこでも出来るので、移動中とか出張先でもアイデアが思いついたら持ち歩いてるスケッチブックにすぐ描きます。音楽聞きながら新幹線や飛行機の窓からぼーっと外をみてるといろいろ思いつくし、本はゆっくりと読めるし、映画もみれるので移動の時間は意外と好き。
今週末も異様に移動が多かったのでいろんなアイデアまとめたり、本読んだり充実。
そうだ、サマソニであったいい話。
この間、ところかまわずタバコをポイ捨てする残念な外タレが結構いるっていう事を書いたばかりだけど、今回はその逆。
担当したバンドのクルーの一人がなんと携帯灰皿を持ち歩いていて吸い殻をきちんとそこに捨てている。日本人がやると当たり前な光景だけど、全身タトゥーだらけの白人がそれやってるのは珍しい光景。イケてるなこいつと思いました。
彼は以前に何度も来日したことがあるらしく、日本好きで我々のルールや文化をリスペクトしてくれてます。
そんな彼がステージ裏でバンドメンバーと一緒にタバコすってた時。
他のクルーがタバコを地面に捨てようとしたので、自分の携帯灰皿をさしだし、そこに入れさせる。
いれた方は素直に彼の灰皿にいれながら、「捨てたりすると罰金とかあるの？いくら？」と。
そこで携帯灰皿君は得意げに、「罰金あるからとかじゃなく、マナーとモラルの問題。ここ（日本）ではみんな罰金がなくても正しいからっていう理由でみんなきちんと行動するんだよ」って。
それを聞いたもう一人は「まじで？That is F---ing Awesome!」としきりに関心してる。
そばで聞いてて日本人として嬉しかった。
