drawing " Things you own end up owing you" from Sketch book 2010
quotes from Fight Club
チャック・パラニュークの小説「ファイトクラブ」に出てくる台詞。主人公のオルターエゴというかもう一人の人格のタイラー・ダーデンが言ってました。(ブラットピッドの映画も結構好きです)
「自分の持ち物に支配されちゃう。」
本来自分が主人で持ち物は主人の為に働くもの、だけど逆転して、自分の持ち物のために、主人である自分が働く。
なんじゃそりゃ。と思いがちだけど、意外とおこりがちなこと。
ローンで買ったものの支払いを、毎月せっせとしてるのはもうこの状態。いいとか悪いとか別にして。
僕はローンとかお金を借りるのがすごく嫌い。なので、この台詞を読んだときは、「これだ。だからか。」と納得。
自慢ですが、ローンで物を買った事もないし、自分の会社も借り入れゼロ。
要は分割しなきゃ買えないようなものは、僕は持たない。分不相応ですから。自分の身の丈にあったもので十分。
いい洋服着たって、洋服に着られたらしょうがないわけだし、上下グレーのスエットでもかっこいい人はかっこいい。
そして、この台詞はこう続きます。
It's only after you lose everthing that you're free to do anything.
すべてを失って初めて自由になる。
これはむずかしいな〜。
まあ、物語のなかだと主人公の住んでた家が火事になっちゃって実現するわけですが。
旅先でよくスケッチブックに普段思ってる事やその場所で感じたことを何気なくドローイングしてます。好きな言葉からインスパイアーされたものとか、作品のアイデアとかを、ビーチとかカフェとか宿で紙に自由に描きとめる。
まあ平たくいうとただの落書き。不思議と時間がたっても、そのスケッチブックのドローイングを見ると描いているときに何を思っていたかを思い出せます。今朝大量にあるスケッチブックやノートを整理していたので、それらを見ていろいろと思い出してました。なので、これからしばらくスケッチブックシリーズでいきます。