drawing "fly" ink and collage on paper 2010
土曜日はおっさんのお別れ会でした。
ごく親しい東京の友人が15人ほど集まりました。みなさん忙しいなかありがとうございました。
葬式も身内だけの密葬だっとことから現実味がすこしうすかったですが、お別れ会用の映像や写真を準備しているときに「ほんとにもういないんだ」と切実に実感しました。
おっさんは彼の独自の価値観とスタイルで自分の人生を生ききったと思う。たしかに短かったけど、短かった割には悔いはそんなにないんじゃないかな。おっさん独自の時間の流れや価値観の話でけっこう盛り上がって楽しい会だったと思う。
中重さんとか齋藤さんとかお世話になってるのにご無沙汰しちゃってる人たちや、昔うちのスタッフだった、日野やまさ、かなにもひさびさに会え、おっさんの昔からの友人にも出会えました。
なんかあればこうやって仲間が集まる。だけど、なんかないともう僕たちは集まんないのか?
なにもないと集まらないのも寂しいので、これからは何もなくてもたまには無意味に集まろう。そうマスターと話しました。たしかに皆、年々と家庭の用事や仕事がたくさんあって予定があいずらくなってくる。だけど、友達とすごす時間もそれと同じくらい大切なはず。「友達だからいつでも会える」と思いがちだけど、むかしのように「なんにも用事がないからこそ会う」のも貴重だな、と。用事がないのに会える友達。大切にしていきたいです。本来友達に会うのに理由とかいらないはずですから。超当たり前だけど、当たり前すぎて、たまに見えなくなることシリーズでした。