drawing from sketchbook "bounce"
今日は半日くらい企画書作りに費やしました。
面白いアイデアを形にしたり、やりたいことを仕事にするために、それがメリットになりそうな企業などに、とにかくいつも企画書を作って出してみます。
たいていそんなものは通りません、採用されるのは10〜20件に1つくらい。断られてもめげずに出す。断りの返事がくるのはよいほう。半分くらいが無視されます。それでもやり続けていれば、通る企画ももちろん出てきます。
いつも、企画書をだしてプレゼンする立場ですが、何年か前弊社クライアントのモルソンクアーズにアドバイザーとして雇われた時、企画をプレゼンされる側、メーカーの立場に1年ほど立つことができました。
プレゼンされる立場でものすごいいろんな事を学びました。
まず、たいていの企画書がつまんない。わくわくしない。プレゼンのときに企画書をもらっても「うわーこの企画書、ぶ厚い!これ説明されるのたまんないなー」って。失礼な話ですが、事実ですからしょうがないです。
やる気を企画書のページ数で表現するのも論外です。データとかグラフとか正直よくわかんないです。
と、ここで我が身を振り返ると、実は僕も似たようなことしてました。
なので、最近は企画書をつくるときは、相手の立場になって、なるべく簡潔に要点をまとめて、わくわく感があるビジュアルをつけて、見る人が退屈しない&いっしょにやりたくなるような表現を気をつけてます。
相手の時間をさくわけですから、ちょっとでも見てよかったと思われる物を、と。
まさに人のふりみて我がふり直せ系。そんな機会をあたえてくれたクアーズの竹崎社長に感謝。
相手の立場に立ってみる。=イコール視点を変える。この作業はアーティストとして物をつくるときも、スタンスの振り幅がおおきくなり、とても役立ちます。
で、今日書いてた企画書は、モロカイレース取材の機材協賛の企画。過酷なレースなので、撮影環境もシビア。
どうか通りますように。
跳ね返されても、また形をかえて挑戦しますが。