2013-05-23

"Real Adventure Trip" Ricon trip day 2 part 2 ---20th Monday

 出発前。Breaker outがこの旅のために無理して間に合わせてくれた
スーパーラッシュT。色がPNGにぴったりとけ込む。
「なんかあったら困るから安全のために伴走船を出すよ」って
一緒に行ってくれるドミニクと記念撮影。


 伴走船、、、。
レスキュー用のサーフボードじゃん!
小さい船だろうとはおもってはいましたが、けっこう小さいですね。
でもボートの大きさじゃなく心の大きさ。こうやってエスコートしてくれるだけでも感謝!
寡黙なドミニクと二人でタブルテ村に向かってひたすらパドル。
乾期のほうが水が澄んでいてきれいかも。
ウミガメもたくさん見れます。サングラスはオークリーの偏光グラスをおすすめ。
水面の反射を全てカットするので水中がよくみえウミガメやいろんな生き物がより沢山見れます。




途中にあるKorac村にちょっと寄り道。コラック村の隣にいいかんじの川があったのでちょっと登ってみる事に。



これは気もちいい!この川を下るオプショナルツアーを10月に取り入れたくなったので、ドミニクにいろいろと聞いてみる。





「この川ってワニとかいる?」
「大丈夫だよ!そんなにいないから。」
そんなにってどんなに?
っていう疑問もこんな奇麗な景色のなかをゆったり流れて行くと、、まあいいっか。

 予定を変更して、明日この川の上流まで車で送ってもらって川下りをしよう。
こんな奇麗な景色のなかをゆったりと進んでいくなんて、老若男女が楽しめる最高のアクティビティー!。10月のツアーのハイライトの一つになるかも。


途中のコラック村とその近くの川で結構道草してたので夕方にタブルテ村に到着。
途中からずっと風速4mくらいの向かい風。
道草してた時間をのぞいて、テュピラからタブルテまで3時間45分。
比較的普通にパドルして向かい風でこの時間なので、もし10月のツアーに遅い人がいてもこの村だったら充分午前中に出発すれば到着することができます。
途中のいろんな村で休みながらゆっくりすすんでもいいし。
10月はパドルのスピードが一番遅い人に合わせてみんなで一緒に行きます。アドベンチャーレースではなくアドベンチャートリップなので。

 適当なところにカメラを向けて適当にシャッターをおしてもこん絵はがきのような写真になります。




タブルテ村の景色。



タブルテ村の村長ジョン。
さっそく今日泊らせてもらうお礼とこんど10月に10人くらいを連れてくるので
みんなで泊らせてくれないかとおねがい。快く引き受けてくれる。
「パドルしてくると大変だから車でおいでよ」だって。


 ジョンの飼ってる子猫。



キッチン。
日が暮れたあと、月明かりの下ジョンの奥さんが作ってくれた晩ご飯をご馳走になりました。ちょうどご飯がだされたときに、雲が出て来て月明かりがなくなりなにが皿に盛られているかわからない状態。
でもこういう時の常として、「歓迎されてだされたものは笑顔で全部食べる」。
なにが入っているのかいまいちわからなかったけど、すごく美味しかった。
食べ終わった頃、なんとサム達がテュピラからわざわざ晩ご飯を持って来てくれました。
もう食べれねーって思ったけど、こっちも完食。一日中水面に立っていたので腹がへっていたんでしょうね。いたれりつくせりで最高に嬉しいです。


ご飯の後はみんなでジョンの家の前でたき火を囲みながらまったりとすごす。
お母さんが子供に膝枕をしながら子守唄。たき火のぱちぱちいう音と子守唄がもう心地よすぎる。



違う子供はお母さんが敷いてくれたタオルと枕で大地をベッドにして星空の下で寝る。いいなー。





天気のいい夜はいつもこうやってみんなで火を囲んで話をしてるようです。
順番順番にストーリーをみんなに聞かせるらしいのですが、客人がめずらしく、(っていうか僕がこの村に初めて泊った外国人らしい)
話ても話してもすぐにまた順番がもどってきます。
せがまれるままにいろんな話を適当にしました。

こうやって夜が更けるまでみんなで火を囲む。何百年もまえからここはこうなんだろうな。と、思ったところでストーリーテラーがジョンの番になりおもむろに語り出す。
ーー「俺らのひいひいオジイさんのころは人を食いまくってたんだぜ」
そこに外国人がやってきて「人は食べない方がいいよ」って言われたから最近は食べないけどな。
もしその時代にいくぞうとドミニクがSUPで海から上陸しようものなら、もう「ディナーが海からやってきた」ってかんじで速攻捕まえてこの火に焼かれて俺らに食われてたよ、あっはっはって。
笑えないんですけど。


その話が最後の話でお開き。
おやすみなさい。