"a stray dog" drawing 2010 pen on paper
昨日は僕の命の恩人であり、人生の師匠である加藤先生の誕生日。
嚴と一緒にささやかながらお祝いをさせてもらいました。白金にあるうずらで鯨を沢山食べる。最高に美味しかったです。初めて行ったのですが、店の女将さんも最高におもしろい人で、最後はみんなで楽しく盛り上がりました。
僕は以前左肩を痛めて脱臼癖があり、3〜4人の医者に診てもらいましたが、その医者達全員に「手術しないとスポーツはもう出来ない」と言われていました。が、「そんなわけない。手術しないでも治るはずだ」とあきらめずにいたところ、友人に紹介してもらった整体師が加藤先生。それが、7年ほど前の最初の出会いでした。
怪我というのは、書いて字のごとく、我を怪しめ。怪我の原因は自分にある。と説かれ、僕の肩の故障の原因は腰にあり、腰が悪い原因は生活習慣にある。ときちんと原因を説明していただき、その原因が結果をもたらすまでのプロセスも丁寧に教えてくれました。いままで、いろんな人に診てもらいましたが、根本的な原因をきちんと示して、その原因自体を解決する方法を言ってくれた人は初めてだったので目から鱗でした。たいていの医者は「あーもうこれは完全に癖になってますね、手術しましょうか」って。そんな気軽に手術って決めるなきちんと説明しろ!と心の中で叫んでました。
怪我をした原因、病気になった原因を探る。よく考えたらあたりまえですが、いまの世の中、なかなか原因を見極め根本からきちんと直そうという風潮がないので、加藤先生の教えはありがたいです。痛かったら痛み止め、熱がでたら、解熱剤、そうやって、痛い原因や熱がでた原因を問うまえに薬付けになり、自分の免疫力を弱めて行ってしまう。そしてまた熱がでて薬をのんで、と見事な弱くなるスパイラル。人間力の低下。もちろん薬のおかげで助かる人もいるので、薬を否定しているわけではなく、安易に頼りすぎるのはどうかと。そう思えるようになったのも先生のおかげです。ちなみに故障した肩は先生の教えにしたがい、生活習慣を根本から見直して手術なしで治りました。
そして、整体だけではなく、何かあるたびに相談に乗ってもらい、きちんと原因を探し、根本からなおしつつ、現代社会でバランスをとって行く考え方をおしえてもらいました。その他数えきれないくらい色々と体の故障を直してもらいました。先生のおかげでこうやって健康で、自分のやりたいことをやれています。
心から信頼できる指針をかならず示してくれる人がいる。すごい幸せなことです。先生ありがとうございます!