2013-02-25

PNG2013 trip journal Day3 Feb 12th




Feb 12th Tuesday


Sunrise in Tupira village


 Jon is climbing coconut tree


iSUP cruising in sunset with Kinoshita "社長"     (Photographed by Hoshi)

強烈にきれいな朝焼けと夕日。その両方を贅沢にゆったりと味わえて幸せ。PNGコーヒー飲みながら朝日を堪能し、SUPの上から沈む太陽のショーを眺める。(SUPで水上散歩してるとウミガメに沢山遭遇します)

日がのぼった瞬間すでに突き刺さるような強い日差し。この日光を浴びて育つ植物はもう生命力あふれまくってて、すべてが強烈。緑、赤、黄色、青、あざやかな原色が普通にジャングルのなかに輝いてます。
植物だけではなく動物、魚、虫もクラゲもチンクイも輝いてます。
珊瑚も生きている珊瑚がほとんどでその珊瑚で皮膚を切ったりするとそこから強烈な菌が入っていきなり高熱がでたりするし、サーフィンで切った怪我もそのままにしてくとハエに卵を産みつけられエイリアンなみに恐ろしいことになるらしいのでリーフできったら速攻バンドエイドとかテーピングで塞がないと危険です。チンクイやくらげも日本のものより痛いし痒い。マラリアの可能性もなきにしもあらずなので、誰かが蚊にさされると「マラった〜!」と冗談にならない冗談もでてきます。日本で暮らしている都会人の僕たちにとっては全てが強烈な環境。

なんだけど、今年はサーフロッジも建て替えたらしくシャワーもトイレも普通にすごいきれいなものが出来ていて、発電機も滅多に停まらないので滞在中は電気も十分にあり快適です。こんなに快適になっていいのだろうかって思うほど。
ツアーとして一般の人が来ても十分施設的には問題がないように整ったように思う。
(もちろんシャワーお湯がでないとだめだとか部屋にエアコンがないといやだっていうリゾート派の人は無理ですが。)
過去3回のPNG滞在中は必ず誰か3日目くらいで熱をだしたり、帰国後高熱だしたりする人がクルーの中に3〜4人いたのですが、(僕も2回目の最終日に高熱だしました)今回はだれも滞在中に具合がわるくならなかったので、宿泊施設や環境が改善されてすごくよくなった証でしょう。個人的には去年のままでもよかったですが。


 Jessy wearing "Jessy's"

夜、飯を食べ終わってまったりしてるとスタッフのテレンスが「ジェシーがみんなと訪ねてきて広場の反対側の小屋で待ってるよ」って教えてくれたので、行ってみるとジェシーや子供たち、村人たちが15人くらいで遊びにきてました。
ジェシーがキュウリを3個差し入れに持ってきてくれたのです。(キュウリっていってもラグビーボールくらいの巨大サイズ)この村の人たちはほんとにgiving な人ばかりで自分たちの大切な食料や飲料のココナッツをプレゼントしてくれます。歓迎の印になにかをあげよう!っていう気持ちが痛いほど伝わり、もらう度に涙がでそうなほど感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。たいていどこの国に行っても旅人をみると物やサービスを売ろうとしたり貰おうとしたりするところが多いなかこんな事はほんとに稀です。もらったキュウリは次の日サラダにしてクルーみんなで美味しく食べ、ココナッツは最後の一滴まで美味しく飲みます。

ちょうど僕が去年「ファミリーの証」Pig Tuskを貰った時にいたジェシー一家や村の大人たちも何人か来ていたので、そうやって受け入れてくれたことが僕にとってどれだけ光栄で嬉しいことだったかを改めて伝え、その感謝の印に日本でJessy's tuskを作ってきたので、代表してジェシーに渡してもいいかを大人達に許可をもらってみんなに囲まれてのミニ授与式をしました。
彼らから授かったPig tusk は僕のアトリエの壁に飾って毎日見てるし、僕の作ったtuskもジェシーの首に掛かってる。離れていても気持ちは繋がっているよって。
それから小屋でしばらく彼らとのんびりすごす。帰り際にジェシーの大叔父が僕に近寄って地面を指さし"This is your home"って言われたときは感極まってほんとに移住しちゃおうかと思いました。