2016-07-30

HUMVEE HALL opening reception

HUMVEE HALL stage

HUMMER COMPLEXの地下1F、HUMVEE HALLのオープニングレセプションを木曜日の夜開催しました。たくさんの方々に来ていただき感謝です!




HUMMER JAPAN社長、岩井さんとテリーさん。今回のライブホールのプロジェクトはテリーさんをプロデューサーとして迎え僕はアートディレクションを担当しました。岩井さんは珍しくスーツ姿。実は前日の打ち合わせで「岩井さん何着ます?スーツとか着て行った方がいいですか?」と聞いたところ「いいよ普段着で」、これを真に受けて本当に普段着で行くと、




僕以外皆スーツでした笑。なので舞台挨拶はスニーカー&短パンで失礼。思えばHUMMERさんとも一緒に仕事し始めてから10年以上。Zima Hummerから全てが始まり、 世界1のカスタムHummerH1リムジンジャグジーラウンジスーパーVIPラウンジ木更津の基地パーティーバス、、本当に色々と作ってきました、いつも面白い仕事で感謝ですね。





バーはこんな感じ。多目的ライブホールなのでバンド、DJイベント、ダンスどんなジャンルのパフォーマンスでも対応できます。ちょうど昔やってたバンドの連中と再結成しようかと話してたのでここで久々にライブしようかなってちらっと考えてます。





次の日は梅雨明け一発目の川下り!with JP-Australiaクルー。ヤクちゃんと僕がサポートしてもらってるJPのメーカーの方々が御岳デビュー!こうやってメーカーの人たちとフィールドで一緒にプロダクトの特性をシェアすることができるのは最高ですね。
篠田アニキもLE10'2購入。シングルフィンでスタイリッシュなライディングしてました。

夏到来、御岳の抜けるような青空と濃い緑の中のダウンリバーは最高です!



SUPクロスやスラロームなどリバー競技に最高なこのLE10'2は、まさしくマジックボード!コロラドでクロスセミファイナルまで行けたのもこのボードのおかげ。レールを使ったターンがしやすく小回りが効く上にターン後のフォワードの加速も素直で走ってくれるボード。THE Pure competional river board!

唯一の欠点が非シンメトリーなデザインでボードのセンターがとっさにビジュアル的に分かりづらいこと。この欠点もストリンガー代わりにボードの中心線をペイントすることによりクリアー。シュートの前の踏切でスタンス変える時や、ボードのノーズの向きをシビアに調整したいときなどこのストリンガーラインが役に立ちます。

ノーズ付近の三角印は「ターンの時にここからレール効かせて行くぜ!」っていう気持ち的なポイント。


今日はMatt &Antonioとランチ。懐かしいSugar Highクルー、もう連んでほぼ20年、、、みんなオヤジだ!笑。@Cedorosのユイと。ここのシーフードリゾットは絶品ですので超おすすめ。いつ行ってもユイとルイのイケメンブラザーズが楽しげに迎えてくれます。











2016-07-28

Fuji Rock Official goods 2016 design #3 "TENUGUI"





Fuji Rock official Tenugui(Japanese towel) design 2016
"Mede-Taiyaki"



フジロックオフィシャルグッズ2016デザイン第3弾、手ぬぐい「目出たい焼き!」。

たい焼き大好きで、アトリエの近くのガーデンプレイス地下にある櫻家に行ってよく食べてます。特にここのは格別。

ちょうど手ぬぐいの締め切りも迫ったある日、ランチの後いつものように櫻家によってたい焼きを買って食べてました。頭から食べようとした時にたい焼きと目があって、あっ今年は20周年だし目出度いからグラフィックはたい焼きにしよう!と思いつく。このデザインがサクッと頭の中で出来ました。
ちなみにたい焼きはしっぽから食べる派、と頭から派に分かれますが僕は頭から派です。
頭から派は、頭いい人が多いです笑。
他にも背びれから派、腹ビレから派色々とあります。



邪道かもしれませんが、餡ではなくカスタードクリームが一番好き。カリッとした皮と、その中から出てくるとろっとクリームのハーモニーが絶妙です。


color variation of Tenugui

実際はこんな色にしたかったのですが、仕上がり色が残念ながらちょっと浅い感じになってしまいました。伝統的な手染め作業で作っているので肌さわりや色あいはいい感じです。

頭に巻くと両サイドのタイが上向きに登っているようでさらに縁起いいです


JP- Australiaからサーフ用のボードが届きました!ありがとうございます!
Fusion 8'5 ウィンドのウェーブの神様がシェイプしてるだけあって非常にバランスが取れたマジックボードです。色もレッド&木目でオシャレ!今年の台風シーズンが楽しみ




2016-07-25

Fuji Rock Official goods 2016 design #2 "GUMSA"

Fuji Rock official goods "Gumsa" medium size blue
cotton 100% Fair trade products
20th Anniversarry version
70cm x 120cm


Fuji Rock official goods "Gumsa" large size black
cotton 100% Fair trade products
20th Anniversarry version
70cm x 180cm


やはりあっという間に終ってしまったフジロック。
今年で通訳アテンドとして関わって18年目、オフィシャルグッズのデザインをやらせてもらって9年目、フジロックは20周年目。
このイベントを20年間続けて行くってすごいですね、心からリスペクトです。

早いですね。
苗場で友達と「何年か前にレッチリ来たときに、、」って話してたら「何年か前って10年前だよ」と突っ込まれました。ついこの間のことのように思ってたらもう10年。


この10年で色々と成長して、、って書きたいところだけど何も変わらずさらに幼稚さに磨きがかかってます。

今年のフジロックグッズオフィシャルグッズ、デザイン第2弾!「ガムサ」
バングラディッシュでフェアトレードで作られたガ(体)、ムサ(拭く)という意味の手織り布を使ったコットン100%のストール。吸水性、速乾性にもすぐれ手織りコットン独自のざっくりした質感が肌触りいいです。
ぼくも飛行機、新幹線や移動中のツアーバスの中でエアコンで冷えないように出張のときは絶対に持って行ってます。大きいのにかさ張らず超便利!日差しの強いジャングルで纏うと日を遮りひんやりとするし汗も吸ってくれるのでパプアニューギニアに行く時は必ず持って行ってます。

みなさんの御陰で無事売り切れ!感謝。














2016-07-21

HUMVEE HALL bar counter design

HUMVEE HALL    bar counter design and mural paint

HUMVEE HALL bar counter



バーカウンターはこんな感じ。鉄骨でカウンターを組み、天板はウッド、カウンターの下はトタンで無骨に作り、バーの背面の壁には直接ペイント。ローラーでレンガっぽいテクスチャーを描いてシンプルに仕上げました。

300〜500人のキャパシティーに対応できるようドリンクステーションも3つ作る。こうやってバーカウンターをデザインしていると昔バーテンをしてた頃を懐かしく思いだします。未だにSugar High当時のお客さんにばったり偶然会うと名前忘れててもその人の飲んでいたドリンクは思いだす。Jack&coke野郎だ!とか、Beezerはいつもテキーラオレンジとか、、こういういらない脳内メモリは消去したいものだ。

いよいよ来週オープン。ライブやイベントやりたい人は連絡くださいね。




これからフジロックへ !Yeah!







2016-07-19

PNG Adventure Trip report #5 " at Jessie's house"

at Jessie's house


おまけ的に、、
久々にジェシーの家に何気なく遊びに行ってみると、数々のトロフィーが!!
「ジェシーどうしたの?」「サッカーとバレーボールで勝ったよ」と。さすがMy Bro。
Proud of you!!
来年学校卒業するジェシー、最初に会った時はあどけない子供だったのにいつの間にか立派な青年に。どんな大人になるか楽しみです。


今回のPNGアドベンチャートリップレポートはこれで終わり!今度は10月!
10月のツアーは盛りだくさんです。タリカパ村のリソースセンターの開会式、幼稚園の卒業セレモニー、メモリアル的な旅になること間違いなしです。お楽しみに!










2016-07-18

PNG Adventure Trip report #4 " Kids creative workshop,Origami&Kiri-e"





Kiri-e(Japanese traditional paper craft) workshop for kids in Tabulate village


「クリエイティビティーの持つ力」


アドベンチャートリップの定番になってきてる"クリエイティブ青空教室"。
僕たちが旅の間PNGのリアルな文化や伝統に触れ、思いっきり楽しい体験ができているお礼に子供達に折り紙や切り絵など日本独特なものを紹介して一緒に作りながら遊んでます。

今までに、サーフボードに一緒に絵を描いたり、縄跳び、お手玉、竹とんぼを作ったり、折り紙、切り絵、墨絵、、いろんなことをやってきました。僕たちもそれらを通して改めて日本の子供遊びの奥の深さを再認識してます。

original Kiri-E  "flower of Skulls"  "Sea Turtles"  by Ikuzo



今回は「切り絵」と「折り紙」。
別にやらなくてもいいけど、何かアイデアがあったら子供達へワークショップもできますよって説明会の時に参加者に伝えています。
で、今回はミキさんが同僚の方に達人がいるらしく「切り絵」はどうだろうって提案してくれたので、切り絵と折り紙をタブルテ村とメイウォク村の幼稚園で行うことにしました。

できれば日本文化を感じさせるものがPNGの人たちも喜ぶので「切り絵」はぴったり。ということで晩御飯の後はみんなで切り絵タイム。ミキさんの同僚の方が作ってくれたサンプルを基にみんなで切り絵を勉強。みんなやったことがほぼなく、僕も初めてだったのでハマりまくり。ほぼ毎晩ベースロッジで飯の後何か作ってました。


Crocodiles ! 


もうすっかりハマりました。特に僕が誰よりも。
子供達に教える簡単なものをみんなで考えよう!っていうはずがだんだんエスカレートして毎晩一人で黙々と作って(切って)ました。
4〜6つに折りただんだ紙に開いたときの絵柄を想像しながらフォルムを切っていく。切り終わって紙を開く時にはかなりアドレナリン出ます。
こういうものやりだすと止まらない性分なので。

Dan the crocodile in Tabulate village


このワニはワニ釣りの名人ダンにプレゼント。「最近はワニ釣りどう?」って聞いたら「このあいだ2m以上のエイを釣ったよ」とジャンルを広げてました。
どうやって釣ったとかどこで釣ったと色々と聞くと「今度食うか?」って笑

こっちの人は興味を持つと何でも食べさせてくれるので注意です。かわいい動物とかも色々と聞いてると次の日あたりに、、「獲ってきたから食べなよ」ってすでに調理されてたりします。好意はすごい嬉しいです。が、参加者の皆さんは聞くときに「食べたいわけじゃないからね」と一言添えましょう。それでも出てきたら感謝の気持ちとともに完食。





Original Kiri-E  " Bird of Paradise"



極楽鳥にも挑戦し、3〜4回目でこれが完成!
切り絵しばらくマイブームになりそうで来年のCABBOの生地パターンにも登場させるかも。PADDLEMANをこのスタイルで作ったらかなり面白いグラフィックができそう。

紙とハサミがあればどこでも作れるので長時間フライトの間でも創作活動ができる!と一瞬思ったけど飛行機はハサミ持ち込み禁止ですね。。






極楽鳥はボードウォッチングの達人ポールにプレゼント。彼は根は優しいのですが結構人見知りで滅多に笑いません。ちなみにこれは彼の笑顔。
彼に案内を頼むとものすごいいろんな種類の極楽鳥や珍しい鳥が見れます。

最近はブッシュの中に鳥を見るためのバードハウスを一人で作っているらしいです。






at Meiwok Pre & elementary school

こんな感じでクラスを始めます。「今日の折り紙の先生のトモちゃんです」



すごい集中力で作ってる子供もいればひたすら人の作っているのを見てるだけの子供、、それぞれですが楽しんでもらえたようです。





僕はアーティストなのでクリエイティビティーの持つ力をすごく信じてます。

観察力、発想力、試行錯誤する粘り、成功をイメージする力、物作りする過程でたくさんの能力が身につきます。図工と体育!それだけで子供の成長はオッケーなんじゃないかと思うくらい笑

クリエイティブなマインドを持つ人は、アウトドアでもビジネスでも人間関係でもハッピーにサバイブできるはず。そんな持論があるのでPNGでの青空教室はクリエイティブよりにしてます。(この子供達は身体能力と体力はずば抜けてるので)
僕たちを暖かく受け入れてくれ、最高な体験をさせてくれたお礼と共に、将来この子供達が大人になった時に自分たちの資産は何かをきちんと自覚してそれを大切にできるようにという願いを伝えクリエイティブワークショップを締めくくっています。


そんな話をニック先生にしたら頼みごとをされました。
10月のツアーで来る時に11月に卒業する25人の子供達に向けて何か卒業の記念になるようなワークショップやセレモニー的なことを一緒にやってくれないか?と。

なので10月に参加する人たちやPNGアドベンチャートリップ経験者たち!
アイデア大募集します!

(なんで経験者限定かというと、、行ったことのない人たちのアイデアはどうも「やってあげる」系の上から目線的なものが多いのでちょっと困るのです。僕たちがやってる活動は「PNGの人のために」やってるように見えますが、逆でいつも日本人の参加者たちを暖かく受け入れてくれて最高の体験をさせてくれるお礼にというスタンス。

なので経験者達からのアイデア/アドバイスが一番いいです。または行ったことなくても同じマインドの人!なんか思いついたらよろしくお願いします。

アドベンチャートリップは日本人が忘れかけてる大切なものを大自然の中で再発見できる旅、そしてそれがPNGの持続可能な観光業の発展に結びつくというスタイル!)



Painted Origami
名前はわかんないけど尾翼をフリフリしながら歩くかわいい鳥




















2016-07-15

PNG Adventure Trip report #3 "Making Coconut Oil !! "

 When you are thirsty in PNG
喉が渇いたら登ってココナッツ!





「ココナッツオイルをゼロから手作り教室!」

前回タリカパ村のアンドリューが持ってきてくれたココナッツオイルがあまりにも素晴らしかったので今回は、ココナッツオイルの作り方を村人に教わってみんなで丸一日かけて体験してきました。さらに自分たちで作ったココナッツオイルと蜜蝋でナチュラルキャンドルも!


Yeah! PNGココナッツオイル作りクッキング教室始まり!この時はこれから5時間もかかるとは知らず午後に他の村に行く予定を組んでました、、オイル作りナメてました、すみません。材料を持って離れ小屋へ!



日本で売ってる100%ナチュラルなココナッツをそのまま使用してます!的なココナッツドリンク、、あれ本物飲んだ人にはわかりますがnothing like the real one and so far from it..

こうやってスパッと割って飲むココナッツは最高に美味しく、体に水分が沁み渡ります。
ちなみにこの段階にするまで結構大変です。

トップの写真のように木に登り実をとってきて、その間にそこらへんの木の太い枝を両方鉈でとがらせた杭を作り地面に立て、分厚い皮をその尖らせた杭に刺しながら汗だくになって剥きようやくこの状態になります。一般的な日本人だとここまでの段階ですでに怪我するか熱中症になってると思います笑。

僕たちが喉が渇いたら自販機で100円入れてドリンクを買う便利さと引き換えに手放した身体能力。喉が乾くたびにこれをやってたらそりゃ腹筋割れますね。村人は皆6パック!



飲み終わったココナッツの実を2時間ほど乾燥させ、削り取りボールに山盛りにしたのが原材料。このスクレイプドしたココナッツに水を足して浸し、絞ってココナッツミルクを作ります。絞ったココナッツにまた水を足して絞って、、これを3〜4回繰り返します。

BTW、奥の人のI LOVE Papua New Guneaのハット欲しい、、


今後のアドベンチャートリップ、「ココナッツオイル&キャンドル作り体験会」は非常に
キラーコンテンツになるのでやり方を全てメモります。

自分で作ったココナッツオイルって最高のお土産!美味しいし香りはいいし肌に塗っても食べても最高。何よりも物語が詰まってます。どんな高級なものよりもリッチ。

当たり前に無農薬、化学系保存料無添加の完全オーガニック&ナチュラル。本当に豊かですね。

以前モロカイ島のフィッシュポンドの守り人が言ってた言葉を思い出します。
「必要なものを、必要な時に、必要なだけいつでも採れる俺らはスーパーリッチなんだよ。お前らは冷蔵庫で保存しなきゃいけないだろ、かわいそうだよね。冷蔵庫が必要な暮らしって本当は貧しいんだよ」って。


ミルクを絞り終わったら、ストレーナーで漉します。このココナッツミルクだけでも香りがすでにもう最高で作っていた手や腕もすべっすべになりました。






火の番してるナナちゃん。
そしてこれを4〜5時間グツグツ煮ます。ちなみにココナッツの皮は乾燥させるとものすごい着火剤になります。木、枝、液、実、葉全てくまなく利用しそれが衣食住全てに役立ってるココナッツはまさにこの地の命の源。



焚き火の中にほおりこんでおいた焼き石をたまに鍋の中に入れて急激に沸騰させかき混ぜて、オイルを分離させていきます。

この時点で結構時間が経ってたのでこの日予定していたタブルテ村訪問は明日に延期!





ミキさんが鍋を見てる間に、そろそろキャンドル作りの準備。湯煎の道具をビールの空き缶で製作中。



ほぼ半日煮込んで完成!鍋を覗くとオイルとそぼろのようなものに分離してます。


これを丁寧にオイルだけボールに注いでココナッツオイルの完成!!


オイルをとって残ったそぼろ状のものはものすごい甘みが凝縮されたココナッツジャムのようですごく美味しい!!

パンに塗って食べたら最高なジャムですね。こっちもタリカパトロピカルで将来商品化したいな〜。今までに食べたことのないような新鮮で自然な甘み、南国の要素がぎゅっと詰まったような美味しさでした。ココナッツミルクが再凝固してオイル分が抜けたものなのでしょう、なんて呼べばいいのかわからないですがついつい沢山食べてしまいました。

僕たちが何かやってるといつの間にか村人が集まってきてこんな感じになってます。この時もタイミングよく皆やってきてココナッツジャムをみんなで食べました。






ここからはキャンドル作り。
日本からトモちゃんが持ってきてくれた蜜蝋と作ったばかりのココナッツオイルを湯煎して同じ温度にします。その後、湯煎したままこの二つを混ぜてかき混ぜる。


竹、空き缶、ペットボトルなどその場にあったもので即席の型を作りそこに天然ココナッツオイル入り蝋を流し込む。





すっかり夕方。みんなお疲れ様でした!


村人も興味深く見てやり方を覚えてくれました。あとは蜜蝋を村で作れれば全ての材料を天然で村で作れます。近い将来TUPIRAブランドのココナッツキャンドルがサーフロッジで販売開始!?
その利益が村に作る幼稚園になったり、村人の薬などの購入になります。些細なことですが、こういうことがサーフィン/SUPを通して自然を壊さない持続可能な観光業になり、きちんと土地の人に利益が還元される好循環を産みす手伝いになればと願います。テュピラは、現代社会で心も体も病んだ僕たち日本人が忘れかけているマインドの豊かさと人間力に触れらる大切な場所。彼らから学んだり得た大切なものへの感謝の気持ちとして少しでも恩返しができたらと思ってます。


ココナッツキャンドル達。







次の日の夜、自分たちで作ったココナッツキャンドルに点灯。ものすごい達成感と充実感に満たされみんな無言でしばらくこの炎を見てました。


今月下旬に今回のトリップの打ち上げを兼ねて今までPNGトリップに参加した人で集まって久々の「パプア会」をやろうと思ってます。その時のじゃんけん大会の賞品は今回作った完全ナチュラル、ホームメイドなココナッツオイル!
日時や場所が決まったらまたみなさんにお知らせいたします。




2016-07-12

PNG Adventure Trip report #2 "Visiting Tarikapa village"


Andrew The Chief of Tarikapa village in traditional costume



ジャングルの中でも同じだった!世界共通な「最近の若者は、、」



この村へ行く道は4WDかトラックなど車高の高い車でないといけないし、乾季でも雨が降ると道路がすぐに使えなくなるためなかなかいけない。何時間か歩けばいけるけど参加者達には辛いので今回ようやく条件が整って行けることになったのはラッキーだった。

将来的にはテュピラにMTBを何台か置いてチャリで川の上流の村々を訪れるようにしたい。Peddling とPaddling両方楽しめる!



ジャングルの中の道をトラックでみんなで行く。今回は全員女性だったのでどこに行くにも村人たちが贅沢にもトラックを出してくれた。

with Tupira Surf Mangis!

テュピラボーイズ達とトラックの荷台で。ジャングルの中結構なスピード出してるのでバンバン跳ねる。今日もブラザージェシーが一緒(一番右)


村に着くと村長のアンドリューがシンシンを踊ってくれ歓迎してくれる。ちょうど今回出発直前に、このタリカパ村の名前をつけたブランドTARIKAPA TROPICALの商品が3つ星を取ったのでその報告もアンドリューと村人たちにできたが、皆本当に喜んでくれた。

TARIKAPATROPICALのドライフルーツも持って行ってみんなに食べてもらうが、絶対に村で採れる新鮮なフルーツの方が美味しいよね。そのせいかドライフルーツが珍しいのか、みんな微妙な顔して食べてました笑。

タリカパの名前をブランドに冠したこと、その理由や今回の受賞のニュースを歓迎してくれた感謝の気持ちとともにスピーチで伝えたところ、それをアンドリューがさらに盛って訳してくれた。ピジン語は喋れないけどもうだいたい言ってることはわかるので彼が大げさに伝えてるのがわかってしまう。
「タリカパの名前はブランドや賞を通して日本とヨーロッパの一部の人に知れ始めている」が、「我が村の名前は日本やヨーロッパ各地で有名になり響き渡ってる」に変換されてたり、、そんな感じで話の節々が大きくなっちゃってました笑

まあいいかなとそのままにしておきましたが



アンドリューの心温まる話でジンと涙ぐんでいる参加者たちに無茶振り!自分の気持ちを皆の前で伝えてもらいました。たまにやるのですが皆ここで感極まって泣きます。それを見た僕もジーンときて目頭が熱くなります。


ともみちゃんは、結婚式での「新婦の友人代表スピーチ」並みに皆の前に立った瞬間から号泣。よほど感動&感激したのでしょう、ナビゲーター冥利に尽きます。村人達はこの人大丈夫かなって心配そうに見てます。



歓迎式の後はアンドリューが村を案内してくれました。
このゲストハウスは3年前にテープカットをやらせてもらった思い出の建物。前に可愛い庭ができてたりしてグレードアップしてます。


お約束の初PNGな人たちの「ビートルナッツ」体験。案の定な反応に皆喜びます
今までビートルナッツやってハマったのってしんのすけ君くらいだったかも。




だいたいこの2人の服装で彼女たちのアウトドア経験値がもろわかります笑。なので今回はアドベンチャー要素は全くなしにして楽しむ!方向性は大正解。おかげで新たな発見も多々ありましたし感謝ですね。村人たちもそれを察したのか近場に行くときでも車を出してくれましたがたまにはいいでしょう。


アンドリュー村長とIkuzo Urarow Koraの建設現場にて


タリカパ村を訪れなくても、必ず滞在中にテュピラを訪れてくれる村長アンドリュー。
会うたびにいろんなことを話し合い一緒にプロジェクトを進行させて行ってます。

3月にあった時に僕の名前をつけた建物Ikuzo Urarow Koraのことを聞いてすごく楽しみにしてましたがまだ建設中でした。

なんと2階建ての建物にするらしく、1階は"The Resource Center"と題して、伝統や村の文化を知らない若者にシンシンなどの伝統芸や先祖代々伝わる工芸を教えることにするらしい。2階はゲストハウス。自分の名前がついた建物がこんなにも意義のあるものになるのはものすごく光栄!

世界中どこも同じですね「最近の若者は何にも自国のルーツや伝統、文化を知らない!」とアンドリューも嘆いてました。
この地元の若者に伝統を教えるセンター、僕たちビジターにとってもものすごい興味深いところなのでオープン後はオプショナルツアーにも組み込みたいと思います。







実はアンドリューはブラザージェシーの叔父。ということで僕のPNGでの叔父でもあるのでこの村の人たちはファミリーみたいなもの。ランチの後こうやって皆でダラダラ日陰で涼みながら話に花が咲く。

10月のツアーではタリカパに1泊しようと思いますのでお楽しみに!

帰国後にPNGの最高裁判官判事であり、サーフトリップやアドベンチャートリップなど一連の持続可能な観光業の産みの親の一人、メイウォク村出身のニコラスキロワンさんにもタリカパ村のことなど今回の旅のレポートをメールで伝えました。
Resource centerのことを特に喜んでいたので次に行った時には何かしら具体的な動きがありあそうです。