ULI SUP Gerry Lopez 9' test ride
汰久治さんが新作SUPを抱えて沖縄からやってきた!(やっぱり彼とは海で再会するのが一番しっくりきます。)
彼が開発に関わっているULIのボードのテストライドを荒木家の方々や関谷さん、汰久治さんの友人のライフセーバーの方たちと一緒にいち早くしてきました。(鉄人消防士関谷さんはなんと前日にフルマラソンを3時間台で走ってきたそうです。その翌日にSUPに乗れるっていうのがすごすぎ)4月に発売予定の新作やすでにUSのほうで結構売れているモデル含め5種類のモデルをすべてじっくり乗り比べられることができて本当ラッキー。汰久治さんありがとう!感謝です。
SUPはたいてい10フィート(3m)くらいあるので、ハードボードを置く場所がなかったり、運搬するのに車が大きくなければいけなかったりする理由で、空気で膨らませる(インフレータブル)SUPを使ってます。使わない時はたためるのでジープの後ろにも詰めます。持ち運びがしやすいが、乗り心地や性能はハードボードに比べて劣っていました。
が、ハードボードより頑丈なインフレータブルボードだからこそ出来る、急流の川下りやアドベンチャー系の遊びもたくさんあったり、初心者や子供でも安全っていうメリットもあります。「頑丈、安全、持ち運びしやすいというメリット」vs「ハードボードより劣る性能というデメリット」という図式があったのですが、技術の進化でだいぶ乗り心地もハードボードに追いつきそうです。
汰久治さんがC4に変わって今年からタッグを組んだのがULIというブランド。
今年発表予定のレースボード、エクスペディションボード、レスキューボード、とUSで既に発売されてる8'4"mini quad、Gerry Lopezの9'。合計5本のボードに試乗してきました。残念ながら波はなくフラットな海での試乗でしたが、それでも性能の良さは僕のような日曜パドラーが乗ってもわかるほどでした。
レースボードはハードボードかと思うような剛性で直進力がものすごくあり、どんな小さなうねりにも敏感に反応し乗ることができました。The Fun Huntersでも今年の大島ー逗子横断をどのボードでしようかと、よくみんなで話してますが、ULIのレースボードかエクスペディションボードが僕の中でいきなり最有力候補になりました。
すべてのモデルの裏には水はけのよい素材が貼ってあり、パドルするごとに水面に吸い付くように走ってくれます。
一番いいなー!っておもったのが、ポンプとボードの空気の入れ口。使いやすい上にしっかりと作ってあって安心です。
僕のC4のポンプは空気漏れがあるので空気を入れるときにちょっと大変です。さらにC4はポンプとホースのアダプターが壊れやすい。僕のも一度壊れました。(これはC4によくある問題らしくハワイにいったときにショップに言ったら、「あっそう。壊れたんだ。じゃあ新しいホースあげる」ってくれましたが。)
とにかくインフレータブルは沖で空気が抜けたら結構危険。場合によっては死んじゃいます。命綱の空気のバルブがしっかり作られているのは安心です。そこをしっかり作ってるULIは信頼おけます。
今年はインフレータブルのSUPでモロカイに挑む汰久治さんが精魂込めてULIと一緒に開発してるボードたち。
今後いろんなブランドからインフレータブルが出るのでしょうが、ULIのモデルが今期のベストになるような予感がします。なんて言ったって汰久治さんが魂を込めてるのだから。
Lopezモデルとレースボードほんとに良かったです。発売されたら買いたいなー。
今後このレベルがスタンダードになったときにC4や他のブランドはどんなボードをだしてくるのでしょうか?楽しみですね。
今年初めて荒木家にお会いしました。右がお母さんに左が妹さんのようこちゃん、お母さんはレスキューボードに乗ってます。(沢山いろんな写真をとったのですが、まだ企業秘密な部分があり情報公開できないらしいのでぼかしです。)
ほんと素敵な一家です。
YJ in a pariking lot