Kiri-e(Japanese traditional paper craft) workshop for kids in Tabulate village
「クリエイティビティーの持つ力」
アドベンチャートリップの定番になってきてる"クリエイティブ青空教室"。
僕たちが旅の間PNGのリアルな文化や伝統に触れ、思いっきり楽しい体験ができているお礼に子供達に折り紙や切り絵など日本独特なものを紹介して一緒に作りながら遊んでます。
今までに、サーフボードに一緒に絵を描いたり、縄跳び、お手玉、竹とんぼを作ったり、折り紙、切り絵、墨絵、、いろんなことをやってきました。僕たちもそれらを通して改めて日本の子供遊びの奥の深さを再認識してます。
original Kiri-E "flower of Skulls" "Sea Turtles" by Ikuzo
今回は「切り絵」と「折り紙」。
別にやらなくてもいいけど、何かアイデアがあったら子供達へワークショップもできますよって説明会の時に参加者に伝えています。
で、今回はミキさんが同僚の方に達人がいるらしく「切り絵」はどうだろうって提案してくれたので、切り絵と折り紙をタブルテ村とメイウォク村の幼稚園で行うことにしました。
できれば日本文化を感じさせるものがPNGの人たちも喜ぶので「切り絵」はぴったり。ということで晩御飯の後はみんなで切り絵タイム。ミキさんの同僚の方が作ってくれたサンプルを基にみんなで切り絵を勉強。みんなやったことがほぼなく、僕も初めてだったのでハマりまくり。ほぼ毎晩ベースロッジで飯の後何か作ってました。
Crocodiles !
もうすっかりハマりました。特に僕が誰よりも。
子供達に教える簡単なものをみんなで考えよう!っていうはずがだんだんエスカレートして毎晩一人で黙々と作って(切って)ました。
4〜6つに折りただんだ紙に開いたときの絵柄を想像しながらフォルムを切っていく。切り終わって紙を開く時にはかなりアドレナリン出ます。
こういうものやりだすと止まらない性分なので。
Dan the crocodile in Tabulate village
このワニはワニ釣りの名人ダンにプレゼント。「最近はワニ釣りどう?」って聞いたら「このあいだ2m以上のエイを釣ったよ」とジャンルを広げてました。
どうやって釣ったとかどこで釣ったと色々と聞くと「今度食うか?」って笑
こっちの人は興味を持つと何でも食べさせてくれるので注意です。かわいい動物とかも色々と聞いてると次の日あたりに、、「獲ってきたから食べなよ」ってすでに調理されてたりします。好意はすごい嬉しいです。が、参加者の皆さんは聞くときに「食べたいわけじゃないからね」と一言添えましょう。それでも出てきたら感謝の気持ちとともに完食。
Original Kiri-E " Bird of Paradise"
極楽鳥にも挑戦し、3〜4回目でこれが完成!
切り絵しばらくマイブームになりそうで来年のCABBOの生地パターンにも登場させるかも。PADDLEMANをこのスタイルで作ったらかなり面白いグラフィックができそう。
極楽鳥はボードウォッチングの達人ポールにプレゼント。彼は根は優しいのですが結構人見知りで滅多に笑いません。ちなみにこれは彼の笑顔。
彼に案内を頼むとものすごいいろんな種類の極楽鳥や珍しい鳥が見れます。
最近はブッシュの中に鳥を見るためのバードハウスを一人で作っているらしいです。
at Meiwok Pre & elementary school
こんな感じでクラスを始めます。「今日の折り紙の先生のトモちゃんです」
僕はアーティストなのでクリエイティビティーの持つ力をすごく信じてます。
観察力、発想力、試行錯誤する粘り、成功をイメージする力、物作りする過程でたくさんの能力が身につきます。図工と体育!それだけで子供の成長はオッケーなんじゃないかと思うくらい笑
クリエイティブなマインドを持つ人は、アウトドアでもビジネスでも人間関係でもハッピーにサバイブできるはず。そんな持論があるのでPNGでの青空教室はクリエイティブよりにしてます。(この子供達は身体能力と体力はずば抜けてるので)
僕たちを暖かく受け入れてくれ、最高な体験をさせてくれたお礼と共に、将来この子供達が大人になった時に自分たちの資産は何かをきちんと自覚してそれを大切にできるようにという願いを伝えクリエイティブワークショップを締めくくっています。そんな話をニック先生にしたら頼みごとをされました。
10月のツアーで来る時に11月に卒業する25人の子供達に向けて何か卒業の記念になるようなワークショップやセレモニー的なことを一緒にやってくれないか?と。
なので10月に参加する人たちやPNGアドベンチャートリップ経験者たち!
アイデア大募集します!
(なんで経験者限定かというと、、行ったことのない人たちのアイデアはどうも「やってあげる」系の上から目線的なものが多いのでちょっと困るのです。僕たちがやってる活動は「PNGの人のために」やってるように見えますが、逆でいつも日本人の参加者たちを暖かく受け入れてくれて最高の体験をさせてくれるお礼にというスタンス。
なので経験者達からのアイデア/アドバイスが一番いいです。または行ったことなくても同じマインドの人!なんか思いついたらよろしくお願いします。
アドベンチャートリップは日本人が忘れかけてる大切なものを大自然の中で再発見できる旅、そしてそれがPNGの持続可能な観光業の発展に結びつくというスタイル!)
Painted Origami
名前はわかんないけど尾翼をフリフリしながら歩くかわいい鳥