idea sketch for mural painting in Kurobe,Ginza 2010
銀座のKUROBEの壁画のアイデアスケッチ。はたから見ればただの落書きにみえるかもしれないけど僕にとってこれは立派な設計図みたいなもの。この時はあまり具象的な図柄にしないで、フォルムと色面で空間に流れをつくることを意識してたのでその地図。本番の壁画はこれをみながら壁に下書きなしで精神統一で一発でしあげる。木版もそうだし、ジュエリー作りとか、手作業で物を作るときの緊張感が好きです。
壁画のときにおすすめなのがBenjamin Moore(ベンジャミンムーア)のペイント。色がパントーン並みにものすごい沢山あって、その場で調色してくれるし、つやも3段階から選べ、発色が最高にいい。普通のペンキの色見本とか日ペの色見本でまず欲しい色があったためしがないのでものすごい重宝します。ただ唯一の難点が値段が異様に高い。お客さんに材料代の見積もり見せるとたいていびっくりされます。これはペンキというより画材ですね。
(ちなみにうちのNPO活動の協力をおねがいする企画書をBenjamin Moore さんにも持って行ったのですが、無視されました。断られる事はまったくかまわないので、いやなら一言いやだと言ってほしいですね。)
普通に室内をベタ塗りでも壁画の画材としてもいままで使った中で一番なのでおすすめです。
実はまた店舗を手掛けることになったので、店舗系のスケッチでした。
5月末に大阪にオープン予定のイタリアンバルの内装のデザインの依頼をいただき、今週、物件の契約もすんだようなので早速明日大阪に現調に行ってきます。出張の飛行機や新幹線の移動時間は結構好きで、ゆったりとアイデアをノートにまとめたり、スケッチしたり、映画見たり。。
夜はなんかうまいもの食べてゆっくり寝て。
日曜日の昼は大阪のクラヴマガにでもいきなり行ってまぎれて練習してこようかな。
いい店作るぞ!