2013-02-25

PNG2013 trip journal Day4 Feb 13th

Feb 13th wednesday

Yosuke Nagai riding 

 tupira main point 

tupira main point

去年から始めたSUPがマイブーム真っ盛りなので今回のPNGではSUPばかり乗ってました。結局ショートは滞在中2ラウンドくらいしか乗ってないです。
空気で膨らませるiSUPなのでレールが丸くレールを入れるのが難しいです。
ハードボードだったらレールを入れやすいんだろうけど大きくて持って行けない上にリーフで一瞬で壊れそうなので持って行くとしたらiSUP。でもなんとか乗れるようになって毎日超楽しく波乗りしてました。

SUPだと波乗りの合間に湾の向こう側とか他の村のポイントとかも見にいけるし、シュノーケリングのポイント探ししたり、子供をノーズに載せて遊んだりと、遊びの幅もひろがります。
きっと来年いったら村人が木で作ったSUPに乗ってリッピングとかしてそう、、、
ただサーフィンとちがって常に水上に全身が露出しているので異様に暑いです。暑さに強い僕でも暑かったです。普通の人だったらPNGSUPは日射病になる可能性大なので注意ですね。



午後は子供達の青空アート教室。

去年まで一緒にやっていたグレゴリー先生が転勤になり、あたらしいニッキー先生が放課後子供達を連れてきてくれました。そして子供たちと先生に去年みんなに描いてもらった「自分の宝物」を日本でトートバッグにプリントして販売しその売り上げで新たに画材を買ってきた事を説明し、バッグを買ってくれた人の気持ちを子供たちに伝えました。そしてお題は去年とおなじ「宝物」だと多分また同じような絵になるので、今年は日本の人たちに自分たちの住んでいる村はどんなかんじかを知ってもらおうと、「自分の村」にしました。

今年で4年目になりますが、子供達の表現力がはっきりと伸びてます。描いたり表現したりということは成長過程においてすごく大切な事で、描くことで能も心も発達します。

子供たちにはこう描くべきだとか、上手く描こうとかは一切いいません。
子供がなにかを描いていたら、「それは何?」じゃあそれは「どんな味がするの?」とか「どんな色をしてるの?」って聞けば、自ずと子供なりに「味」や「色」や「重さ」などを表現しようとします。
上手い絵=いい絵っていうしょうもない図式があるから絵が嫌いになる子供がでてきたりするので、自分しか描けない絵=いい絵っていう教え方しないと。「上手い絵」は美大とか行きたい一部の人ががんばればいいわけで子供の発育/成長のための絵はのびのびと好きに描かせてそれを全肯定。上手い下手じゃなくて「自分らしい絵」。下手でもいい絵なんて沢山あるし。

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今回子供たちが描いた絵は3月か4月くらいに、目黒のカフェで展示しようと思ってますので、きまったら又告知します。トートバッグを買ってくれたみなさんほんとにありがとうございました。先週末に発送したのでもう手元に届いていることと思います。

ちなみに冒頭のながい君のライディング写真はこうやって撮りました。パドルにカメラをつけて撮っているのでパッと見「波に乗ってる人を槍でしとめようとしている人」に見えちゃいます。
photo by Teruhisa Kinoshita