PAX Creation 2006 new years card
たしかこのグラフィックはもともとはジーマに提案して没になったもの。もちろん犬の中のパックスのロゴはジーマのロゴ。だいたいいつも3パターンくらい大まかに提案するのです。通らないだろうけど遊んだ感じの自分的に一押し案、要点を押さえてるけどホンのちょっとだけトガった案と無難な案。まあたいていは2番目か3番目の案が採用されます。没になったこの犬は結構気に入ってたので、リメイクして弊社の年賀状にしました。
今日はひさびさにCDを買った。最近はもっぱらiTunesでアルバムや曲を買っていたので。Underworldのベスト版A collection。彼らの20年間の代表曲がずらりそろっている。しかも別バージョンで。夜遊びがまだ楽しくてしょうがなかったころ、sugar highというbar/clubをまかされていたので夜遊びが日常だった当時、クラブでよく聞いていた曲たちが詰まっています。とくに名曲Born Slippy。この曲を軸にアルバムを通しで聞けます。各曲をじっくりあじわいつつ20年間を早送りダイジェストで見てるように楽しめるアルバム。
そしてBorn Slippy といえばトレインスポッティング。
はやいものでトレインスポッティングから15年。原作とおなじくらい面白い数少ない映画。
よく考えたらあの映画は奇跡のような組み合わせ。原作は僕のだいすきなアーヴィン・ウェルシュ。サントラは全曲最初から最後まですごいラインナップ。監督は当時勢いがマックス状態だったダニー・ボイル。そして、名優ロバート・カーライルと当時でてきたばっかりのユアンマクレガー。"choose a life , choose a job , choose future,,,"で幕をあけスピード感あふれる展開のまま一気にラストまで駆け抜ける。最初に見終わったときは、あまりのすごさとしょうもなさに愕然としました。脱力感とともに自分を全肯定したくなる不思議な後味。レザボアドッグスと同じくらいの衝撃。あれから15年。たくさんのchoiceの集大成で今の自分がいるわけですが、そのときそのときの当時の自分にできるベストを尽くしてきたので、まあ満足のいく選択をしてきたのではないかと。でもよく考えたらトレインスポッティングを見て衝撃を受けた頃の自分と根本は変わっていないですね。
そうだこの映画年末にもう一度見返してみよう。