SUP cross heats
応援してくれた方々本当にありがとうございました!僕たちチームのGoPro Mountain Games は日曜日のSUP Crossで無事終了しました。(ヤクちゃんは来週もう1〜2個レースが残ってます)
SUP Cross の結果報告の前に、、
ものすごく全体的にレベルが上がっていました。どの選手もテクニックも戦略も昨年よりも一段とバージョンアップしており、ファイナルのヒートは写真判定で結果を見なければ判断がつかないほど接戦。プロスポーツとして完全に定着するであろう瞬間を目撃した感があった。そしてどのヒートにもドラマと見せ場があり観客と選手が一体になり会場が沸いていた。
とりあえず、Jeep River SUP Team Japan の結果報告です。
ヤクちゃん 2ヒート目でDQ
ランギ 2ヒート目3位で進めず
キヌッキー 2ヒート目のセミファイナルで敗退
僕 セミファイナル3位でファイナル上がれず
メンバー皆色々と思うところあるかもしれませんが、最高に楽しめた日でした。
ここでは僕のクロスレースの報告をしますね。
クロスのレースの写真は全てbyタマちゃん。クロスには参加しなかったので撮影という大仕事をお願いしてしまいました。結構いい写真ばかりでナイスタマちゃん。
簡単なルールとコース説明---------------------
リバーライトのゲートをダウン、レフトのアップゲート後、右岸の目印をパドルタッチ、シュート後右岸アップゲート、ゴールの橋をパドルでタッチというコース。(言葉で書くと全然伝わんないですね)
5人ヒートは3人アップ、4人ヒートは2人アップ(3ヒート目からは2人アップ)
リーシュ不可。
僕の第一ヒート目---------------------
紫のビブがヤクちゃん、その手間のグリーンが僕
なんと、ヤクちゃんと同じヒート。わざわざ日本から行ってなんで第一ヒートで一緒になるんだよ!?まあ4人中トップ2人上がりだから2位で上がろうって思ってたら一人がスタート前に調子が悪く不出場3人のヒートに。ほぼ教科書通りのスーパークリーンなラインでバシッと2位でゴールを決めたのですが、なんと3人のヒートだから1人のみのアップ。そりゃないだろって抗議したのですが「敗者復活で頑張って勝ってね」って。
敗者復活選--------------------------------------
各ヒートで負けた人が7〜8人一斉にクロスのコースをスタート。ゲート全部無視していいから最初にゴールしたものが勝ちっていういかにも乱暴なアメリカンなルール(笑
ここでスイッチが入りました。1ヒート目にすべてのゲートをスーパークリーンなラインをきちんと漕いで2位だったのにこのままでは帰れない。絶対に勝つ!と久々にスイッチを入れて挑む。世界大会なので敗者復活戦も結構な顔ぶれでブラッドリーやチャーリー、マットも同じヒートに。スタートダッシュからガッツリ飛び込みそのあとライン取りは結構乱暴だったけど鬼漕ぎシュートの手前まで3位だったのを最後のシュートで2人抜いて1位で見事復活。第2ヒートへの切符ゲット!
第2ヒート -------------------------------------
タマちゃんのナイスショット!僕の得意なコーナーで4番手から2番手に上がる瞬間、笑ってます。スーパースターDaneもGoproで撮影してる!
Eric, Andrade, Alex, Body,Ikuzoの5人ヒート。最初のアップターンで作戦通り、後ろから突っ込んでインサイドをつき2〜3人抜かす。そのまま2位でゴールで次のラウンドへアップ!この左岸のアップゲートが超得意なので必ず後ろから行ってここで抜かしてました。
第3ヒート、セミファイナル---------------------------------------
with Dane!
Dane Jackson, Luke Hopkins, Eric Giddens, 僕っていうすごいメンバー。このレジェンダリーなパドラー達と同じヒートっていうだけでも光栄で上がりますが、ここでも勝つき満々でトライ。このヒートからコースの難易度が高くなり、右岸ダウンゲート、左岸ダウンゲート、左岸アップゲート、右岸オブジェクトタッチ、右岸アップゲート、ゴールっていうコース。中盤までビリだったのが左岸アップゲートで2人一気に抜いて2位につけそのままゴール前のビッグシュート後のアップゲートへ向かう。このときにラインをミスってインサイドをつかれて抜かされて3位でゴール。これに勝てばファイナル!だったけどまあ持てるものを全てぶつけたので清々しかった。何よりこのヒートでパドル界のスーパーヒーローDaneに勝ったのが嬉しい。
何より嬉しかったのが、チームメイトの存在。ゲートでターンするたびにランギ、キヌッキー、ヤクちゃんの声援が聞こえてパワーになった。撮影も安心してタマちゃんに任せてたし。
そしてこのリバーパドルスポーツのメッカに単身乗り込みこうやって道を開いてくれたフロンティアヤクちゃんには本当に感謝。彼が切り開いてくれたおかげでこうやって僕たちが参戦でき、ローカルたちが受け入れてくれる。ちなみにこの出し切ったレース後ヤクちゃんとハグしてる時じわっときてました。去年初めて参戦してなんだかわからなかったのに1年後にセミファイナルまで行けるような技術とマインド、戦略を教えてくれた彼の存在はでかい。
レース後ゴールからスタート地点までヒートアップするたびにボードを抱えて観客の後ろを歩いて登るわけなんだけど、そのたびに知らない観客たちが「ナイスターンだったね」とか「Great race!」とか声をかけてくれるのも嬉しいし、地元のパドラーも名前を呼んで応援してくれるのも感激。
英語しゃべれないし、おとなしいのに抜群の存在感を放っていたキヌッキー。みんなに聞かれました「一緒にいるあのひたすら漕いでいる女の子誰なの?」って。特に昨日のスプリントで鬼の形相で誰よりもたくさんパドルしてたキヌッキーの姿は既に地元で半分伝説になってます。ちなみに昨日はキヌッキーらしくゴールを間違えていてゴールすぎても般若みたいな顔してさらに下流に漕いで行ってました笑。必ず何かやらかしてくれます。
言葉でもなく、見た目でもなく、黙々と漕いでいる姿でローカルの記憶に残るインパクト、本物だねキヌッキー。
レース後に大会運営してるダンやクレイ、BadFishのマイクと一緒に記念撮影。
本当にこれだけのレースの数を運営するのは大変だと思います。期間中も準備期間も。
オーガナイズ、エンターテイメント、マインド、セイフティー、全てに学ぶところが多くここで得たことを生かしてこのメンバーで日本でもリバーSUPレースを作っていきたいと思っています。チームみんなでオーガナイザーたちに感謝の気持ちを伝えてきました
クロスで使うボードにJeepの前でJeepステッカーを貼りながら気合いを入れてます。このボードそのままでも最高にポテンシャル高いです。リバー用にヤクちゃんがフィンを特別な位置にクアッド仕様にし、何よりもこの日の朝ウルトラロッカーをつけてくれました。上の写真をよく見ると僕のボードだけバナナのようにロッカーがついてるのがわかると思います。レース直前のプラクティスラン一本目の最初のターンで「このボードすげー!」って全身に電流が走りました。
ボードサポートしてくれてるJP、遠征スポンサードしてくれてるJeepといつも応援してくれてるブラマネの新海さん、最高のCABBO製品を作ってくれるBreaker Outの皆さん、ヘルメットをチーム全員にプレゼントしてくれたSeek Truth 木村さん、HALAUのみんな、PFDサポートしてくれる日本アクアラング、パドルの奥深さを教えてくれたC4クルー、御岳組をサポートしてくれた皆さん、チームメイト、仲間たち、そして嫁。みんなに感謝です。
最後のレースが終わった瞬間、メンバー全員今まで食事や生活リズムなどいろんなことに気を使っていのが吹っ飛んで好き放題、飲み食いしてダラダラしてました。bad boyランギがヨーグルトスムージー食べてます。
ランギも相当こっちでインパクトあったようで、みんなに好かれてました。初めて来たのにほぼみんなと友達になってるのがすごい。
ずっと山の中にこもっていたので久々の都会。2回目の晩飯を食いにダウンタウンのピザ屋さんへ繰り出す。レースが全て終わって解放感満載の笑いが絶えない最高な夜。ここのピザもすごい美味かった。
飯の後は隣のイケてるバーへ。久々にお酒飲みました。
久々の都会の夜を満喫!
今日の一枚by photographer Rangi
ランギいい写真撮るんだよね
Thanks Gopro Mountain Games and Vail , see you next year!
今日はこれからデンバーにある人工コースで暴れてきます!